私たち位の年代だと尺貫法もメートル法も両方理解している年代で、1貫目は3.75㎏であることはよく承知している。
「お前の体重は」と聞かれて16貫と答えると、それは何㎏かと問われる。すると頭の中で暗算をして56㎏と即答するのだが、16×3.75ではなく8×7.5と計算するわけだ。私の小学生時代は60㎏だった。現在はといえば言わぬが花・・・・・・
NHKのドラマ「銀二貫」が放映されている。あまり見ていないが題の「銀二貫」には大いに興味がある。筋書きはNHKのサイト「木曜時代劇・銀二貫」を見ていただくとして、このお金は元々、火事に遭った天満宮再建の為に、寄進するために用意されたものであったとい筋立てが進行していく。
現在の銀価格はグラム当たり約72円ほどである。二貫目7、500グラム×72円で518,000円であるが、当時はこんなに安いものではない。
「ドラマの見どころ」をみると、小判で33両ほど現在では300万円ほどだと解説している。価値の変動で何倍にもなる事があつたとも記してある。
江戸時代のいわゆる「三貨制度」はなかなか理解が難しい。
次回の史談会ではゲスト講師を御迎えしてこの「三貨制度」についてお話を伺うが、予習の為と思い「江戸のお金の物語」などという本を読んでいるが、何とも難しくてちんぷんかんぷんである。