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前回のつづき。
ダート林道も終わりいよいよ山道。少し進む度に「小山芳姫の墓」の案内表示。
角度がキツい訳ではないが、杉の倒木やガレた石ころで歩きにくい。私が進むのを拒むかのように大小の枝で道が塞がれたような場所もある。
次第に森が深くなりあたりは暗くなる。熊除けの笛を忘れてきたので指笛を何度も鳴らしながら進む。
谷沿いに歩いて行くと道は更に荒れ、角度も急に。何だか雰囲気が悪いなぁ、と思いつつ小休止。すると左前方の斜面に何か動くものが。
ドキッとして目を凝らすと比較的大きな動物。しかも集団。これまで奥多摩あたりで何度も見ている猿の集団かと思ったが色が違う。猿は白っぽい(気がする)。一頭、また一頭とつづら折の獣道を下りてくる。熊ではない。熊が集団でいたら恐すぎるし、熊は黒い(多分)。
それが7~8頭のイノシシの集団だと分った頃には斜面を随分と下りて来ていて、私が見えているのかどうかは分らないがこちらに向かっている様子。一応存在をアピールする為咳払いを少々…。
血の気が引きそうになったが眉間にググッと力をいれ「向かって来たら自転車で応戦するしかないな」と持つ手を確認。
斜面から谷底に出てきたので「いよいよか!?」と思ったら私の数メートル前を横切りそのまま右の斜面を駆け上って去って行った。
その様はカルガモの親子のようだったがカルガモではなくイノシシという事実。たまたま私の数メートル先が彼らの通り道だったようで、私に用は無かったのだ。
戦意喪失し、心の中及び小さな声で「慌てんなよ慌てんなよ慌てんなよ慌てんなよ慌てんなよ慌てんなよ…」と呪文のように唱えつつ来た道を引き返す。
山で会うイノシシはある意味熊よりも恐ろしいと聞いていただけにかなりビビッてしまった。
ようやく林道に戻り、そのまま帰るのもアレなのでその少し先にある大越路峠の旧道でも行って帰ろうと思い再び自転車を漕ぐ。
すると…。
崩落の為通行止!今年一発目の峠越えは惨敗に終わった。
そして帰宅してから調べて見ると、最初に越えようとしていた粕尾道古道の峠こそ大越路峠の古道らしい。出来れば再挑戦したいがイノシシには会いたくないしなぁ。
前回のつづき。
ダート林道も終わりいよいよ山道。少し進む度に「小山芳姫の墓」の案内表示。
角度がキツい訳ではないが、杉の倒木やガレた石ころで歩きにくい。私が進むのを拒むかのように大小の枝で道が塞がれたような場所もある。
次第に森が深くなりあたりは暗くなる。熊除けの笛を忘れてきたので指笛を何度も鳴らしながら進む。
谷沿いに歩いて行くと道は更に荒れ、角度も急に。何だか雰囲気が悪いなぁ、と思いつつ小休止。すると左前方の斜面に何か動くものが。
ドキッとして目を凝らすと比較的大きな動物。しかも集団。これまで奥多摩あたりで何度も見ている猿の集団かと思ったが色が違う。猿は白っぽい(気がする)。一頭、また一頭とつづら折の獣道を下りてくる。熊ではない。熊が集団でいたら恐すぎるし、熊は黒い(多分)。
それが7~8頭のイノシシの集団だと分った頃には斜面を随分と下りて来ていて、私が見えているのかどうかは分らないがこちらに向かっている様子。一応存在をアピールする為咳払いを少々…。
血の気が引きそうになったが眉間にググッと力をいれ「向かって来たら自転車で応戦するしかないな」と持つ手を確認。
斜面から谷底に出てきたので「いよいよか!?」と思ったら私の数メートル前を横切りそのまま右の斜面を駆け上って去って行った。
その様はカルガモの親子のようだったがカルガモではなくイノシシという事実。たまたま私の数メートル先が彼らの通り道だったようで、私に用は無かったのだ。
戦意喪失し、心の中及び小さな声で「慌てんなよ慌てんなよ慌てんなよ慌てんなよ慌てんなよ慌てんなよ…」と呪文のように唱えつつ来た道を引き返す。
山で会うイノシシはある意味熊よりも恐ろしいと聞いていただけにかなりビビッてしまった。
ようやく林道に戻り、そのまま帰るのもアレなのでその少し先にある大越路峠の旧道でも行って帰ろうと思い再び自転車を漕ぐ。
すると…。
崩落の為通行止!今年一発目の峠越えは惨敗に終わった。
そして帰宅してから調べて見ると、最初に越えようとしていた粕尾道古道の峠こそ大越路峠の古道らしい。出来れば再挑戦したいがイノシシには会いたくないしなぁ。