鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

彼岸の入り、

2019-09-20 14:57:35 | 思いつくまま

            最高の味でした。

 

 

 きょうが彼岸の入りなのですね。もう我が家ではお彼岸のお墓参りは済ませました。明日から3連休ですが、全国的に台風の影響で天気はパッとしないようですね。3連休だろうが何だろうがこちとらには関係ないですが、今後のことを考えると広瀬川の水量が増えて欲しいです。

            

 鮎釣りが終わったのに、今頃なぜか? そうです、晩秋の鮭の遡上に備えるためです。今の状態では折角遡上してきたサケも分流には入って来れません。入り口の岩盤底の水量、水が少ない。水が流れていれば何とか遡上できるとか聞いたこともあるようですが、それにしても少なすぎます。

 

            

 加えてニンゲンの本性というのでしょうか、浅い流れがあると動かすことのできる大きさの石を並べたがるのです。椅子を並べて川をせき止め、中洲へ行こうとするわけです。その気持ちは分かりますが、これからはそうされると鮭の遡上の支障になります。何とか遡上できる隙間をつくっておきたいとは思っていますが、

 

 ほとんど水量の無い岩盤底に魚用の溝が掘れればいいのでしょうが、鶴嘴を振り下ろす体力がありません。いまから少しずつでも掘っていけばいいのかもしれませんが。こんなことを書くと、何か脱獄の映画を見ているかのようです。コツコツと壁に穴を掘り続け、空調関係のパイプを伝わって脱獄するような。

            

 

                 

 

 【きょうの彼岸花】

 

 18日の朝日新聞の朝刊の「折々のことば」で、ヒガンバナのことを取り上げていました。生態学者の今西錦司さんのことばとして、『生物は、つねに余裕をもった生活をしている。そしてその余裕を惜し気もなく利用したいものに利用さしている。』 と。

          

 鷲田清一さんの解説です。「 ヒガンバナは、花は咲いても実はならない。繁殖は地下茎で行う。だから昆虫に受粉を助けてもらう必要がないのに、立派な花を咲かせ、そこを訪れる蝶に花蜜を差し出す。植物はさまざまな動物に食われ放題。人のように『我利我利亡者』ではなく、『のびのびと』動物たちを養っていると 」

 

 勉強になりました。彼岸花は地下茎植物なのですね。地下でつながっていれば生きられるのか。 何か安心して彼岸花を見ていられそうです。

           

 

 除草作業もほぼ終了のようです。

          

                        上は上流側、下は下流側

 

 でもこの堤防は私が小学校に入るか入らないかの時期にできたので、優に還暦を過ぎています。大丈夫なのでしょうか。 この河川敷きの下の川沿いにももう一段の堤防があります。頭大の石とコンクリートで固めていますが、至る所でその石のいたるところから植物、木が生えています。強度上は問題ありなのでしょうね。

                  

 そうではあっても私にとってはこの広瀬川河原の風景は原風景であり、、生活上切っても切れるものではありません。

 

 

                   

 


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