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あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ジジババトリオで達沢の不動滝を見に行く。

2012-06-29 22:04:21 | プチドライブ・地域の事

夫の姉さま、今年に入ってから体調を崩したり
足を痛めたりして、どうも気が滅入ってしまっているようで
60を過ぎるとあちこちにガタが来るんだべなぁとボヤいていたけど
いつも元気印の姉さまなのに、急に気弱になってしまったみたいだった。

先日の事、夫がお休みだったので
姉さまを誘ってプチドライブへと行く事にしたのだが
迷ったけど、夫にも見せたいと思っていた達沢不動滝へと決定!
どうせ私が運転するのだから、行き先くらいは決めたってバチは当たらんだろ(^^)v

って、私は何度か行ってるのだけど
きっとマイナスイオンとかオゾンとかで
姉さまの気分が軽くなるのではないかなぁと、そんな気持ちもあった。

10時頃に姉さまのお宅へと迎えに行き
車に乗り込んだら、さっそく冷たいドリンクの差し入れ
しかも夫には泡の出るヤツで、どうせ運転しねだべって
なんぼ弟がめごいからって…甘やかし過ぎだ~姉さま(笑)

相変わらず車では、いろいろとお喋りしながらだけど
やっぱり以前ヒメサユリを見に行った時の勢いは見られなかった。
お約束のガハハ!!笑いが出て来ない。

車は国道を猪苗代方面へと走り、それでも猪苗代湖が見えた時には
いつ振りだったべかぁ~猪苗代湖なの見たの…と、とても喜んでくれた。
梅雨とは思えないような陽射しにキラキラと光っていた猪苗代湖から
世界のガラス館や野口英世記念館を通り過ぎて
猪苗代町から福島方面へと軽快に走る。

しばらく行くと大きな道路標識があり
矢印右折に中の沢温泉方面へと、道なりに町からへと
林道を走る事数十分…ようやく達沢の不動滝へと到着。


ふくしま緑の百景に指定されている、達沢の不動滝と原生林

車を木陰に停めて、降りて来た夫と姉さま
わぁ 涼しい!!と、陽射しを遮る濃淡の緑の葉から木漏れ日が眩しい。

戊辰の道の方から回り込むように木の鳥居をくぐり
トンネルの様な杉並木…とは言っても短いけどね。
湿ったような道を歩いて行けば、大きい木が岩をも包み込む様子や
山の斜面から滑り落ちそうになりながらもしがみ付いている木々
驚愕さえ覚える。

戊辰の道…戊辰戦争の時、西軍が東軍を追撃する為に突破した道で
会津への総攻撃で母成(ぼなり)峠が破られ
この道を通って会津へ侵入され、白虎隊の悲劇へと繋がったのだそうだ。


会津…至る所に戊辰戦争の痕跡が見られる。

ともあれ、ゆっくりと三人してせせらぎの音を聞きながら
そよ吹く風に思いっきり深呼吸!
新緑色の空気が肺の奥にまで浸透していくようだった。


木漏れ日が眩しい!!


苔生した岩とせせらぎと…。

森林浴の効果はマイナスイオンとかフィトンチッド効果だとか
「樹木から放散されて周囲の微生物などを殺すはたらきをもつ物質」
これをフィトンチッドというらしい。
他にも緑の色彩効果や自然のハーモニー、緑のフォルターなど…。

大木に抱きつくと木の精気がもらえると、大木にしがみ付く姉さま。
夫と二人、きっと姉さまの毒気に大木が枯れるな…ボソッと(笑)
枯れはしないにしても、姉さまの人型に黒く焼けたようになったりとか
まあ、聞こえないと思って言いたい放題の夫と私。


大木を前に、まさに抱きつこうとしている姉さま(笑)

平日だったが最近の暑さの為か、思ったよりも訪れる人は多く
すれ違うたびに「こんにちは」の挨拶が心地いい。


まさに緑のトンネル!


手を洗って口をすすいで…ひんやりとした美味しい水

やがて滝の音が聞こえ始めると、まず目に入ったのは女滝で
楚々とした感じの日本美女って感じに対して
ダイナミックな男滝の落差雄滝落差10m、幅16mの飛沫は
少し離れていても霧状になって降りかかって来る。


女滝


男滝 その①


男滝 その②


男滝 その③


男滝 その④

すごい、体が浄化される様な気がする…と、滝の傍まで降りて
夫と姉さまは初めてなので、すごく喜んでくれた。
やっぱりここに来て良かった。

帰り道では少し元気が出たようで
次はどこか行きたいところはあるかと聞いたら
猪苗代のハーブ園へ行きたいという姉さま。
どこへだって連れて行きますよ~ と、車は一路猪苗代町へと戻っていく事となる。

 

 

 

コメント (38)
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