鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

夢が叶いました! 大鮎で巨鮎?

2022-08-30 13:48:46 | 広瀬川

   

今8月30日午後1時50分です。いやあ、きょうの天気を見ているときのうはよかった、きのう川に入ってよかったと改めて思っています。きのうは貴重な晴れの日でした。

   

夜中結構強い本降りだったのですが、朝方になって止んでくれました。登校時間帯が雨であるならば、今朝も交差点に立たなければいけないなと一人で決断?していました。

   

子どもたちにとってはある意味迷惑な存在かもしれませんが、それでいいのです。迷惑だけどいないと困る、いてほしいと思われるような存在でありたいと思っています。

  

子どもたちが大きくなって、ここの交差点を通るようになったとき、ほんのたまにでいいから「そういえば朝方あいさつを強要する白髪のじじいがいたなあ」と思い出してくれたらどんなにありがたいか!!

   

ということで?今日は冴えない天気となっています。気温も上がりません。朝方の天気予報では西日本とかは30度を超えるようでしたが、仙台の予想最高気温はたったの23度です。秋の気配に支配されるのがちょっと早いかなあと思っています。

  

きょう正午の観天望気です。 天気:雨、雲量:隙間無、気温:21.6度、湿度:93%、風速:1m/s,不快指数:70 となっています。

  

いやあ、また関係ないことを書いてしまった。要点だけを簡略に!ということは私にはできないのであります。どうでもいいようなことでも長々と書いてしまうのであります。そこは諦めのほどを。

  

 

きのうは午後2時15分から4時ころまで広瀬川にたった一人だけで竿を出していました。実質1時間半くらいかな。だあ~れもいない川、なんかトワエモアの歌の文句のような感じがしたり・・・。今広瀬川はアユがどれくらいいるのかは分かりません。でも、至る所に大きな鮎のハミアトがあります。

鮎はまだいるのです。日中どこに隠れて?いるのかは分かりません。たぶん深い大きなトロ場でしょうね。そこから朝か夕方石についた苔を食べに出てくるんでしょう。いやあ、本当に大きな立派なハミアトですよ。

このハミアトを見たら、アユ釣り師ならどなたでも竿を出してみたい!となるのではないでしょうか!?実際に掛かるかどうかは保証できませんが。でも、やってみる価値はあるのではないかと思います。あとせいぜい2週間くらいでしょう、仙台のアユ釣りは。

仙台のアユ釣りは最終章に突入しています。それなのに、天気が秋の長雨?みたいでそれが非常に残念です。残り2週間のうち快晴で竿が出せるには何日あるのでしょうか? 焦ってきませんか、もうあきらめていますか。

広瀬川での鮎釣りで、今年は一回も養殖のおとり鮎を買うことはなかったです。一回も買うことなしにここまで来ています。このまま終わりたいとも思っています。 毎度毎度の鮎ルアー仕掛けです。ダイワの2種類ある鮎ルアーのうちのF(フローティング)です。もちろんS(シンキング)も持っています。

竿を出した場所は毎度毎度の同じ場所です。そろそろこの鮎ルアーの効き目というか魔力も消え失せる頃かなと思いつつ、ダメならだめでもいいさと開き直って、同じ竿、同じ仕掛け、同じルアーを使うのです。

前回5分くらいで1匹目が掛かり、2匹目も掛かった(でも引き抜きに失敗思案したが)といういわゆる鮎ルアーで入れ掛かりを経験したところです。9月も近づけば鮎たちも産卵の準備に入ることでしょうから、急流や荒瀬にはいつかないでしょうと思い、瀬頭の少しは流れの穏やかなところを狙います。

でも、現実は甘くはないですね。当然でしょう。アユたちも勉強しているのかな、または話し合っているのかな、警戒心が出てきてもおかしくない頃ですから。5分、10分、15分経っても全く何の音沙汰もなし。竿を持つ右手だけが重苦しくなります。左岸から竿を出していますので、どうしても右腕に負担がかかります。

それで、掛からないのか、それはそれで仕方がない、それでは30メートルほど上流の絞り込まれた深い瀬から釣り下ってみよう、それで掛からなければ今日はもうおしまいかと考えつつ、鮎ルアーを手に持つことなく、そのまま川の中を上流に引っ張りながら移動しました。

人生何が幸いするか分かりません。上流へ上流へという動きが野アユを誘ったのかもしれません。掛かったのです!ルアーが下流に引っ張られます。ようやく掛かってくれた、よお~し何としても引き抜いて野郎ならぬやろうと竿をためて左岸の浅い所へ誘導して抜きの体制へ。

 

大鮎の引き抜きは今のところ失敗はないのです。今回も無事引き抜きました。たもの中には大きな鮎と小さなルアーが見事に入りました。まあ、これで一応まだ野アユはいる、もっといるだろう、もう少し粘ればかかるかもしれないと50メートル(そんなにないか)くらいの距離を行ったり来たりします。

            

1時間くらい粘っても2匹目が来ません。追ってくれるアユはもういないのか、お仕舞かと思いましたが、おとといのブログにも書きましたように、いつかは大鮎で大鮎を掛けたい、友釣りのおとり鮎も掛かり鮎も大物を使ってみたいというのが夢みたいなものでした。

ここでいう大物とは、25センチ以上のアユということです。どうせもうこれが最後かもしれない、今やらないともうやりたくてもやれない、でもさおが7.5メートルの柔らかい竿しかない。仕掛けは太い仕掛けを一応持っている。

ダメもとでやってみるか、町内の人に記念に大鮎をやろうと思っていたが、それはもしかしてダメになるかもしれないが、ここはチャレンジ精神を優先させようと思いました。竿は柔らかくても折れることはなかろうし、逆に強烈な引きにも耐えられるかもしれないし。

3時半過ぎですか、仕掛けをルアー仕掛けから友釣りの大物仕掛けに変更しました。天上糸は1.2号、水中糸は0.8号、ハナカンは8号、ハリは8.5号か9号の3本イカリです。こんな太い仕掛けでの友釣りは初めての経験です。

いやあ、ハナカンを通すときの緊張感は今までにないくらいでした。何しろ大鮎はつねに両手で持っていましたから。曳舟に入れる時も両手でしっかりと握って入れていました。掴もうとしても暴れます。何とかつかんでハナカンを通そうとするのですが、通りません。途中で出てしまいました、失敗です。

2回目に何とか成功しました。そして逆バリをうって川ヘ放します。さぞかしよく動いてくれるだろう、急瀬だって平気だろうなと思っていたのですが、あろうことか大鮎のくせに浮いてしまうのです。沈んでくれないのです。潜ってくれないのです。

これでは友釣りになりません。手前の浅いところからおとり鮎を放して深いところへ導いていこうとしますが所詮鮎は鮎、ニンゲンの気持ちはわかってくれません。 でも、あきらめずに少し上流のほうの水深があるトロ場風のところから泳がせたら何とか潜ってくれたのです。

それで、ねらい目としていた右岸へチの少し波立ちのある、かつ実績のある場所へ誘導に成功しまして、何とか掛かってくれないかなあと軽い気持ちでいたところいきなりです、ガギューンと竿が持っていかれました。下流に引っ張られます。大きな弧を描きます。

  

\(^_^)/、\(^_^)/アー、ヤッタアー。掛かった、追ってくれたじゃないか。必死に耐えながら何とかして左岸の浅瀬にもってこないと取り込めません。この時は竿が柔らかくて助かったのかもしれません。意外にも割とすんなりと左岸に来てくれました。

         

そこからは抜きの体制です。これも抜いてやろうと右手で持った竿にたもを握った左手を添えながら、何とかして二匹の大鮎を浮かせてたもでキャッチしてやろうと思いました。しかしながら、

2匹の大鮎は寄っては来るのですが、水面から浮いてはくれません。3メートル、2メートルと近づいてきますがこれでは近すぎて逆に抜けなくなります。でもまた距離をとって抜くのも大変だろうし、そこでここは一か八か引き寄せで取り込むことにしました。たもはベルトに刺しました。

このときの気持ちは、心臓はもうバクバクです。ここまで来たらなんとしても捕らないと!!1メートル、50センチ、左手で水中糸を、なるべく下の方の糸をつかもうとします。伸びる左手。よし掴んだ!2匹の大鮎がおとり鮎、掛かり鮎の順に空中に出てきます。

 

それを何とか無事にたも網に入れることに成功しました!!!パチパチパチ大成功です!やりました!!アユ釣り人生で初めての経験です。大鮎で大鮎を掛けて取り込んだのは。掛かってくれた大鮎はおとり鮎よりもおおきかかったです。

          

後期高齢者の前の記念すべき一大出来事です。無事達成しました。上が25センチ、下は26センチでした。

 

 

                

 

             


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