鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

今日は、(晴れたり曇ったり)

2020-12-09 16:26:34 | 思いつくまま

  

今朝は歩きながら、上の方から聞こえてくるとんびの鳴き声を身近に感じました。

             

  

きょうは午後から打ち合わせ会があったので、ブログは遅くなっています。情けないことに、正直に言うと、     いや、やめておこう、今のところは。てなことを言うとその後すっかり忘れてしまうのですがね。

  

でも、それもまたいいかなと思います。この歳になると、ここまで生きてきたことに自分で自分に敬意を表してもおかしくはないでしょう。まずは、自分を褒めてから、周りの人に感謝するという手順がいいのではないかと思います。

 

一見すると元気そうでも、若く見えても、実際はそうではないことも多々あることです。人は見かけによらずです。前にも書きましたが、「死ぬまで生きる」というのが私のモットーですから、それまでは生き続けます。

 

当然恥をかくこともいっぱいあるかと思います。でも、まあそれはそれでいいのです。心身ともに衰えていくということは、自然なこと、理にかなっていることなのですから。なんでこうなってしまうのか?

 

きょうは朝方は冷えました。最低気温は午前3時5分の1.8度です。そして最高気温は午後2時14分の10.0度です。氷点下を記録するのはいつのことになるのか、少しは楽しみではあります。なんでも来週は冷え込むようですので、氷点下になるかもしれません。

きょう12月9日は夏目漱石が胃の病気で亡くなっている日です。1916年のきょうですね。50歳というのが何とも惜しまれます。せめてあと20年、70歳まで生きて、小説を書き続けていてくれたら、いったいどんな小説を書いてくれたのでしょうか。

 

今更こんなことを言っても始まりませんが、きょうが当たり日だと聞くと、もっと長生きしてほしかったとついつい思ってしまいます。そういうことで言うと、芥川龍之介なんて若かすぎますね、早すぎますね、死ぬのが。自殺だから周りはどうしようもないのですが。

 

やはり社会の悪人、憎まれっ子は長生きし、いい人は若くして亡くなるということなのでしょうか。そう考えると、私自身は悪人なのか善人なのか、生き続けていいのか悪いのか、悩むところです。懊悩して眠れなくなるかもしれません。

 

眠れないと言えば、どういうことか知りませんが、今までとっても寝つきの良かった私ですが、この頃は布団に入ってもなかなか眠りに入らないように感じます。あとから布団に入った妻さんのほうが、早くすやすやと軽い寝息をかいて眠ってしまいます。

   

それなのに、夜中にトイレに1回は起きるのですから、困ったものです。だから日中に眠くなってしまうのですねえ。大雪も過ぎて冬本番になってくると、トイレであっても布団から出るのが億劫になってしまいます。いやあ、いいことないですねえ。

 

そして、彼もきょう亡くなっています。私の大好きな作家の野坂昭如(敬称略)です。きのうは真珠湾奇襲攻撃の日で、ついに対米英との戦争に突入してしまったわけですが、その無謀な戦争の結果、3年9か月の後にこういう悲劇が起きました。

たぶん全国的にいっぱいいたかと思います。空襲等で両親を亡くしてしまえば、待っているのは 飢え と 死 です。それを見事に小説化した作品、日本人なら永遠にそばにおいて読み続けなければならない本、子孫に読み伝えていかなければならない本、「火垂るの墓」です。

手近にあった本です。①「ジブリの教科書4 火垂るの墓」(文春ジブリ文庫)と②「シネマ・コミック4 火垂るの墓」(文春ジブリ文庫)の2冊です。

①「ジブリの教科書4 火垂るの墓」です。

裏表紙です。

文字の部分の拡大です。

「子どもというものは、どんなに厳しい悲惨な状況の中にあっても楽しみを見つけるものです。ふと幸せになる瞬間を描きつつ、その後ろに隠された大きな不幸を感じさせるすごみがある」

       

「ドロップ缶から三個くっついて出てきて、あとからぽろっとかけらが出てくる。節子はかけらのほうをひょいとなめる。甘いものの嬉しさーーあのカラカラする音を音を聞いただけで胸がときめきます」

 

②「シネマ・コミック4 火垂るの墓」です。

 

  裏表紙です。 

文字部分の拡大です。 

    

この絵を見ただけで胸がつまってきます。サクマ式ドロップスの缶。最初は入っていたドロップも、やがてなくなり、いつしか妹節子の小さい骨が入ることになるドロップ缶。この頃はすっかり涙もろくなってしまいましたので、書き進められません・・・・。

 

①の「火垂るの墓」は、山田洋次監督のまえがき、Part1映画「火垂るの墓」誕生、  Part2「火垂るの墓」の製作現場、Part3作品の背景を読み解く、に大きく分類され、各Partには6から7人の人が執筆しています。非常に読みごたえがありますので、ぜひともお手に取って、ゆっくりとお読みください。

 


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