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きょうは風はありますが、とっても暖かいです。本当は「暖(あたた)かい」よりも「暖(あった)かい」と言いたいのですが皆さんはどう感じますか?”あったかい”の方が”あたたかい”より”暖かい”と感じませんか?ガキの頃から”あったかい”と言い続けてきたし、その方がより実感がこもっているように感じます。”あったかい”が肌に沁み込んでいるからでしょうね。
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きのうの正午は14.2℃と高かったのですが、何となんとナント今日の正午はさらに高く17.4℃なのです。この分では午後はもっと気温が上がるでしょうね。
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きょうは二十四節気の「雨水」とか。天から降ってくるものが雪から雨に代わる時期とか言っていました。立春も過ぎ、雨水を迎え、周りの自然は確実に春に向かっているようです。
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きょうは月曜日です。自主的な朝の見守り活動の日です。私的には子どもたちに会えるひと時ということかな、楽しいひととき、元気をもらえるひとときですね。
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小学生、中学生、高校生、社会人、いろいろな人たちがここの交差点を通ります。一時期は高校の建設に従事する労働者のみなさんが多かったこともありましたが、いまはすっかり前に戻り、小さい子から大きい子まで学校に通う子どもたちの元気な姿が見られます。
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黄色いカバーを付けた小学一年生から、こんなに大きい子が小学生?とびっくりするような大人びた子どもの小学生(ランドセルを見て小学生か?と知るような子もいます)、いろんな形、いろんな色のリュックサックの中学生と高校生たち。ここの公立中学校は私服ですので、往々にして中学生か高校生か判断に迷うこともあります。
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小学一年生の時から見てきた子どもがいつしか背も伸び、中学生となったり、本当に子どもたちの成長は早いものです。驚異的に早いですね。そういう子どもたちの成長ぶりが見られるというだけでも朝の見守り活動に従事する喜びがあり、感激があります。みなさんも条件が許せば是非とも交差点に立ってみることをお勧めします。
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小学校の先生は6年間、中学校と高校の先生は3年間しか子どもたちと一緒にはいられません。でも私は小中高の壁を破って子どもたちと接することができます。黄色い目立つベストや大きめのカラーの名札が子どもたちと接することを保障してくれています。だから、その分責任は重いとも言えるのでしょうね。
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ここの交差点は車の通行が多く、バスも通るし、大きい外車の数も多いのです。一方通行と両面通行があり、見ている方も渡る方も注意が必要です。私としては緊張感をもって立っているつもりです。
かっこよく言えば、積極的に子どもたちを守ろうという気構えでいます。消え去るのみの後期高齢者は消え去る前に、将来がある子どもたちの役に立ちたい、そういう気持ちもあります。ただ、この頃は体調の問題が出てきたりして辛いところです。
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この前見た地元テレビ局の制作したドキュメンタリー『わが子は誉れ 幼くして老いる男の子 懸命に生きた”16年”』(khb制作の一時間番組)。見終わったあと言葉を発することができませんでした。
””コケイン症候群””という難病があるとは知りませんでした。50万人に一人という希少な難病です。コケイン症候群を生まれながらに抱え、両親や二人の弟たち、そして医療関係者に支えられて生き続ける誉(ほまれ)君。
生き続ければいろんな障害が次から次と出てきて、平均寿命は10代後半といいます。9歳の時胃ろうを設置しました。徐々に目が見えなくなり、全身の機能が衰えていきます・・・。
壮絶な人生、周囲の人たちの極限のやさしさの配慮、圧倒されて言葉がでませんでした。こういう人たちもいるんだ・・・。この歳で初めて知りました。
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