津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■朽木内匠殿「家来甲立物指物附」

2017-12-04 15:57:49 | 人物

 「定彦さん」を順養子にしようと頑張っている朽木内匠の「家来甲立物指物附」である。
日付が文化十三年十一月とあるから、まさに「定彦さん」問題で頭を悩ましている真っ最中である。
指物の家紋は「四つ分銅の内、隅立て四ツ目結」紋とでも呼ぶのか、非常に珍しいデザインの朽木家の家紋である。
隅立て四ツ目結紋は朽木氏の家紋である。

                  

 

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■河方安右衛門殿

2017-12-04 12:42:03 | 史料

 河方家の初代は、松下民部少輔述久である。綿考輯録(巻五)においては次のように記されている。
          
或記に松下民部小輔述久、古今箱禁裏に持参仕候由、田辺御出城の刻も御忠節申上候と云々、
        何れもいふかし、右松下は加茂の神主の弟也、述久は従五位下、禁裏に勤居たり、鞠歌の御伽
          として、幽齋君御懇に有之、内々御和睦をも御取持仕候段は、先祖附にも段々書加来候、後に
          五百石にて御家に来、
二代目に至り河方姓を名乗った。この指物の主の安右衛門殿は安永二年の年号から推測すると、宝暦六子五月廿一日触頭(五百石)についた七代目か?               

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