例年ならばすでに何度もの雪かきに、ちょっと嫌気が差しているころなのに…。
こんな雪の降らない年は、夏には冷夏になるのではないかと危惧を覚える。
それでも今朝は少しだけ雪が舞っていたが
それ以上に強く降る事もなく、いつの間にか止んでしまったようだ。
こういう雪を風花とでも言うのだろうか
冬から春へと向かう晴れた日に
まだ雪の残る山肌を撫でて風に吹かれ飛んでくる細雪。
ひらひらと風に舞い散る桜の花びらのような…。
それにしては、ちょっと時期が早すぎるような気がする。
我が家のばぁちゃんと同じ年のお年寄りがいる友人から電話があった。
友人のばぁちゃんも、どうやら一人で風呂に入る事が出来なくなったらしく
とうとう介護申請をしたんだ…って話。
pochikoさん先輩だから、いろいろと教えてね…って。
そうなんだ…あれだけ仲間内の集まりに顔を出せない我が家に
夫も交代勤務なので、うちに関係なく集まってもらっても良いと言っているのだが
いつも、pochikoさんちに合わせるからと恩をきせる様な言い方だった。
だから、うちに関係なく集まって良いって言ってるのに
うちの為に集まりを持てない言い方されると、とっても辛い…。
どうして分かってくれないんだろうか、何処の家でもこれから先ある事なのに
それでいて、ちょっとくらいの時間出られないの?とか
集まりの時には預けたら良いのに…とか
いろんな事を言われた事もあったけど、まさか昼間の時間ならいざ知らず
たかだか2時間くらいと言っても夜に一人で置くのははばかられる。
ディサービスは夜はやってないし、ショートステイにしても
前以って日にちを組んで施設に申し込んでおかないと取れない事もある。
いろんな事情ってもんがあるのだけれど
介護をした事がない人には、到底理解できないのかもしれないと思っていた。
でも、それはそれで構わないし、それで良いと思っていたが
私の中の心のわだかまりなのかもしれない。
なんだか割り切れない気分だった…。
なぁ~んて、ちょっとシビアになってしまったが
今日の一枚は雪の中に咲いていたタンポポをUP!
暖冬の影響だろうか、1月に厳寒の会津の片田舎に
ちょっとの暖かさに間違えちゃったような、雪を被ってしまったタンポポ。
シマッタ!!って思ってるに違いないと思うと、フッと笑みがこぼれてしまった。