田植えが終わったあぜ道の散歩コースを歩くのが爽やかな季節となる。
まだ青々とは言い難いが、田んぼにチョコンと稲が顔を出して
もう少ししたら根が張ってシッカリと頭をもたげ始め
育って行くのを感じるのは嬉しい事だ。
田植えの終えた田んぼを見ながら歩くのは爽快感♪
道端のキュウリグサが可愛らしい。
ひときわ色濃いハルジオンの花
自生の…アヤメか花菖蒲?
そんな季節の移り変わりを感じながら、相変わらずにヒメさまとのお散歩。
ハルジオンやキュウリグサが初夏を思わせる風に揺れて
一年のうちで一番良い季節かもしれない。
ゆっくりと歩いて行くと、見慣れない水鳥が目に入る。
なんだか茶色ぽい鴨と一緒にいるのだけど
あきらかに鴨ではない…こんな鳥は初めて見る。
遠く田んぼの土手にはゴイサギのツガイを見つける。
のんびり~と田んぼの中を鴨が泳いで…長閑だぁ~。
ん? ちょっと見慣れない鴨が見える!
そうそう、以前どこかで見たオシドリじゃないのかしら?
そう思いながら何枚か写真を撮り、家に帰って調べてみたら
やっぱりオシドリのオスに間違いなかった。
オシドリって仲の良い夫婦の代名詞に使われるくらいの水鳥じゃなかったっけか。
それなのに一羽とは…おーい、オシドリの奥さんはどうした?
そんな問いかけには答えようとせずに…あは、当たり前か(笑)
土手で寛ぐオシドリと鴨
毛づくろいをしている。
鴨と二羽で仲よく田んぼの中ほどへと泳いで行く。
もしかして、ひょっとして…鴨が奥さんだとか?
そういう事あり得るのだろうか、オシドリと鴨とじゃ違い過ぎる。
シラノ・ド・ベルジュラック? いや、ロミオとジュリエットくらいか
とにかく同じカモ科ではあるけど、鴨ではないし
異種交友ってもあるのだろうかね~水鳥界にも。
二羽の愛の空間かも^m^
静かなのんびりとした時間を満喫してるみたい。
人間が国際結婚をするようなものかも^m^
それにしても、写真では見た事があったけど
こんなふうに実物を見るのは初めてだが
オシドリってあまり他のカモとなじまず
オシドリだけの群れを作るんじゃなかったっけか?
いや~実物のオシドリが見れるなんて、なんと感激な事か♪
そんな悶々とする思いの私を尻目に
土手でのんびりと毛づくろいをしたり
奥さんと思われる鴨と一緒に泳いでみたり
それにしても羽は派手めだけど、意外と頭でっかちなオシドリ
なかなか見られない水鳥が見れて嬉しかった。