東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 第5回史跡探訪 地方史研究会(1/3)

2016年10月19日 | 歴史探訪他ウォーキング

 去年はマイクロバスに分乗して、田布施町の大波野,小行司,そして麻郷の史跡探をしました。今年は同様にマイクロバスに分譲して、去年行かなかった麻郷の史跡と麻里府の史跡を巡りました。朝9時に田布施町中央公民館前に集合しました。私は早めに来て、点呼を取りながら、参加費1000円を徴収しました。全員が集まったところで挨拶をし、最初の訪問地である浮島神社に向かいました。

  全員集合後、挨拶     マイクロバスで出発     浮島神社の説明
  

 浮島神社に到着すると、浮島神社の歴史や傍にある力石に刻まれた江良碧松の句について説明がありました。浮島神社はかつてのお祭り時、女性のお尻をつねる奇習「ひねきり」が行われていました。そのため「ひねきり明神」とも呼ばれていました。今ではセクハラ行為になりますが、当時はおおらかな時代だったのでしょう。続いて、五人力の清三郎の昔話として伝えられる川添橋右岸堤防の記念石碑に行きました。

 浮島神社江良碧松の句碑  五人力の清三郎伝説の石碑   正泉寺に到着
  

 この川添橋右岸堤防の記念石碑は、もともと麻郷と麻里府を結ぶ伊佐里ヶ峠の茶屋にあった腰掛石だったとのこと。ある時、清三郎がこの石を川添橋右岸堤防まで運んだというお話です。昔はこのような力自慢の逸話が少なくありません。続いて、麻郷三宅の正泉寺に向かいました。

          麻郷三宅正泉寺の本堂で、ご住職のお話を拝聴


 正泉寺では本堂に上がらせていただき、ご住職よりお寺の成り立ちなどについてお話を伺いました。続いて、竹重と奈良の境にある奈良の大岩に向かいました。この大岩は有名になりすぎたためか、不法に車を乗りつける人が多くなりました。そのため、地元の不評に繋がっているようです。この日も、その話を地元の方から聞きました。観光インフラを整備しないで観光開発することの危うさを露呈しています。

 観光の難しさ奈良の大岩   尾迫の常楽寺を見学     蓮輪の光泉寺に到着
  

 奈良の大岩から、尾迫の常楽寺に行きました。このお寺傍にはお寺が経営する幼稚園があります。平日は園児の声で賑やかですが、日曜日だったため園児がおらずとても静かでした。続いて、蓮輪の光泉寺に行きました。ご住職が本堂で待っておられました。

            麻郷,麻里布の史跡探訪コース

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