今日は立春だというのに
春とは名ばかりの、一日雪がチラついて
梅の花の代わりに凍てついた赤い木の実に冬の華。
先日の事、買い物で若い主婦さんからオバちゃんと呼ばれた。
今までオバちゃんとか呼ばれた事がなく、ちょっとドキッとしちゃったけど
おかあさんと呼ばれると、アンタのおかあさんじゃないと言いたくなり
かといって、おばあちゃんなんて呼ばれたら悲しくなる。
確かにオバちゃんだよな~ワタシ。
スーパーで話をする人は大概知り合いなので
特に名前を呼ぶ事もなく、顔を見合わせると挨拶から始まって
今日は天気が良いとか、雪で嫌だね~とか
はたまた今晩のオカズの話に盛り上がりったりしていた。
オバちゃんか…自分では若い気をしてるけど
相手から見ればオバちゃんで
そういう年代になったって事なんだよね。
先日に見たテレビ番組で言えば、バナナ世代ってよりか
団塊世代よりもチョイ若いDC洗礼時代(54〜60歳)!
給食もきな粉揚げパン? んなのなかったな~
牛乳も脱脂粉乳だったし、バナナなんて特別な時くらいしか食べられなかった。
靴下もちゃんと三つ折りで、ルーズソックスから…今は何なんだろ??
それでも、ちゃんと初恋なんかも経て
人並みに若い時はあったのだよ、娘時代ってヤツが!
でもね、オバちゃんって声かけられるので嫌いなのではなく
辛い事もあったが楽しい事もあったり、結婚していろんな経験を重ねて
子共も3人ボコボコと産んで、しっかりと育て上げた…たぶん(笑)
それを踏まえて今があるわけで…自分が望んだわけでもないのだけど
いつの間にかオバちゃんになり、だからって落ち込んでいるわけでもなく
どうせならステキなオバちゃんと呼ばれたいじゃない?
どんなオバちゃんがステキなんだろう?…考える。
だけど、思いもつかずに
ただ健康に気遣い、いろんな事に興味を持ち
生き生きと一日を過ごす…そんなとこかな~
気が付くと同じ事を何回も話してるよ~と言われ
立ち上がるのに「どっこいしょ!」と言い
夕ご飯の後はコタツでゴロリと横になり
本のページや新聞をめくる時、指先をペロッとやる。
……なんだか、ステキなオバちゃんとは程遠いぞワタシ(~_~;)
という事で、霧深い朝の風景をUP!