鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

雨降りです、

2023-04-07 16:08:32 | 思いつくまま

  

午前中からポツポツ降ったりはしていましたが、午後の後半になってからはそれなりに本格的な雨降り模様となってきました。2階から耳を澄ませば雨音が聞こえてきます。いまCDを聞いているもので。局は古いです、因幡晃の「わかって下さい」です。知っていますか?いい歌です。

               

 

このCDは「君の歌」という4枚物の一枚目のCDで、「翼をください」「さらば青春」「学生街の喫茶店」「心もよう」とかも入っています。若かりし頃はやった歌です。年をとると昔のことに思いをはせるという行為はいいことだと聞いたもので・・・。

             

 

なんか久しぶりに詩でも読もうかなという気になりました。雨の詩を探したらこういう詩がありました。

             

 

 

   あめ  山田今次(1912~1998)

あめ あめ あめ あめ

あめ あめ あめ あめ

あめはぼくらを ざんざか たたく

ざんざか ざんざか

ざんざん ざかざか

あめは ざんざん ざかざか ざかざか

ほったてごやを ねらって たたく

ぼくらの くらしを びしびし たたく

さびが ざりざり はげてる やねを

やすむことなく しきりに たたく

 

ふる ふる ふる ふる

ふる ふる ふる ふる

あめは ざんざん ざかざん ざかざん

ざかざん ざかざん

ざんざん ざかざか

つぎから つぎへと ざかざか ざかざか

みみにも むねにも しみこむ ほどに

ぼくらの くらしを かこんで たたく

 

どうですか?変わった詩ですよね。今まで読んだことのない詩でしたが、この詩は「言葉の響きを味わう詩」として取り上げられていました。経歴をみると、労働運動に従事していたようです。そういわれるとなんとなくわかるような気がします。

言葉の響きというと、谷川俊太郎がまっさきに浮かびますが、谷川俊太郎のわらべうたがあるはずと探したらありました。集英社刊で、「わらべうた(初版1981)」「わらべうた続」(初版1982)の2巻がありましたが、雨に関するものは残念ながらありませんでした。

谷川俊太郎といえば真っ先に何を思い出しますか?『おならうた』ですか。

   いもくって  ぶ

   くりくって  ぼ

   すかして  へ

   ごめんよ  ば

   おふろで  ぽ

   こっそり  す

   あわてて  ぷ

   ふたりで  ぴ ょ

しかし、よくこういう詩が書けるものです。恐れ入ります。

 


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