先日耕運機を修理した時、エアフィルターがオイルにまみれでした。その後、この耕運機のエアフィルターを注文しました。注文支払い後2日位して、郵便で新品のエアフィルターが届きました。これから、春になってこの耕運機を使う機会が増えるので、さっそく新品のエアフィルターに交換することにしました。
右下の箱が、届いた耕運機(Honda F410)の新品エアフィルター
早速、耕運機の古いエアフィルターを取り外すことにしました。この耕運機は、私が八王子に住んでいた頃から10年以上前から愛用した機種です。ところが5年位前のある日、この耕運機を盗まれてしまいました。このため今の耕運機は、おんぼろの中古品を安値で購入した二代目です。バルブなどを分解修理するなど使い慣れた同じ機種を、やっとの思いで探しあてて購入したものです。
エアフィルターの蓋部を取り外し 古いエアフィルターを取り外す
新品のエアフィルターに交換する前に、古いエアフィルターと比較してみました。すると、新品はフィルターを覆うようにスポンジで覆われています。スポンジと内部フィルターの二重構造になっていました。内部のフィルターは明るい色をしています。古いものは、スポンジが無い上にオイルまみれで暗い色をしています。
左は新品のエアフィルター、右は交換前の汚れたエアフィルター
エアフィルターを据え付ける場所に少しオイルが溜まっていたため、布きれで拭きとっておきました。取り付け後、エンジンをかけると快調に動きました。まだ他にも不具合があるかも知れませんが、そのつど修理するか調整しようと思います。子供の頃から機械などの修理が大好きでした。そのためか、今頃の年齢になって自分で修理できる喜びをかみしめています。
新品のエアフィルターを取り付け エアフィルターを交換し終わった耕運機
山の木を伐採していたら突然チェーンソーの刃がポロリと外れてしまいました。このようなことは初めてです。木が倒れる直前に切り口からチェーンソーを外すタイミングが悪く、刃を挟んでしまい運悪くそれをねじってしまったことが原因だと思います。チェーンソーの操作ミスです。それに伐採を続けているとだんだんチェーン状の刃が伸びてきます。すると、だんだんチェーンがたるんできます。定期的にチェーンのたるみを取らなければなりません。そのメンテナンスをおろそかにしたつけもあります。
チェーン状の刃が外れてしまったチェーンソー、伐採時の操作ミス!
チェーン状の刃を元通りに取り付けるには、いったんチェーンソーのガイドバーを緩めます。そして、チェーン刃をガイドバーの先端にかけ直します。チェーンの張りを直すため、チェーンソー本体の張りを調整する穴を回した後、その張りをそのまま固定する2個所を固定します。このようにして、チェーン刃をかけ直しました。今後、チェーン刃そのものを交換するときも同様な方法を取ります。
チェーン刃をガイドバーの先端にかける 先端にぐるりとチェーン刃をかけ直す
これまで何度もこのチェーンソーのメンテナンスをしたので、かけ直すことは容易にできました。今回はたまたまメンテナンスの道具を山に持ち込んでいたので、その場でチェーンをかけ直すことができました。木を伐採する時、常に刃を研ぐヤスリなどのメンテナンス道具も一緒に持っていくことが大切であることを思い知りました。
チェーンをかけ直して、丸の部分を回してチェーンが弛まないように張る
そもそも今回チェーン刃が外れた原因は操作ミスですが、もう1つの原因がありました。それは、チェーンオイルが無くなっていたことです。少なくなっていることに気が付いていたのですが、今回の伐採中に完全に無くなったようです。伐採前の点検ミスです。チェーンオイルが無いと、チェーン刃がスムーズに回転しません。つまり外れやすくなります。チェーンオイルを満タンにしておきました。農機具点検の大切さを改めて知りました。
空っぽになったチェーンオイル チェーンオイルを注ぐ
続いてハンマーナイフモアの刃の交換作業をしています。1日1列しか交換できません。今回が3日目で、ようやくすべての刃を交換することができました。一般的な草刈機は刃が一枚です。このため、その1枚だけを交換するだけで済みます。ハンマーナイフモアは、15枚以上あるため、単純に考えれば15倍の手間と時間がかかります。
刃を交換しやすい体勢に 1枚(一対)の刃、これが15個ある
交換作業をしていると、だんだん交換の要領がつかめてきました。その要領の一番は、割りピンの外し方です。最初、おたまじゃくし状の尾の部分を叩いて抜いていました。しかし、この方法は尾が割れたり曲がったりして、結局割ピンが壊れるケースが続発しました。何度かトライしているうちに、割ビンの首から頭に向けて叩けば、意外と簡単に抜けるのです。
〇の方向に叩き込むと簡単に割ピンが抜ける、×の方向はダメ
この割ピンの首から頭に向けて叩く方法を知ってから、割ピンが壊れなくなりました。この方法はその道のプロにしてみれば、当たり前の方法だと思います。いろいろ苦労しながらやってみて初めて分かりました。抜いた割ピンはハンマーでまっすぐになるように整形します。そして、刃を入れ替えた後、再びピンにはめ込みます。
だんだん割りピンが抜ける 曲がった割ピンをまっすぐに整形
ところで前回、壊れた割ピンの代わりに釘を用いて応急処置しました。DIYのお店で割ピンがないかどうか探していたら、ちょうど同じ割ピンが見つかりました。しかもステンレスの割ピンです。この割ピンを使えば、もう錆びつくことは無くなると思います。釘で代用した割ピンを取り外して、購入した割ピンをはめ込みました。
購入した割ピン、右は錆びた割ピン 新品のステンレス割ピンをはめ込む
はめ込んだ新品の割ピンは曲がっていないので、スムーズにピンの穴に入りました。そして、割ピンの裾を二つに割るように曲げました。ハンマーナイフモアは高速で雑草を粉砕しまた。その草のかけらが割ピンに絡みつかないように、丸くなるように強く曲げておかなければなりません。今回、3個の新品ステンレス割ビンを使いました。今後は、最低でも2年に一度は刃の摩耗度や割ピンをチェックする必要があると思います。
粉砕した草が絡みつかないように、丸く強く割ピンの裾を曲げる
ところで、最後の刃一つが全く交換できません。ピンがどうしても抜けないのです。割ピンは抜けたのに、ピンがまったく抜けません。このような時、ピンがはまっている外側をバーナーで熱します。熱で膨張して抜けやすくなるのです。このようにして無事ピンを外して、最後の刃を交換することができました。刃の交換(入れ替え)に多大な時間を取られてしまいました。次回、空いた日に畑の雑草をきれいに刈って粉砕しようと思います。やれやれ、無理な姿勢での刃の交換に疲れました。
バーナーを熱してピンを外す これで刃をすべて入れ替え
おんぼろ中古ハンマーナイフモアの刃の交換に手間取っています。手間取っている理由は、刃を交換したり油をさしたりするメンテナンスの形跡がなく、刃を止めるピンや割ピンが錆ついて固着していたためです。まず割ピンを外すのが大変です。いくつかの割ピンは破損してしまいました。
刃の交換に手間取っている中古ハンマーナイフモア
一番やっかいだったのは、割ピンが破損して残骸がピンの穴に取り残されて詰まってしまうケースです。この穴が詰まってしまうと、新しい割ピンを通すことができず、結果的に刃を交換できません。細めのドランバーや釘を叩きこんでみましたが、一向に取れません。やれやれ。
ピンの穴に取り残された割ピンの残骸、摩耗してできた段状の窪み
穴に取り残された割ピンの残骸は、ドリルで取り除くことにしました。ピンの穴径と同じ4mmのドリルを使って、穴を開ける要領で残骸を取り除くことにしました。ドリルをこのような目的に使うのは初めてのことです。
穴径と同じドリルを選択 穴に当てて径が合うことを確認
ピンを万力で挟んで、ドリルを穴に通して回しました。すると、簡単に穴が開きました。これで、割りピンを通すことができます。しかし壊れた割ピンは新たに購入するしかありません。近くのDIYのお店に行って割ピンを購入しようと思います。売っているか心配です。
ドリルを使ってピンに穴を開ける 割ピンの残骸が取れた穴
このように割ピンが破損すると、残骸がピンの穴に残ってしまいます。一度残骸が穴に残って詰まると、その残骸を穴から取り出すにはドリルを使うしかありません。ハンマーナイフモアの5刃が3列あります。つまり、全部で15刃を交換しなければなりません。割ピンが固着しているため、一日に1列5刃を入れ替えするのがせいぜいです。
根本のピンを外して、刃をひっくり返し再びピンで止める
しかしながら、割りピンが壊れるとピンを止めることができません。今回割りピンが3個壊れてしまったため、3刃は外したまま取り付けることができません。刃を再度取り付けることができなければ、刃を交換したことになりません。そこで昔、細い釘を割りピンの代わりに使っていたことを思い出しました。今、釘を使うことはそれほどありません。しかし私が子供の頃は、釘を使って遊んだり,叩いて平らにしてナイフにしたり,電磁石に使ったり,手裏剣に加工したり,ヤスリでこすって鉄粉にしたりと、何にでも加工しました。釘は軟鉄ですので、子供の私にも容易に加工できたのです。今回、割りピンの代用として釘を使うことにしました。
壊れなかった割りピンと止めピン 細い釘をねじって割りピンの代用に
いろいろ創意工夫しながら、刃を交換していますが、一列交換するだけで腰が痛くなります。無理な姿勢での交換作業のためです。寒い野外での農機具修理は体にこたえます。しかし、残り一列の交換で全ての刃を交換完了ですので頑張ろうと思います。
壊れなかった割りピン、刃を入れ替え後に元のように止める
先日中古で購入したハンマーナイフモアですが、それなりに草刈りしますが、刃がだいぶ磨耗していることが分かりました。このため、刃を交換することにしました。普通の草刈機と違い、ハンマーナイフモアの刃は一つ刃の両側が刃として使えます。片方が磨耗すると、片側の刃と入れ替えすることができます。中古のハンマーナイフはもう片方の刃が使えることが分かったため、今回刃を入れ替えすることにしました。
磨耗した刃(丸の部分)を入れ替えることにしたハンマーナイフモア
最初刃は簡単に交換できると、たかをくくっていました。ところが実際に刃の交換作業に入ると、いやあ大変でした。今回は、3列の刃のうち1列しか交換できませんでした。その一番の理由は、とても古いハンマーナイフモアでしたので、刃が割りピンで止められていたことでした。その割りピンが錆などにより固着して、なかなか取り出せません。叩いたり,引っ張ったり,削ったり,油を注いだりと、苦労の連続でした。
なかなか抜けない止めピン やっと一対の刃を取り出す
一つの止めピンで一対(2枚)の刃を止めています。取り外した刃を見ると、片側は磨耗していて丸くなり、もう片方はまったく磨耗していせんでした。この刃を見ると、新品時からまったく刃を入れ替えてこなかったことが分かりました。下の画像で、黄色の線が新品時の刃の位置です。
左側は磨耗していない側の刃、黄色の線は磨耗した右側の刃
刃は一対(2枚)からなります。磨耗した側の刃をひっくり返して反対にすると、磨耗しない刃側が表になります。そして、磨耗していない側を表にしてピンで止めると、草を刈り取る能力が元に戻ります。このように、ハンマーナイフモアは変わった刃の構成になっています。
磨耗した一対の刃をひっくり返す ひっくり返すと新品側の刃に
しかしながら、この中古ハンマナイフモアは古すぎるのか、刃をピンと割りピンで止めています。このため、その割りピンをはずすのが、とても大変です。ほとんどが錆ついているため簡単には外れません。何個かは割りビンが割れていまいました。ちなみに、今販売されているハンマナイフモアは、外れない特殊ネジで止められています。割りピンを新たに購入するか、ピンを特殊ネジに交換しないと刃を交換できない事態になってしまいました。やれやれ、これは困った!
右は壊れた割りピン、左は段がついた上に、割りピンが穴に詰まったピン
東京から持ち帰った耕運機、これまで畑の耕運に何度も使ってきました。しかし、畑を耕しているとだんだん出力が落ちてきて、そのうちパタリとエンジンが停止する故障が頻発するようになりました。エンジン故障の原因を突き止める基本の一つとしてプラグを取りはずして調べてみました。すると、またプラグが真っ黒になっていました。これはガソリン過多が原因です。このさい、耕運機エンジンのキャブレターを取り外して徹底的に調査することにしました。
取り外して分解することにした、耕運機の吸気を含むキャブレター部
この耕運機は、数年前に東京八王子市の畑で盗まれたものと同型の耕運機です。使い慣れていた耕運機と同じものを探して、ようやく中古で1万程度のものを見つけて購入したものです。これまで、いろいろ手直ししながら使ってきました。まず、キャブレターを外して、内部を調べてみました。すると、フロート室にたくさんのゴミが溜まっていました。このゴミをキャブクリーナで綺麗に取り除きました。
キャブレター(左)とエアフィルター(右) 汚れが溜まったフロート室
さらに、フロート室内のガソリン量を一定に保つフロートを取り出しました。このフロートのニードルバルブが磨耗すると、ガソリンを保てずガソリン過多になります。一番多いガソリン過多の原因は、このニードルバルブの磨耗です。かつて、このニードルバルブの磨耗でガソリン過多になったため、ニードルバルブを交換修理したり、ニードルバルブを磨いて修理したことがあります。しかし、この耕運機のニードルバルブは正常でした。このため、キャブレターの原因によるガソリン過多ではないことが分かりました。
フロート室を取りバルブピンを抜く バルブの先端をチェックするも正常
キャブレターのその他の部分をいろいろ調べてみましたが、どうもキャブレターが原因ではなさそうです。キャブレターが正常にも関わらずプラグが黒くなるのは、吸入する空気が少ないことで一見ガソリン過多に似た現象になることが原因です。その原因はエアフィルター(吸気フィルターとも言う)の詰まりです。掃除機のフィルターが詰まると、空気を吸わなくなる現象と同じです。吸入するガソリン量は同じでも吸入する空気が少ないと、ガソリン過多となりススが発生し、それがプラグを黒く汚します。
溜めたガソリンにエアフィルタを浸して洗浄中
そこで、エアフィルターを取り出して見ると驚きました。なんと、エアフィルターがオイルで湿っているではありませんか。フィルターには乾式フィルターと湿式フィルターの2方式があります。湿式フィルターはオイルで湿らせます。私が推測するに、中古で販売する時に、素人がこの耕運機を調整したようです。乾式フィルターを湿式フィルターと間違えて、オイルで湿らせたのに違いありません。乾式フィルターにオイルを浸すと、時間が経つにつれてだんだんオイルが固まってきます。すると、しだいに空気の吸入量が減ってガソリン過多現象になり、プラグがススで汚れて黒くなります。そして、エンジンの調子が悪くなるのです。
ガソリン過多で黒く汚れたプラグ 汚れを取り除いたプラグ
オイルを取り除くため、ボールにガソリンを溜めてその中にエアフィルターを浸しました。しばらくすると、オイルがガソリンに溶けてフィルターの詰まりが解消されました。一方、汚れたプラグを赤熱して汚れの原因であるススを取り除きました。その後、分解したキャブレターなどを再び耕運機に取り付けました。また、綺麗にしたプラグも耕運機にはめ込みました。ガソリンコックをひねって、始動ロープを引っ張ると、この寒いのにチョークを入れずに一発でエンジンがかかりました。吸気フィルターのオイルを洗浄したことが正解でした。
ついでに、耕運機のベルトも調査しました。すると、だいぶへたっていました。取り替えるほどではないのですが、近々に新しいベルトを注文しておこうと思います。2月末にジャガイモの種芋を植え付けますが、その頃から耕運機をよく使うようになりました。今のうちに故障を修理して良かったです。使おうと思った時に初めて故障していたことに気がつくと、植え付けや種まきが遅れてしまいますので。
だいぶ、へたっていたベルト。近々注文を予定
10日、中学高校時代の同級生に木製の古い唐箕をいただきました。製作年代を見ると昭和5年に購入と墨で本体に書かれていたので、その頃のものだと思われます。私は、20年ほど前に唐箕が欲しくて、農家を訪ねたことがありました。しかし、ほとんどの方が処分していました。あるのは博物館ばかりでした。このため、仕方なくブリキ製の唐箕を買いました。同級生の家に残っているとのことでいただきました。ありがたいことです。
同級生にいただいた木製の唐箕、丸部分の木製ジョウゴを紛失、残念!!
軽トラックを、幸運にもうどん店の「克」の店主に借りることができました。久しぶりの軽トラック運転です。しかし、唐箕を運んだ当日は風が強かったため唐箕のジョウゴを落としてしまいました。ジョウゴが唐箕本体に乗せてあるだけとのことを知らなかったため、紐で抑えておかなかったことが原因です。幌かシートを被せておけばよかったと思いましたが、後の祭りでした。落としたと思われる箇所を何度も往復して探しましたが見つかりません。誰かに拾われたのではないでしょうか。見つかる可能性は低いでしょうが、警察に遺失物の届けを出しておきました。見つからない場合、自作するつもりです。
通った橋の下を探すも無し 通った道脇の藪を探すも無し
遺失物の届けを出した後、家にもどりました。そして、いただいた唐箕本体の傷み具合や可動箇所を調査しました。ざっと見た感じでは、埃を少しかぶっているだけで傷みやジョウゴ以外の紛失部品はありません。埃を簡単にはらって、調査することにしました。
黄色の線部分のジョウゴを運搬中に紛失、痛恨の極み
この唐箕を見て最初に気が付いたのは、唐箕の前後に取手が引き出せるようになっていました。この取手を持って唐箕を持ち運びします。このような引き出し式取手は他の唐箕にはあまりないので、この唐箕を作った木工製作所の工夫でしょう。
手持ち用の取手 取手は引き出せる
唐箕を使って風選した穀物の出口は三つあります。一つは、殻が取れたた玄米の出口,殻と玄米が混じったいわゆる屑米や実が少し入ったシイナが出る出口,そして、風と一緒に殻が吹き出す出口です。屑米や実が少し入ったシイナは、もう一度唐箕を通して再度風選します。
玄米が出る出口 屑米や実が少し入ったシイナの出口
次に、風を絞る工夫がされていました。これは、お米以外の豆などを風選することができるようにした工夫ではないか思います。想像ですが、大豆などの重い穀物は風を絞らないように、粟や黍などの軽く小さな穀物は絞っていたのではないかと思います。
風の出口を絞って狭く 風の出口を開けて広く
次に、唐箕で一番重要な穀物投入口を調べました。ここは、大豆や籾などの穀物を入れる場所です。ここは、穀物を定量的に分散して落とすメカニズムになっています。ここも特に傷んでいる様子はありませんでした。
風選する大豆や籾などの穀物を入れる投入口
まず、投入口を開けたり閉じたりする部分です。穀物の大きさにあわせてここを操作して、投入口を開けます。大豆のように大きなものは大きく開き、粟のように極小の穀物は狭く開けます。どの箇所も均等に開けられるかも大切です。
投入口を閉じた状態 投入口をわずかに開けた状態
次に投入口に入れた穀物の落下速度を決めたり分散させる板がありました。普通の唐箕にはこのような装置はありません。投入口の真下に、その板が出たり引っ込んだりします。穀物をゆっくり落としたい場合は、この板を出して当てます。すると穀物が一度当たって跳ねて落ちる仕掛けです。しかも、調節がスライド式なのは面白い工夫です。
右にスライドすると板が隠れる 左にスライドすると板が出てくる
次に、風をおこす回転部分を見ました。面白いのは、普通の唐箕はプロペラを回転させるハンドルの持ち手は木のままです。しかし、この唐箕はその持ち手部分に竹の輪っかがはめ込まれています。同級生の祖父が工夫してはめ込んだのかも知れません。この竹があると、スムーズに回転できます。その竹の表面はつるつるに光っていました。何十年も、家族がこの唐箕を大切に使っていたことが分かります。
プロペラを回転させる取手、つや光りする竹の持ち手
この唐箕には製造と購入に関する情報が墨で書かれていました。まず、製造は田布呂木の川端製作所です。田布呂木は平生と柳井市の境界にある峠の地域名です。田布呂木に昔、木工製作所があったのですね。次に購入の情報も墨で書かれていました。購入日は今から82年前の昭和5年(1930年)9月3日です。購入者名は、同級生の祖父の名前とのことでした。この唐箕を購入して家に運び込んだ当時、同級生の祖父は若く希望に燃えていたのではないでしょうか。そのほころぶ顔が目に浮かぶようです。
購入に関する墨書 製造に関する墨書
いただいた木製の唐箕の内部を確認しました。内部を見ると唐箕の仕組みがよく分かります。手でハンドルを回すと、ハンドルに連結する内部のプロペラが回って風が発生します。その風で、落下中の穀物が実と殻とに分離される仕組みです。
「唐箕」と言うくらいですので、中国から伝来したのでしょう。それまでは、「箕」(または「手箕」と呼ぶ)と呼ばれるザルを使って穀物を風選していました。私の父方祖母は川の土手の風の強い場所に行って、箕をふるうようにして大豆などの穀物を選別していました。箕は熟練しないとうまく使えません。唐箕は素人でも使える上に自然の風を使う必要がありません。風が吹かない室内でも穀物を選別できる当時画期的な農機具でした。父方祖母は唐箕を持っていませんでしたので、唐箕を借りることができない場合に箕を使って穀物を選別していました。
唐箕の内部構造、穀物を選別する仕組みが分かる
田布施町麻郷の高塔地区では、去年までは地区内でバレーボール大会を開催していたそうです。ところが、今年は参加希望者が少なくて大会が中止になったそうです。そして、その代わりとして、高塔地区の三世代ふれあい祭りを11月11日(日)開催することになったそうです。ボランティア募集があったため、私は当日焼き芋店を出すことにしました。その準備をしています。
必要な長さの竹を切り出す 竹テーブルの脚を組み上げる
お店を出すからにはテーブルがどうしても必要です。竹を使った構造物の作り方をボーイスカウトなどで指導した経験を生かして、久しぶりに竹製のテーブルを作ることにしました。小さい物は「たちかま」と言っているものです。小さな「たちかま」は、火を起こした上で料理をすることができます。今回は、これを大きく作ってテーブルとして利用することにしました。
支柱の頂点を組み上げる 頂点に横竹を結びつける
竹を組み立てるには、麻ひもを使います。しかし、麻ひもがなかったため、稲を束ねるために使うバインダーひもを使いました。麻ではなくジュート製ですが、同じように使えると思います。ひもの結びは、まきむすび、角しばりを使いました。10年間位竹を組んだことがないので、少しずつ思い出しながら組み立てました。
傾かないように、すじかいを二本交差させる
骨組みができあがると、テーブルの部分を作りました。乾いた竹がたくさんあったため、その竹を割って作りました。このテーブルの部分は、10日の午後に高塔公会堂に持ち込んで組み立てるつもりです。竹を組み立てていると、ボーイスカウト時代に竹製の椅子やテーブル、そして橋などを作ったことを思い出しました。そう言えば、竹で箸をつくったり、竹トンボなどを作ったこともありました。
乾いた竹を見つけ等間隔にカット 竹を鉈で次々に割る
このようにして、竹製テーブルを仮に完成することができました。このテーブルの上で、実際に焼き芋を作ってみましたが、風があるためなかなか鉄鍋が熱くなりません。屋内で作るより出来上がりに時間がかかりました。このため当日は早めに行って、焼き芋を渡す前に作り置きしておく必要がありそうです。
仮に完成した竹製テーブル、看板を付けると完成
毎日のように使っている耕運機が故障してしまいました。故障した個所は、始動ロープです。耕運機を使おうとロープを引っ張ると、突然ロープが切れてしまいました。長い間にロープが弱くなって耐え切れなくなったのだと思います。この耕運機は毎日のように使うため、最優先で修理することにしました。7年ほど前に、やはり始動ロープが切れたことがありました。また、始動ロープが元に戻らなくなった故障もありました。
エンジンをかけようと始動ロープを引っ張ると、ロープが突然切断
始動ロープの故障は、耕運機に限らずいろいろな農業機械で何度も経験しています。まずは、耕運機エンジン横に付いている始動装置を取り外しました。そして、この始動装置のロープ故障を直すことにしました。
始動装置のナットを外す 取り外した始動装置
始動装置を直す前に、切断したロープの代わりになる新しいロープを購入しました。径4mmの金剛編みロープです。切断したロープと同じ長さの新しいロープを用意します。そして、ロープの一端は始動装置の回転部品に、もう片一方をハンドルに結び付けます。
新しい径4mmの金剛編みロープ ロープの両端を結びつける
スムーズに巻き取ることができるように、始動装置にロープを組み込みます。ロープの組み込みが終わると、始動装置を耕運機のエンジン横に取り付けします。始動ロープの故障修理は何度も経験したので、あっさりと短時間で直すことができました。
始動ロープを組み込み 直した始動装置を耕運機に取り付け
このように短時間で始動ロープの故障を直すことができました。ロープをDIY店で購入する時間の方が多くかかりました。始動ロープを勢いよく引っ張ると、順調にエンジンがかかりました。これで秋冬野菜の種まき作業を怠りなくすることができます。
直した耕運機の始動装置(丸内の個所)
これからキャベツの苗を植え付けます。キャベツは虫の被害がとても多いため、私は常に寒冷紗を使って虫が来ないように防いでいます。寒冷紗はキャベツの畝にU字支柱を刺してから、その上を覆います。そのU字支柱に何を使うかこれまでいろいろ悩みました。八王子にいる時は市販の支柱を使っていましたが、支柱が曲がったり破損した時の廃棄にとても困りました。
先日、種をまいた白菜の場合は、家にもともとあったグラスファイバー製の支柱を使いました。しかし、古いグラスファイバーだったため極小のファイバーが手に刺さって怪我をしました。このため、今後は危険なグラスファイバーは使いません。我家に豊富にある竹をU字支柱に加工して使うことにしました。実際、3年前に竹を使ってU字支柱を作ったことがあります。昔は、U字支柱はみな自家製の竹だったように思います。
切り出した竹の節のしきりを取る 斧を使って竹を半分に割る
竹製のU字支柱の作り方ですが、竹林に行って太い竹を切り出して枝を取り払います。そして、根元の方から長さ180cmごとに切ります。次に、竹筒の節のしきりを鉄棒を使ってくりぬきます。これは、節のしきりがあると竹を割りにくいからです。節のしきりを全て取り払うと、斧を使って竹を割ります。ある程度割ると、足と腕を使って引き裂きます。
斧を使って半分に割った竹、太い竹を割るには結構力を必要
半分に割った竹は、さらに幅3cm程度になるように鉈で裂きます。一つの竹筒で6個程度ができ、一本の竹では24本程度ができます。竹を細かく裂くと、今度はその両端を尖るように斧で加工します。尖らせる理由は、支柱として使用するときに先端を容易に地面に刺せることができるようにするためです。
鉈を使って竹を細かく裂く 竹の両端を尖らせる
これで、20個以上の竹製のU字支柱が出来上がりました。ただ、このままでは、U字ではなく直線のままです。U字型に曲がるように、しばらく地面に刺しておきます。このようにしておくと、形がU字になり容易に寒冷紗の支柱として使えるようになります。
U字の曲がりがでるように、地面にしばらく刺しておく
それぞれの竹は、節の数,節の偏り,太さなどが微妙に異なります。地面に刺した竹の曲線をよく観察します。そして、変な形に曲がっている竹は、火であぶってその曲がりを修正します。このようにして、すべての竹を綺麗なU字型に仕上げます。
1日程度地面に刺して曲がりを付けると、竹製のU字支柱の出来上がりです。ただ、竹は自然に枯れて腐敗し折れやすくなるため、使えるのは2年程度です。2年経ったら、新しいものに作り替えます。
竹の曲がりをよく観察、綺麗なU字型になるように火であぶって曲線を修正
タイヤを直した稲刈機(バインダー)ですが、もう1つエンジンの吸入口部品の故障です。山口クボタ田布施支店から、その部品が届いたとの連絡がありました。すぐにその部品を取りに行きました。たいした部品ではないように思うのですが、4000円弱かかりました。昔のエンジンは自分で直せたのですが、この30年の間にだんだん直しにくくなってきました。原価低減のためか、プラスティックの採用が多くなったためです。そのため、一度破損すると交換するしか修理の方法がないケースが増えてきたように思います。
故障したエンジン吸入口、エアーフィルターと蓋の破損
交換した部品は二つです。一つは吸入口の蓋です。この蓋の留め具が破損して割れました。金属の蓋だと叩いたり溶接して直せるのですが、プラスティック部品は交換するしか直す手立てがありません。もう1つの部品は、空気中のゴミを濾すフィルターです。永い間の使用によって目詰まりがひどく、このさい交換することにしました。
取り寄せた二つの部品、右が蓋 交換した吸入口のエアーフィルター
古いエンジンが壊れた場合、素人ではどうして直せない個所があります。それは、エンジン点火のためのコイルです。以前小型耕運機のコイル(CDI)を交換修理したことがありますが、1万円以上かかりました。この古い稲刈機(バインダー)もコイルが壊れたら直せません。コイルの価格を山口クボタ田布施支店に聞いてみました。すると、2万弱円とのことでした。1万円弱ならば予備として購入してもよいかと思いましたが、高いので購入はやめました。
今回、タイヤの自分流修理とエンジン吸入口のエアーフィルター交換によって、稲刈機はより元気に動くようになりました。陸稲の稲刈りに、すぐにでも使おうと思っています。
新品に取り替えたエンジン吸入口エアーフィルターの蓋
今から10年ほど前、東京八王子市で近所の農家の方からいただいた稲刈機(バインダー)に故障が見つかりました。二つの故障です。さしさわって刈り取りができない故障ではないのですが、早めに直しておいた方が良い故障です。一つは、タイヤがパンクしたことです。二つ目は、エンジン部品の一つで空気吸入口のカバーが折れて外れていたことです。このバインダーはクボタ製です。部品を取り寄せるため、山口クボタ田布施支店に行きました。
バーナーで焼き、ピンを取り外す ようやく取り外したタイヤ固定ピン
最初パンクしたタイヤのチューブを注文しようとしたのですが、タイヤの型番が分からないと取り寄せられないとのことで、いったん我家に帰りました。エンジンの部品だけ注文しました。我家に帰ると、タイヤの型番を調べた上でパンクを修理できるようにタイヤを本体から外しました。しかし、タイヤを固定しているピンが固着していたため外すのが大変でした。バーナーで焼くなどした上で、ようやく取り外すことができました。
パンクしたタイヤを、苦労の上取り外す
タイヤを外して驚いたことは、このタイヤはチューブレスだったのです。チューブが無いため、タイヤのヒビを通して空気が漏れていました。このタイヤはもう使えません。交換するしかありません。ちなみに山口クボタ田布施支店に戻って値段を聞くと数万円とのこと。年に数回しか使わないのに数万円とは。パンクのままでも稲を刈り取ることができるため、タイヤを交換することは諦めました。
タイヤの型番20X9.0-7 このひび割れから空気漏れ
タイヤはチューブレスのため、タイヤの中は空っぽです。ペッタンコのタイヤでは、道路や畑で動かすときにゴロゴロしてとても使いずらいです。なんとかできないかと思っていた時、高齢者が乗っているシニアカーのタイヤには、空気ではなく発泡スチロールが入っているとの話を思い出しました。発泡スチロールは無理だとして、包装材としてよく見かけるプチプチをタイヤの中に入れてはどうかと思いました。パンクのままよりは良いはずです。さっそく実行しました。プチプチをタイヤの中にギューギューと詰め込みました。
包装材プチプチを入れている途中のタイヤ
最初は簡単にプチプチを入れることができましたが、プチプチがタイヤ内に充満してくるとだんだん入れにくくなりました。それでもギューギューと押し込みました。そのプチプチが充満したタイヤを元のようにバインダーに取り付けました。ネジ類は錆びていたため、新しいものに取り替えました。固着していたピンはヤスリで磨いて再利用しました。
タイヤをバインダーにはめる ネジを新調し、ピンを差し込む
タイヤを取り付けた後、バインダーを動かしてみました。すると、パンクしていた時よりもバインダーの取り回しが楽になりました。タイヤ内にプチプチを充填したことは正解でした。お金を使って部品を交換するのではなく、知恵を使って修理することは痛快です。2~3日後に台風が来るようですので、その前にこのバインダーをフル活用して早めに稲刈りを済ませようと思います。
パンクしたタイヤを修理した稲刈機(バインダー)
小型耕運機のクラッチ部品を山口クボタ田布施営業所に注文していましたが、古すぎるため在庫はもう無いとのことでした。本当にがっかりしました。普通ならば、これでこの小型耕運機は廃品となります。しかし、なんとか直す手立てはあるはずです。
古いクラッチコードを切り取る 自転車用のコードを取り付け
在庫がないクラッチ部品の代用品はないかといろいろ思案しました。その結果、DIYのお店で安く売っている自転車のブレーキコードが使えないかと思いつきました。200円程度なので失敗しても財布はいたみません。さっそく近くのDIYのお店に行って自転車用のブレーキコードを購入しました。
自転車用ブレーキコードをクラッチ装置に取り付け
さっそく小型耕運機を分解しました。分解は何度もしているのでお手の物です。変速装置のカバーを外して、プーリーを二個外して、クラッチ装置が見えるようにしました。そして、購入してきた安物自転車用ブレーキコードの片側をクラッチ装置に取り付けました。取り付け終わると、元のように組み立てました。
取り付け中のプーリー カバー取り付け前の変速装置
カバーを取り付け終わると、コードのもう片方をクラッチレバーに取り付けます。ここで、一番困ったのはコードとクラッチレバーの接続方法です。正規のクラッチ部品には取り付け部品がありますが、自転車用コードにはそれがありません。一番簡単な方法は溶接です。しかし、溶接すると微細な調節ができません。それでもう一工夫しました。
変速装置内にある クラッチ装置から伸びる灰色の自転車用コード
それは、デパートなどのショーウィンドウで展示物をピアノ線で吊るす器具です。その器具は、ピアノ線のような鉄線を微細に止めることができます。これを応用すればクラッチレバーとコードを接続することができます。さっそくその器具を購入して、クラッチとコードを接続してみました。すると意外にピッタリはまりました。
クラッチを入れた状態 クラッチを外した状態
そこで、実際にクラッチが効くかどうか実働テストしてみました。すると最初はクラッチがあまり効きませんでした。そこで、代用として使った器具と自転車用コードを微細に調節するとクラッチが効くようになりました。廃品になる寸前だったこの耕運機がまた使えるようになりました。機械の修理は推理です。ショーウィンドウの知識が無かったら、この耕運機は廃品になるところでした。
クラッチの効きを調べるため、実働テスト中の耕運機
畑で使っていた小型耕運機のクラッチが故障してしまいました。この耕運機は東京八王子市にいた時にユギで使っていた耕運機です。2010年の冬に白く塗装しました。耕耘中にロータリーに負荷がかかると、キュルキュルと音を発生させてクラッチが滑るようになりました。このような時、クラッチレバーかクラッチケーブルが故障していることが多いため、クラッチ周りを調べてみました。
クラッチがすべるようになった小型耕運機
すると、予想したとおりクラッチケーブルが固着していました。クラッチレバーを戻しても、クラッチケーブル内を通る芯が動かなくなっていました。これはもう、クラッチケーブルを交換するしか直す方法がありません。この小型耕運機は 「全国農業共同組合連合会 ZEN-NOH」と刻印されたクボタ製の耕耘機です。そこで、いつもクボタ製農機具の部品を注文している山口クボタ田布施営業所に行ってクラッチケーブルを注文しておきました。
固着したクラッチケーブル 変速機やクラッチ関連の分解
クラッチケーブルを交換することになるため、固着したクラッチケーブルを取り外さなければなりません。このため、耕運機の変速機やクラッチに関係する個所を分解することにしました。最初に、エンジンの回転をロータリーに伝える変速機周りを分解しました。
エンジンの回転をロータリーに伝える変速機周りの分解
変速機まわりを分解して耕運機から取り外すと、クラッチ部分が見えるようになります。クラッチとクラッチケーブルを連結している部分を外すと、固着したクラッチケーブルを取り外すことができました。最近の耕運機は、自転車でもそうですが、クラッチやブレーキにケーブルを多用しています。このようなケーブルは、交換しか修理の方法がない点が、私は好きではありません。
クラッチとクラッチケーブルの連結部分 取り外したクラッチケーブル
いったんクラッチケーブルを取り外すと、分解したクラッチや変速機関連を元のように戻しました。注文したクラッチケーブルが届いたら、再び分解して取り付けようと思います。何度も分解・組み立てをしておくと、次に分解するときに効率的に修理できます。
クラッチケーブルを取り外したまま元のように組み立てて保管
これまで山や畑に生えている木々をチェーンソーで何本も伐採してきました。しかし、だんだん切れ味が悪くなってきました。特に湿った木を切るときになかなか切れなくなりました。そろそチェーンソーの刃を研ぐ必要があります。ノコギリはこれまで何度も研いだことがありますが、チェーンソーの刃を研いだことはありません。今回初めてチェーンソーの刃を研いでみました。
切れ味が悪くなってきたチェーンソー
ノコギリは切れ味が悪くなると、本来尖った刃が丸くなってきます。チェーンソーはどうかと観察してみました。すると、木をノミのように削り取る刃先が、少しボロボロになっていました。これでは切れるはずがありません。
ボロボロになったチェーンソーの刃先
チェーンソーを研ぐのは初めてのため、お店で刃を研ぐ道具を二つ買いました。一つは、刃を研ぐ丸ヤスリです。もう一つは研ぐ角度を決めるガイドです。ガイドを刃にはめて、そのガイドの角度に合わせて丸ヤスリを動かして刃を研ぎました。
刃にはめたガイド ガイドの角度に沿って丸ヤスリで研ぐ
チェーンソーの刃の数は、20~30個あるようです。その刃を一つずつ丁寧に丸ヤスリを使って研ぎました。初めてチェーンソーの刃を研ぎましたが、思っていたよりうまくと研げたようです。すぐに山に行って木を伐採してみました。すると、以前のように調子よく木を切ることができました。
丸ヤスリで研いだチェーンソーの刃、素人なりに砥げる