最後のころり観音である、新鶴村の中田観音へと。
ホントは途中で、新鶴村にあるお肉屋さんで
ちょっと 有名な馬のモツを売るお店に立ち寄りたかったのだが
時間もお昼を回って、あんなに色々食べていた夫が、どうやら腹が減ったようで
まっすぐに中田観音へと車を走らせる事にした。
やって来ました三番目のころり観音中田観音!
県外からの参拝者も居て、昼食を取りたいのだが
何処が良いのか、土産物のお店で聞いていたのが興味津々で
どこぞの生蕎麦屋さんを紹介していたようだ。
やっぱり 会津と言えば生蕎麦…なんだろうなぁ~
堂には、銅造十一面観世音菩薩、脇侍不動明王、地蔵菩薩立像の三体が収められており
これらは、東北地方でも珍しい、鎌倉時代の鋳像として、国の重要文化財に指定されている。
因みに野口英世の母シカもこの金銅造十一面観音立像を信仰し
はるばる猪苗代から歩いて一晩観音堂におこもりをして帰っていく月詣りをして
英世の無事を祈願し続けたとされ、野口英世博士が新しい千円札発行されたゆかりの地でもあるようだ。
抱きつき柱のお参りの仕方
歳を取って死病の床についた時には、長患いしないようにと
心の中で念じて抱きついてください…とある。
中田観音の傍にある用水池にアヒルが1羽。
だが淀んだ様な水に、白いアヒルは水に浸かってるところだけ
真っ黒になっていたのが…物悲しいようなな気がしたが
よっし! これでころり観音三社のお参り終了~♪
そこからいくらも行かないうちに新鶴村の温泉施設があるので
そこで久々の温泉定例会だと…美味しいもの~が頭に浮かぶ!
ずっと運転してたので、思ったよりお腹が空いてたようだ。
新鶴温泉健康センター、薬用人参湯へと、ここで私たちは失敗をしてしまった!!
この新鶴村は昔から薬用人参を栽培していて、その薬用人参の湯が有名だった。
以前は別の場所にあったのだが、現在の場所に新しく新鶴温泉健康センター
そして宿泊施設のあるほっとぴあ新鶴が設立された。
うちのばぁちゃんや今は亡きじいちゃんも、よく農作業の合間に通っていたものだった。
近所の友達と、お互いの家の車での送り迎えに私や夫は駆り出されて
ついでに入って行ったらいいべ…って言われていたけど
当時はまだ若かった?私は、どうも年寄りの集まる温泉には抵抗があり
いつも送迎だけで済ませていた。
だから、中田観音なんかも何十回通ったか分からないけど
いつも素通りで、今回が初めての参拝になった。
そんなお馴染みの温泉だが入るのはビギナーなので
入場料一人500円を払い、おまけに利用券のカードまで作ったは良いが
まずは腹ごしらえと! 食堂はどっこだぁ~~?
どうやら売店券食堂のようで、一時くらいだったにも関わらず
ご飯ものはない!と言われる…じゃ 麺類か?とは言っても、あんまりロクなものもなく。
結局夫は500ミリのドライを一本と焼きそばで、私は天ぷら蕎麦を頼んだのだが
インスタントらしき? 焼きそばと…暖めただけのような天ぷら蕎麦と
何だか一気にテンション下がってしまった。
薬用人参で有名なんだから、薬用人参の天ぷらとかあるかも!って
期待は見事に裏切られた、そういう地産地消のメニューや土産物は
宿泊施設の方じゃないとないらしく…思いっきりドン引き!
やっぱり こういうとこはじいちゃんばぁちゃんが
おにぎりだとか漬け物なんかを持ち寄って、お湯に入って昼寝して
朝から晩まで、世間話をしたり三回も四回もお湯に入ったり
そういうとこなんだなぁ~と感じた。
軽く食って温泉の帰りに何か美味いものを食ってくべ!という夫の言葉を信じて
温泉に入ったのだが…時間的なものだろうか、それとも私が神経質なのか。
シャワーを浴びて体を洗う足もとに、使ったお湯が流れるようになっていて
端っこから排出されるようになっているのだが
そこには髪の毛がベッタリで垢の浮いたお湯が溜まっていた。
これってマイナスポイントだよなぁ~
ちょっとため息で温泉に入る、気持ち温めかな…人参湯とはあったが
一か所だけ、お湯の出口に何やらの袋…あれがたぶんそうなのだろうか?
薬用人参の匂いも何も全然感じられない…けど
ひょっとしたら風呂の淵がヌルッと感は薬用人参の効果なのか?
全然 わっかりません!!
それでも露天風呂はなかったけど、あちこちのお湯に浸かって
上がって行くと、ちょうど夫も上がったところで
長居せずに早々に新鶴温泉健康ランドを後にした。
そっからがいつものパターンで、どこで何を食べに行くの?って聞いたら
あんまり腹空かないから、たいして行きたくもないな~っと。
ああ~~ なんかそんな気がしていたよ…いつも自分の事ばっかで
私が楽しみにしていた美味しいものは…今回全然なしで、何だかドッと疲れが出てしまった。
やっぱりなぁ~ 分かっていたけど、もう一緒には出掛けないぞ!!
そんなふうに毎回思うのだが…出掛けちゃうんだろうなぁ…^^;
そんな自分がちょっと腹ただしかったサービスドライブ。
走行距離約90キロ、ころり三観音のお参りをして
何となく腹ただしい思いが残った今回のプチドライブ。
これも腐れ縁かと諦めたが、ただ心残りは美味しいものを食べたかった!という顛末。
という事で、一枚だけ撮った新鶴温泉からの帰り道の風景をUP!
季節はどっぷりと秋!!