ひと雨ごとに春は深まっていくようで
雨上がりには、いろんな植物がニョキニョキと萌え出し
晴れた日には、顔を出した植物が青味を増す…この頃。
先だって掘り起こした大根で切り干し大根を作った。
一挙にぶっとい大根が何十本も消費出来るはずもなく
朝から晩まで大根ばっかし食べてるわけにもいかないし
それでも10本近くは、お友達へとお裾分けをした。
私の足の様な大根…ペットボトル対比!
ザクザクと拍子切り。
大きな鍋でサッと茹でてから干す。
関東辺りでは、そのまま切って干した物が多いが
この辺りでは、春先に埋めて保存して置いた大根を掘り起こして
それで茹で干し大根を作る所が多く、早春ならではのものとなっている。
っていうか、ホントは乾燥した冬の冷たい風が良いんだろうけど
悲しいかな会津では、その時期は雪が降るので
乾燥ってよりも凍み大根になってしまう。
一輪車の上に、古いゴザを敷いて茹でた大根を広げる。
急な雨の時など、すぐに屋根の下へ移動できるし♪
それだけでは余ってしまったので、干しアミも使う。
凍み大根と切り干し大根とじゃ根本的に違うんじゃないかな?
と思うのだが、どうなんだろね?
切り干し大根は、大根に含まれるたんぱく質分解酵素「アミラーゼ」が
大根のアミノ酸成分を分解する時に出る旨みが出るようで
自然乾燥された茹で干し大根は、糖分が甘味に変わりあめ色となる。
だんだんと干上がって行くよ~あめ色っぽくなって来た。
干しアミの方が早く乾くみたい。
底の部分も網になっているので風通しが良いんだね^^
よっしゃ! カラカラに乾いて出来上がり♪
また、茹でて干したものは生の大根に比べて
食物繊維はおよそ20倍で、カルシウムは12倍
そしてリンは17倍、マグネシウムも10倍に栄養が凝縮されるんだよ~(^_^)v
ヘルシーだし、なんか栄養価植物繊維共にバツグン!!
実際スーパーで売ってる切り干し大根と
茹で干し大根を比べると、手間がかかっているからか
茹でてから干した方が美味しいからか…どうかは知らないけど
価格が倍くらい違うのにビックリする。
ザルに山盛りの茹で干し大根!
先日 お友達が来たので、お裾分けをした。
保存も利くので、葉玉ねぎと一緒に煮物にしたり
今まで作った事がなかったけど、サラダなんかにも挑戦してみようと思う。