早い!もう出ていました。
マイブックです。
何に使ってもOKです。
私は、何回も書いていますように、毎年2冊を購入して、1冊は日々の食事の内容を、もう1冊はちょっと芸術的に?生活短歌を書いています。食事の内容ということは、毎日3食何を食べたかということで、まさに生きてきた証し?です。
何冊目ころからかははっきりしませんが、途中からは日々の食事の内訳のほかに、空きスペースを利用してこちらは生きた経済活動の記録とでもいうのか、東京証券取引所での1ドルと1ユーロの為替レートも書いていますし、日経平均株価も新聞から写しています。
世界の経済状況や政治状況が株価に反映されますので、経済は生き物だなと感じることができます。株もやってみると面白いのかもしれませんが、いまさらという気持ちもあり、手を染めてはいません。債権は、国債でも買うことはしません。
これは死んだ親父の遺言でもあります。そうです、戦時国債のことです。無理して?無理やり?戦時国債を買わされたようで、結局換金することはなかったようです。いつだったか以前に手もとに残っている戦時国債をお見せしたことがあります。
マイブックを買ったときのこの本も買いました。天童荒太の新刊です。文春の「巡礼の家」です。税抜1700円ですか。平成に入って彼の本を読むようになって喜んでいます。今や彼の大ファンです。 私の人生の大きな財産となっています。その後彼の本は過去に遡ってすべて読んでいるつもりです。
一番最初に読んだ本は「永遠の仔」でした。とっても分厚い本でした。「巡礼の家」の倍以上はあるとっても読み応えのある大長編小説で、子どもたち同士の連帯感をもとにある大人殺しをからめ、大きくなってからのそれぞれの生き方をとっても興味深く描いています。 四国の最高峰石鎚山の描き方も印象に残るものだったように記憶しています。
今振り返ってみると、ある小説家等の著作をよんで非常に感銘を受けて、その後ずーとファンになり共に生きてきた作家を思い出してみると、大した数にはなっていませんね。ほんの数人くらいですか。 大半は大学生時代に出会っているようです。
同時代の作家ではないですが、倉田百三を知っていますか?今読まれているのでしょうか?晩年は軍国主義日本に取り込まれてしまい悔しくかつ残念な気持ちになってしまいましたが、脂がのっていた頃の著作は素晴らしいものがありました。「出家とその弟子」は圧巻でしたね。読みながら感動して一緒に涙をこぼしてしまいました。
倉田百三の著作は春秋社から発売されていましたが、春秋社は今も健在なのでしょうか。仏教関係の本も多く出していたように記憶していますが。春秋社の本のほかに、古本屋もあさって彼の本を探したりもしました。
あっそうそう、この本は絶対にあげたい本です。世界一長い小説で、しかも未完本である中里介山の「大菩薩峠」です。私の学生時代は角川文庫で出版されていました。確か全26巻だったと思います。
机龍之介が理由もなく年寄りを惨殺するのは序盤も序盤で、その後の展開が、仏教を下敷きに、いろんな女性が入れ代わり立ち代わり登場するのですが、それぞれ個性が強くやめられなくなってしまったのですね。 その後筑摩書房からも大菩薩峠は出版されたはずです。こういう大長編小説が日本で書かれたということは特筆すべきことではないかと思っています、今でも。
他には高橋和巳や竹内好がいますが、きょうはこの辺で止めときます。高橋和巳なんか、当時苦悩教の教祖とまで言われた作家であり中国文学者でした。数年前に河出書房新社から著作集が出たようでした。今のような嘘と欺瞞が日本を覆い尽くしている今の日本でこそ読まれるべき作家ではないかと思うのですがねえ。
竹内好は中国文学者です。彼の書いた現代中国論には大いに感銘を受け、影響も受けました。”嫌中”の本が溢れている今こそ彼の著作も読まれるべきものと思うのですが。(やめときますなんて言いながらも、少し書いてしまいました。)
気温のことを書いていって、そこからいろいろ展開していくつもりでしたが、大きくそれてしまいました。 寒いのです、きょうは。朝から肌寒い。 朝5時で14.8度。7時は15.0度で8時は15.5度。お昼で18.6度、午後5時は17.8度となっています。
結局きょうの最高気温は、午後0時25分の 18.7度 で、最低気温は6時8分の14.7度となっています。遂に最高気温が20度を切ってしまいました。 でも明日は24度くらいまで上がるとか言っていました。
そんな中朝の見守りに立ちました。子どもたちとあいさつを交わし、時に会話を楽しみました。長袖シャツと黄色いビブスだけでは寒かった。だから爪先立ちをしたりしてついでに足を鍛えようと思ったりして。
子どもたちの服装は半袖シャツに半ズボンや短めのスカートの姿が多いですが、しっかりと長袖のシャツを着たり、ブルゾン?を着たりしている子もいました。親の気持ちが反映しているのか。でも子どもたちは元気です。
信号が青の内に渡ろうと坂道を走ってくるというのが何と言ってもすごい!!子どもたちからこちらが元気をもらっているとうのは確かですね。ありがたいことです。
こちらは美味い、旨い、うまいです。 イチジクの甘露煮です。完成品です。
生食用のイチジク
朝市にもイチジクが一杯出ていますが、どれも見た目は硬そうです。ビニール袋に入っていて500円前後ですか。結構高いのです。 そうそう鮎も売られていました。子持ち鮎1匹400円でした。