何か喉に引っ掛かっているような残留感があると言うか
思いっきり好きな所へ自由に走って写真を撮りたい…!!
けっこうストレスが溜まったようで…そんな言い訳をしながら
先日の秋晴れの日のぽっかりと空いた午前中の事。
これはサービスドライブをしたご褒美かも!って、勝手に解釈♪
何処へ行こうか…いつも急な事なので行く先も決まらずに、とにかく車を走らせ
ちょっと考えて…以前行った蓋沼辺りが時間的にもちょうど良いのではないかと
再び蓋沼へと…プチドライブ。
美里町の山へ向かうまっすぐに伸びた舗装された道。
その両側の田んぼはすでに黄金色の海が波打っている。
遠く連なる山々の上に浮かぶ雲は秋の色に染まって
蓋沼森林公園の標識から山道へと入っていくのだが
こちらも山間の道の両側にはススキが…まさに秋の風景。
まさにススキの回廊!!というには、少し大げさかも^^;
こういうところを写真を撮りながら走ってみたかった!
気持ちが解放されていくような気がする。
案内板の下に張られた、熊出没注意の看板が生々しい。
蓋沼の駐車場に着くと、すでに何台かの車が停まっていたけど
キノコ採りには早くはないか? 釣りが目的なのか、すれ違う人は見かけられなかった。
駐車場から少し奥まった所まで歩いて行くのだが、途中に熊出没中の看板が
思わず辺りを見回してしまったけど、聞こえるのは小鳥のさえずりか。
が、時おりの風に木立という木立がざわめき立つような音がする時があって
沼の辺り全体がうねりをあげるような、ちょっと怖いような気がする。
まさに一人…を感じさせる…そういう孤独感が何とも言えなかったりするのだが。
ここが一番大きな古潟沼という。
古潟沼から途中遊歩道を通って蓋沼へと、鬱蒼と茂った獣道を
雑木林の間から見える蓋沼は、不思議な静けさを醸し出していた。
可憐な野草と昆虫を見ながら、ゆっくりと膝の負担にならないようにと…。
木漏れ日から覗く太陽に、少し汗ばんでくる。
すでに紅葉は始まっていた。
この遊歩道はグルッと蓋沼を一周できる様になってはいたのだが
けっこうな距離があるのだが、木立に遮られ蓋沼の全貌が見れないのは残念な事だ。
案内板の上部にある小さい沼が蓋沼。
また蓋沼周辺はかなり大きい公園となっており
この辺り全部を制覇してみたい!そんな野望に駆られる…(^^)v
それでも一人の自由時間を満喫…思う場所で野に咲く花に心を和ませ
景色に感激して、その瞬間をカメラにおさめ、これがプチドライブの醍醐味かな。
私には、こんな時間が必要だったような気がする。
追われるような生活から、ホンの少しだけ解放されたようだ。
という事で、秋の気配が色濃く感じられる浮島をUP!