鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

朝ドラと送り火と

2022-08-17 14:06:39 | 思いつくまま

  

朝方は過ごしやすいのですが、やはり時間の経過とともに気温は上がってきて、蒸し暑さも激しくなってきます。まあ、まだ8月、子どもたちにはまだ夏休み中ですからね。雨ばかりの夏休みでは気の毒です。

  

それでなくても、おととし去年とコロナの影響で夏休みを十分に楽しめなかったのですから、夏休み中くらいはせめて夏らしくあってほしいともいます。夏は暑い、蒸し暑いでいいのです。(猛暑はごめんですが)

  

先週からかCS放送の”チャンネル銀河”では2019年の前半の朝ドラ『なつぞら』を2回分ずつ放送しているということを書き、毎回涙なくして見ていられないとも書きました。

  

今週は、新聞の戦災孤児のことで上野駅での出来事をお知らせしましたし、その時に「刈り込み」という行政による浮浪児の一斉捕縛が時々行われていたということも書いたかな。

  

上野駅等の人がいっぱい通るところから浮浪児をいなくさせるというのが目的でしたが、「なつぞら」の3きょうだい(兄・本人(なつ)・妹)が駅を生活の寝どころとしながらも、日中は闇市でたくましく物売りをしたりして生きてきたわけです。

  

その3きょうだいがばらばらとなったのは刈り込みが原因で、兄は施設に、妹は親せき宅に、本人は父の戦友の北海道の十勝に引き取られていたわけです。お兄ちゃんが手紙を書くからと言っておきながら、手紙がさっぱり来ないので十勝の開拓者の家から一人東京に向かって家出したり、それはもう涙なくしては見られない物語なのです。

  

「なつぞら」の放送のせいか、それまで毎日楽しみにしていた「いもタコなんきん」や「ちむどんどん」の存在が薄れてきました。「ちむどんどん」はもう先がよめたかのような感じがしますし、にいにの扱いがいつになっても変わらず、そんなことが通用するのかといい加減飽きてきました。今後どう展開するか分かりませんが・・・。

  

私にとっての朝ドラの世界の勢力分布?が変わってきました、ということです。楽しみであることには変わりはないのですが、私の中での比重が変化してきているということです。いい年・歳をしていちいち感情移入して恥ずかしくないのか!と言われそうですが、そこは言われてもかまいません。

  

きのうで今年のお盆も終わりですか。きのうは京都の盆の送り火、大文字焼きがあったようです。とってもいい慣習で、生活に密着していますしもうなくてはならない夏の行事だと思いますし、これからもますます大事にしていってほしいと思います。

  

しかしながらこの京都の送り火にはとっても苦い記憶があり、それは11年たった今でも少しくすぶっています。ここまで書けば思い出しましたか?気が付いてくれましたか?みちのくのみなさま!

  

2011年3月11日、東日本大震災、それに伴う福島原発の爆発事故がありました。それから長い長い苦労、筆舌に尽くせない長い長い苦しみや悲しみが至る所で見られました。いまだに原発事故の被害者は救われていません。

                    

救われないまま忘れ去られようとさえしているように感じます。汚染水(処理水)の海洋投棄もいよいよ現実のものとなってきました。ようやっとこのごろは風評被害も薄れて将来に希望が見えてきたかなというところに、汚染水の海洋投棄です。

  

前にも書きましたが、毎日たまり続ける福島原発の汚染水、原因物質を除去しているのだから汚染水ではないというのなら、日本国をとりまく海洋に平等に投棄すべきです。全国が無理なら、少なくとも東京電力の電気を使って生活したり、企業活動に使っている都県の海に人口割りかなんかで処理水を投棄してはどうですか。

   

それなら文句はないです。海洋投棄しても問題はないというのならできるはずですし、平等に痛みを分かちあおうじゃないですか。法律が邪魔をしているらしいのですが、それなら自民党お得意の強行採決で法律を改正しましょう。

             

また、ちょっと話がそれてきました。書こうとおもっていたことは送り火のことでした。京都での送り火の主催者の一人というか心ある男性が活発に動いてくれまして、東日本大震災のたくさんの被災者、犠牲者の心が安らかにあってほしいということで、岩手県だったかなあそこで被災した松の木を京都に持ってきて、送り火で御霊を慰めようという動きがありました。

 

私はこれは素晴らしいことだと思い、もろ手を挙げて賛成したのですが、何となんとナント京都の市民から大反対の合唱です。放射能の汚染が心配だからという理由でしたね。確かに福島原発の影響は福島県だけではなく、宮城県にも周辺地域にも影響はありました。

             

でも、岩手県までは汚染されたりはしていなかったはずです。それなのに、同じみちのくだということで、東北だということで、放射能が怖いと反対され、残念ながらとうとう実現しませんでした。

その京都での責任者は責任を感じて頭を完全に丸めてみちのくにお詫びに来たはずです。申し訳なかったと謝りました。そういうことがありましたよね。思い出しましたか。これは日本人同士の差別の問題につながりますよね。

 

最後に、きょう正午の観天望気です。 天気:曇り、雲量:9割以上、気温:30.0度、湿度:54%、風速:3m/s,不快指数:78 となっています。

 


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