鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

いやあ、心強い、

2020-12-13 14:43:17 | 思いつくまま

  

今年はベートーベンの生誕250年というのに、コロナの関係で大々的なコンサートが開けず、仙台フィルの第九も聞くこと能わずのようです。仙フィルと第九を歌う合唱団も結成されていなかったようですし。

 

3密が何よりも敬遠されますし、大きく口を開けておなかの底から声を出す、しかも150人以上の合唱団を編成するとなると、コロナ禍の現在では不可能なこととなります。去年までは生で2回は第九を聞いていたのに、今年はゼロですか。

 

そういうこともあって、いまCDで聞いています。カラヤン指揮ベルリンフィルの演奏です。私が還暦を過ぎてから、意を決して第九合唱に挑戦することにしたのは、2010年です。それから毎日血のにじむような?レッスンに通い、自宅でも朝から晩まで第九漬けの生活を送りました。

 

2010年から2014年までの5年間、オーディションで落とされることなく、無事テノールで歌い続けることができました。このことは本当によくやったと、自分自身を褒めてやりたいです。いくら褒めても褒めたりません。

 

私としては、変なことでほっとしていると思われるかもしれませんが、10余回のステージ演奏で、第4楽章を待っている間”くしゃみ”が出なくて本当に良かったと思っているのです。

 

これは舞台袖に控えている時からもそうですが、私は鼻が悪く、のどもすぐ傷めるしで耳鼻咽喉科の部類の身体に自信が持てませんでした。くしゃみと鼻水ですね。まさかステージに座って待っている時に鼻をかむことなんてできませんから。

 

涙は出てきましたよ、一番最初の時です。演奏が無事終わって万雷の拍手が鳴りやまない時、煌々とライトを浴びながら立ち続けていた時、不覚にも?涙が出てきました。ヤッターという気持ちがそうさせたのでしょうね。この一度だけです、涙は。

 

何はともあれ、くしゃみも鼻水も出ることがなく終了することができたのが嬉しい限りです。変なことを気にしていたのだなあと呆れられるかもしれませんが、・・・。

 

いやあ、うちの中で生き物を飼うというのはいいものですね。なんかうちの中に核のようなものができたようで嬉しいです。たった5匹の小さいメダカなのですが、毎日、一日に何回も、ちゃんと5匹が生きているか確かめに行きます。

 

そのうち子どもをたくさん産んでくれたらうれしいのですが、第一5匹の中にメスがいるのかどうかわかりません。思うにオスよりもメスの方が高いでしょうからね。メダカの雄雌の見分け方もおいおい勉強していかないと。

 

メダカって普段は同じところにとどまっている感じなのですが、動くときはひゅっと5,6センチ直線的に動くのですね。ゆったりと泳ぐということはないようです。

 

今日は天気予報通り寒いです。気温が上がりません。午前5時で3.6度、7時で3.1度、これだけなら大したことはないようですが、10時では下がって2.9度でした。お昼でさえ、3.0度です。

そんな中どういう考えなのか、こういう人たちがいました。

 

中州に男女の二人組と犬1匹が上陸し、テントを張り始めました。こんなに寒い時に、しかも川の中の中州に、ですよ。自殺行為だなあ、私には。

 

気温の方は午後2時になって6.9度となりました。今午後3時15分過ぎですが、目下の最高気温は午後1時45分の7.4度のようです。今日本海側の地方では雪が降っているのでしょうか。 

               

雪と言えば朝方洗濯ものを保していた妻さんが雪が舞ってきたと言っていました。でも私はまだ見ていません、確認はしていません。

 

「書物は『読まれるために在る』と同時に『保存され保管される』特質もあり、誰に読まれなくても中身が変わるわけではない。私はむしろ積読を勧めていますが、ただし『自分で積む』ことが条件です。」

                

「出版システムが勝手につくる『他律的な積読環境』の息苦しさに抗するには、その中に自分だけの『自律的な積読環境』をつくることが有効なのではないか、と考えています。」

「まず『積読』するために本を買って並べる。好きな作家をそろえたり、上限額を決めてとにかく買ったり、興味のあるテーマを決めて集めたり、その方法は自分で決めます。」

               

               (鳥の写真は先週初めに取ったものです。)

「積読の蔵書が増えてくると、パラパラめくったり、背表紙を眺めたりしているうちに、本と本の関係が見えてきたり、読んでみたいタイミングが自然に訪れたりします、」

「自分の興味と時間軸でつくった本棚を足場にすれば『自己』の輪郭が見えてくる。時折点検し、興味を失った本は古書店に回すなど更新し、環境を持続させていくのです。」

以上引用した文章は、きのうの朝日新聞に掲載された、書評家の永田 希(のぞみ)さんの読書に関する投稿です。 いやあ、ありがたいお言葉です。心強くなります。

良書を探すには、積読のスキルが役に立つとまで言い切ります。

 


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