鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

陽が差しています、

2020-01-17 14:09:30 | 思いつくまま

 

 堤防の前の角を曲がったら、ブロックの上に鎮座ましましていました。

                    

 今朝の東側の空の雲はちょっと変わっていました。後光が射しているかのよう。

 

 今午後2時を過ぎたところです。午後からの外は眩しいくらいに陽射しが差しています。あったかいのはありがたいのですが、本来なら年間で一番寒い今頃の天気としては、これでいいのだろうかと疑問、心配にさえなります。

 

 平地では降らなくても山では雪に降って欲しいですし、春先の水量を溜め込んでおいてくれないと春から夏にかけてが心配になります。今朝のニュースでは寒河江でも雪が降らなくて、サクランボの農家の人が嘆いていました。春先の水分不足が心配となるし、是から急に寒くなったりすると成長に支障をきたすとか。芽がやられてしまうとか。

  

 さっき見たニュースによると、関東甲信越地方では今夜からあす未明にかけて雪、ところによっては大雪になるとかいっていました。東京も雪が降らないし、気温も零度以下にはならないとか、天気に異変?らしいです。

  

 そうですよね、やはり冬は冬らしく、気温も低く、時々は雪が降り、さらに雪が積もったりするというのがニンゲンにとって、植物にとって相応しいことでしょうし。それこそ地球規模の大きな問題になります。

 

 きのうラジオで言っていましか、今現在も燃えているオーストラリアの森林火災ですが、焼失面積は東北地方と関東地方を合わせたくらいの面積とかいうことを聞くともうぶったまげてしまいます。想像を絶します。関東東北地方の面積が燃えてしまって、まだ燃え続けているというのです。想像できますか。

  

 それと今回のオーストラリアの火災で出た二酸化炭素の量は4億トンとかいっていました。これも想像の域を超えていますが、その前のアマゾンの森林火災での二酸化炭素は1億トンだったとか言っていました。

    

 でもオーストラリアの火災は、今向こうが夏ということもあって?全く他人事ですよね。我がことととらえて心配している人はどれだけいるのか。一部アメリカ等の俳優が寄付を募っているとか言っていましたが。

  

 上の写真の崖の上に”県立美術館”があります。今はアイヌの生活用品等の展示をしているのかな。

  

 こういう風に見えます。 逆光で暗く写っていますが。

  

  

 戦前は大日本帝国陸軍の第2師団に属するいろんな部隊が駐屯していたところで、戦後は米軍に接収され、米軍の将校の一戸建ての住宅、木の壁がすべて白かったのが印象的でしたが、があったり、そのほかの兵隊用なのか”かまぼこ兵舎”も一杯ありました。

 

 かまぼこ兵舎と言っても分からない人の方が多いかもしれませんね。見た目がかまぼこに似ているからそういっていたのでしょうが、大きな円柱、トタン張りの円柱を真っ二つにして、横に置いたような建物でした。なかなか実用的ではあったなあと今では思いますが。

 

 アスファルト道路が珍しかった頃から、この米軍キャンプの道路はアスファルト舗装されていたように感じます。そして今の東北大学の萩ホールの下手前にあった大きな工場みたいなところ、太くて長い煙突がついていて、そこは兵舎に暖房を供給するボイラー工場でした。

 

 全く生活様式が違っていましたね。当時のことを書き出したらきりがなくなりますので、このくらいにしておきますが、要は今ある県立美術館は、江戸時代の仙台城があり、その後日本軍のものとなり、米軍にとって代わり、日本が独立してからは国の土地となったものです。

 

 その後いろいろあって県が美術館を造るというので、建設場所について議論した結果今の川内に建設することになったものです。この一帯は東北大学が使用していますし、近くには仙台市の博物館もあり、その後仙台国際センターも建設され、東北大学の萩ホールと相まって、一大文教地区というか社会教育施設が集まったものです。

 

 美術館自体も自然にマッチした落ち着いた建物となっており、何はともあれ今ではすっかり市民県民に愛され親しまれている存在となっています。この美術館の裏にある庭園や池なんかもユニークなもので、私は気に入っています。

 まあ確かに20年か30年も経って修理等も必要になってくるというのは分かりますが、少なくとも外見からはどこもなんともないように見えますし、改修補修するようにした方が安くつくのではないかともいます。

 

 (今朝の分流左岸の草の氷の芸術です。自然は凄いですねえ。敬服です。)

 前書きが長くなりました今県の方針で美術館を旧国立病院跡地に移転新築するという案が出ているわけです。それも唐突に、正にトップダウン方式で天の嫌な声が降りかかってきたわけです。 それも美術館の移転が中心というのではなく、核心は今の定禅寺通りにある、今は狭くなって使い勝手が悪い県民会館を移転新築することにかこつけてそれなら美術館も一緒に移転させようという感じなのです。動機が不純なのです。そう見えるのです。

 だから市民だけではなく、芸術美術関係者からも移転反対の声が大きく強く起きているわけです。今の場所から何が何でも移転新築しなければならないなんてことはありません。県民会館は県民会館として素晴らしいものを移転新築してくれればいいのです、済む話です。

 ということで、長くなりましたが、美術館の移転には反対しようじゃないですか。団結して反対し、撤回させましょう。


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