お昼を過ぎて本降りの雨模様になった。近くのお宅の手入れの行き届いた庭木が、見事な新緑で本当に美しい。我が家といえば、二年程前妻が持ち帰って挿し木をしたくちなしが、見事に根付いて三輪ほどの花をつけた。わずか三十センチほどの高さで、切るわけにも行かずただ眺めて楽しんでいる。気になるのは去年の「加藤清正シンポジウム」でいただいて植えた、大分鶴崎の法宣寺の銀杏の実だ。毎日眺めているが発芽が確認できない。大丈夫だろうかと一寸不安になる。紫陽花はたくさんの花を咲かせそうだ。種が飛んでベゴニアがあちこちに自生状態で広がって花を咲かせている。カーポートの床の割れ目には「根性者」が小さな花をつけた。この季節は本当に元気をもらえる。
季節の移ろいは確実で、知らぬ間に齢を重ねる。まだくたばるわけには参らぬが、いろいろ気になる昨今である。
季節の移ろいは確実で、知らぬ間に齢を重ねる。まだくたばるわけには参らぬが、いろいろ気になる昨今である。