津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■遂に発見したこの写真

2023-05-28 11:04:10 | 古写真

 市電が熊本市公会堂の前を走る写真がありそうなものだと探していたら・・・あった。

    

 熊本百景の内「洗馬川および公會堂付近の景」とネーミングされた絵葉書である。
洗馬川とは現在の坪井川のことだが、当時はそう呼んでいたのだろうか。右手に御幸橋がありその向こうに公会堂日本館と公会堂が見える。左端には市電が見え、市役所前から坪井川沿いに来て、桜町の大通りに入る様が写されている。
山頭火が酔っぱらって市電を止めたというのはこの辺りのことであろう。
    (この写真は、Postcard Museumの文字があるように、此の版権は神戸市にある「絵葉書資料館」に属している。そこでA4サイズに拡大した写真を
     一枚注文したいと思っている。写真が手元に届くまではお許しいただいて、到着次第写真をスキャンして差し替えようと思っている。)

 大正13年、熊本市は桜町一帯で「国産共進会」というイベントを行っている。そんな時期にはまだ市電は桜町を直進していた。
公会堂は13年の暮れに竣工したとあるから、この写真は国産共進会も済み賑わいが一段落した後のものであることが判る。
市電の路線が現在のようになるのは、昭和3年のことである。


     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■最後の奇跡の現象

2023-05-28 07:33:41 | 徒然

 熊本地震後、今のAPに引っ越してきてから7年を少々過ぎた。
ある朝、玄関ドアのドアスコープがやけにまぶしいことに気付いてもしやと思い反対側の壁をみてみたら、見事に七色に輝く像を刻んでいた。地震から三年後(2019)のことである。  ■一瞬の奇跡
2020年6月22日には■日蝕から14時間目、21年6月23日に■季節を知るすべ、去年6月23日に■サボテンの花と共に・・
と毎年この現象が気に成ってブログに書いた。
日にちがあまり変わらないのは、この時期にこの現象が起こる事を記録していたからのことである。

 引っ越しを前にして、この現象が見える時期はもうここにはいないなと妙にセンチメンタルになっていた。
処が今朝の事そのドアスコープがやけに光って見える。我が家の玄関には人感センサー付きの照明器具を付けているから、壁に像を刻んでいる事には気が付かないでいたが、スイッチを切ってみると何と壁ぎりぎりのところに像を刻んでいた。
ということは、例年今の頃にはこの現象は起きていたころになる。
約一ヶ月、ドアスコープの真正面に太陽が位置し、反対側の壁に虹色の数センチの玉を描き出したことになる。
今年は最後の証拠写真を撮影しようと思うが、光の道を遮らないように撮影しなければならないから、これがなかなか難儀なのである。
台風の影響で太陽が昇る日が少なくなりそうなので、明日も早起きしてチャレンジしようと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする