東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口県へ帰省、庭の草刈り

2011年08月16日 | ふるさと

 8月15日朝、庭の草刈りをしました。去年までは父親が刈っていましたが、86歳の高齢のためか今年はいつもより体力がなく草刈りできなかったとのこと。代わって帰省した私が草刈りすることにしました。しかし、春から全く草刈りしていなかったために、どの草も茎が太く草刈機を使っても刈り取ることは容易ではありませんでした。

                   草刈りする前の庭、雑草が伸び放題


 草刈りを始めたのはいいのですが、猛暑ですぐに汗だくになってしまいます。休み休みの草刈りではなかなかはかどりません。伸びきった雑草は草刈機に巻き付きます。このため何度も草刈機を止めて、巻き付いた草を取り外しました。特にツル性の雑草はすぐに草刈機に巻き付くので往生しました。

              1/3程度草刈りを終わった庭、すべての草は刈れず


 雑草のあまりの多さと伸び放題で、庭は午前中に1/3程度刈って終わりにしました。酷暑で汗まみれになり体力も限界です。やはり、雑草は小さなうちに刈り取るに限ります。庭の残りは帰省している間に、少しずつ草刈りを続けることにしました。

    庭の左方面、今回草刈りできず      中央の庭木はツル性雑草に覆われる
 

 庭は直射日光が当たって暑いため、庭の草刈りはやめて木陰が広がる裏道を草刈りしました。木陰は日が当たらないので暑くはないのですが、藪蚊がたくさん出て体にまとわりつきます。皮膚が出ている首筋などが狙われ、集中的に血を吸われてしまいました。痒いの我慢してなんとか草刈りして道を歩けるようにしました。

                 藪蚊が出るも、歩けるように草刈りした木陰の小道

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山口県へ帰省

2011年08月15日 | ふるさと



 8月14日、約半年ぶりに山口県に帰省しました。いつものように橋本駅からJRに乗り換えて、新横浜駅で新幹線に乗りました。新横浜で、弁当とお土産を購入しました。お土産はだいたい2個程度なのですが、今年は3個買いました。

      橋本駅でJRに乗り換え            帰省客で混雑する新横浜駅
 

 私が高校を卒業して東京に来たときには、新幹線は新大阪までしか通じていませんでした。このため、いつも新大阪で急行などの列車に乗り換えていました。新大阪駅でいったん降りて、昼食を取ってからその列車に乗り換えていました。

           徳山駅手前の石油コンビナート、これが見えるとそろそろ下車


 その後、九州まで新幹線が伸びました。今はのぞみ号が走るようになって山口県までの時間がとても短縮されました。それまで、帰省に一日かかっていましたが、今は半日です。便利になったのは良いのですが、途中下車する楽しみが減ったように感じます。

      徳山駅で新幹線を下車           田布施駅で駅舎の外に出る
 

 新幹線を降り普通列車に乗り換えて、田布施駅で降りました。この駅舎からはいつも歩いて家に向かいます。真夏のためとても暑いのですが、町がどのように変わっているか少しでも知るため必ず歩いて帰ります。去年の帰省の時と同様、今年も猛暑の田舎でした。

      田布施川から南方面を見て         音楽が鳴る川のたもとで休憩
 

 歩いて帰るときに必ず立ち寄るところがあります。田布施交流館です。この館で冷たいジュースなどを飲んで体を休めてから、再び歩き始めます。この町で取れたり作ったりする産物が並んでいます。ところで、この地域は、1500年ほど前の古代は海岸でした。このため、この付近には砂地がとても多く、「砂田」とか「波野」とか海にまつわる地名が多いのが特徴です。田布施の地名も、もともとは「田布瀬」だったとか。

        野菜が並ぶ田布施交流館        古代の砂浜跡?で育つイチジク
 

 交流館をしばらく進むと、私が子供の頃に松並木だった道に出合いました。今は無き松並木は、数百年前に昔の海と陸地を隔てる堤防だったのではないかと思います。松は潮風にとても強く根もしっかり張りますので、堤防を守るのには都合が良かったのでしょう。

                数十年前まで松並木だった道、大昔の堤防か


 旧松並木を過ぎてしばらく歩くと、旧麻郷中学校跡に着きました。私が幼児の頃に町村合併で田布施中学校に統合されました。その旧校舎で子供会があったり大人や子供を集めた映画会がよくありました。今でも覚えています。その後大きな養鶏所になりました。今その場所には機械製造メーカーがあります。

  旧麻郷中学校跡の機械製造メーカー        旧麻郷中学校の運動場跡  
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畑の畝間を草取り(3)

2011年08月14日 | 草刈り,整地

 この猛暑の中、小豆畑の除草に続いて畑の雑草を取っています。これだけ暑いと、何時間も畑にいるのは辛いものです。体調が悪いと熱中症になるかも知れません。なるべく夕方近く、少しでも涼しい時間帯を狙って畑や田んぼに行っています。

                 いろいろな野菜の畝間を耕運機を使って除草


 なるべく短い時間で草刈りできるように耕運機を使用しています。クワを使ったり手で草を抜いていては時間ばかりかかってしまいます。耕運機のロータリーを回しながら、雑草を掘り返すようにしながら除草しています。土が乾燥しているため、掘り返された雑草は日中の日射で容易に枯れてしまいます。

                  畑の中央部、雑草を掘り返す要領で除草

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イチョウウキゴケの増殖

2011年08月13日 | 花,野草

 7月上旬、数年ぶりにイチョウウキゴケを発見しましたが、その後どうなっているか田んぼに行って調査しました。すると、嬉しいことにこの貴重なイチョウウキゴケがどんどん増えていました。浮草は水面で増えますが、この苔は水面に浮遊している間は増えません。浮遊後、田んぼの湿った土の上などに漂着すると増えるようです。

              半円形になるように増えているイチョウウキゴケ 


 増え方が面白いのは、もともと三角形をしているため半円形に広がりながら増えることです。扇子を開くと半円形になるのと同じです。湿った土の上で増えるイチョウウキゴケは、ゼニゴケとよく似ています。もともとは、ゼニゴケの仲間が進化して水面に浮くようになったのかも知れません。池や田んぼでは胞子で増えるよりも苔自体が浮遊した方が効率的に増えることが出来るのでしょう。

    水草に上で増えるイチョウウキゴケ      土の上で増えるイチョウウキゴケ
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツルムラサキが収穫時期に

2011年08月12日 | 野菜:葉菜

 去年のこぼれ種から芽が出たツルムラサキで旺盛に育っています。肉厚のとても広い葉が広がり、食べるのがもったいないような気がします。去年は猛暑でほとんどの野菜の収穫ができなかった中、このツルムラサキだけはどんどん収穫できました。

           人の手より広いツルムラサキの肉厚の葉


 こぼれ種ではなく、春に種を蒔いて育てたツルムラサキは最初成長が思わしくありませんでした。しかし、夏に強い野菜らしく今は支柱に巻き付くように育っています。葉は大きくない代わりに細いつるが延びています。そして、伸びたツルの沿って小さな葉が付いています。もう少しすれば、収穫できる大きさに育つと思います。

         支柱に巻き付く小さなツル       ツルに沿って小さな葉が生える
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酷暑の中、小豆畑の草刈り

2011年08月11日 | 野菜:豆類ほか



 6月末に種まきをした黒斑小豆7月中旬に除草をしました。その後、再び雑草が繁茂し始めたので耕運機で草刈りをしました。耕運機のロータリーを使うので、草刈りと言うよりは、草を土ごと反転させて除草します。このところ、酷暑の快晴が続いているので反転した雑草はすぐに乾いて枯死します。

           小豆の間を耕運機のロータリーを使って雑草を反転させて除草


 昨日今日と全国的に酷暑が続いています。今日は、深夜明けだったため家に帰った昼間は寝ていました。そして午後三時過ぎに起きて、小豆畑に行って草刈りをしました。この頃になると日が傾いて多少は涼しい風が吹いてきますが、それでも汗が吹き出るような猛暑には変わりありません。汗で濡れたシャツは、風が吹くと涼しく感じられ除草作業がはかどります。この小豆が無事育って去年のように収穫できれでは思っています。

               午後6時頃、日がすでに落ちて小豆畑の草取り完了

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小学生時代の思い出のカンナ、赤い花が咲き始める

2011年08月10日 | 花,野草

 私は大型の花の中では、カンナがとても好きです。それも真っ赤な花のカンナが好きです。なぜ好きかと言うと、小学生の頃にこの花で苦労した思い出があるからです。それは、私が小学6年生の時に東京オリンピックが開催されました。その時に聖火が小学校近くの国道(188号線)を通ることになりました。その聖火を向かえるため、私を含む小学生がたくさんかり出されて道路の両側に数百メートルにわたってカンナを植えたことがあるからです。

                  真っ赤で大きな花を咲かせたカンナ


 かり出された小学生達は、クワやスコップでカンナの球根を植えました。確か数メートル間隔で植えました。暑い中、汗を拭きながらみんなと一緒に植えました。カンナはとても丈夫で、何十年もその場所で育つと聞きました。確かにその通りで、私が夏に山口県に帰省したときに、そのカンナの球根を植えた場所を通ると、数株のカンナが今でも花を咲かせています。しかし、その後の道路の拡張で次々にカンナが消えています。さびしい限りです。

                1m程度に育ったカンナと、頂上に咲く赤い花

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葉を切りすぎた里芋の回復調査

2011年08月09日 | 古ラジオ修理工房

 先日、里芋の雑草を刈り取りました。しかし、雨のために草刈りを急ぎすぎてしまい、誤って何株かの里芋の葉を切ってしまいました。その中でも、一番たくさんの葉を刈り取ってしまった里芋がありました。今回、里芋はどの位回復力があるか調べてみることにしました。どのように葉が芽生えて回復するか、約一週間ごとに写真を取ろうと思います。

            小さな葉が一枚だけ残った里芋、誤って他の葉を刈り取り

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮ヶ瀬湖下の愛川公園を散策

2011年08月08日 | イベント,行事



 午後、軽いツーリングのつもりで神奈川県愛川町にある愛川公園に行ってきました。この公園は宮ヶ瀬湖にあるダムの下流側にある公園です。宮が瀬湖を走っているときに、この公園の案内立て札をよく見かけました。今回初めてこの公園に立ち寄って散策してみました。

               子供達がはしゃいでいた、水が吹き出る遊び場


 公園内は駐車場が整備されており、駐車代100円を支払ってバイクを駐車しました。駐車場にいるだけで、この公園が子供や家族で賑わっていることが分かります。公園内に入ると、水があちこちから吹き出る水の遊び場がありました。たくさんの幼児達が水にぬれながらはしゃいでいました。この遊び場を通り過ぎて、高台にある愛川郷土史資料館に歩いて登りました。

      郷土資料館入口                  ステゴドン像の化石を展示
 

 この資料館に入館して目立つのは、この愛川町で見つかったステゴドン像の化石の展示でした。数百万年前、この地域には像がたくさん生息していたのでしょう。当時は海にも面していたようで海亀や貝の化石も展示されていました。この町が繊維産業で盛んだった頃の展示物などありました。

              資料館付近の高台から見下ろした愛川公園


 資料館の近くには、ミニレストランや工房の施設がありました。ここでちょっと休憩してから公園に戻ることにしました。公園と資料館を結ぶ巨大なエレベータ施設がありました。山深い公園内にこんな立派なエレベータがあるとは驚きです。エレベータを使って公園に下りると、そこには子供達が遊べるツルツルお山やプールがありました。

    ツルツルお山で遊ぶ子供達             休憩所に併設のプール
 

 子供達の歓声を後ろにして歩き続けると、涼しげな広大な芝生がありました。ここでは、若者達がテントを張るなどしてくつろいでいました。芝生は手入れされており、のんびり寝転がっているカップルがたくさんいました。その後、ぐるっと宮が瀬湖を回って津久井城址公園脇を抜けて家路につきました。

                    大人がのんびりできる涼しげな芝生

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残念、トマトが裂果

2011年08月07日 | 古ラジオ修理工房

 このところの雨で、5月上旬に苗を植えた中玉トマトがすっかり駄目になってしまいました。雨が降り続いたため、せっかくの実が裂果してしまいました。トマトは日照りにはとても強いのですが、雨にはとても弱いのです。急な水分の吸い過ぎに、実の成長が耐えられなかったのではないかと思います。ほとんどのトマトが裂果していました。がっかりです。

             ほとんどの実が裂果していた中玉トマト、がっかり!


 小玉トマトは比較的被害が少ないです。茎や葉の中を探してようく数個の裂果が見つかる程度の被害です。知ってはいましたが、トマトは大玉になるほど栽培が難しくなります。今回の雨に対する耐性も大玉になるほど弱いです。プロの農家が、必ずハウスの中でトマトを育てるのはこのためです。

                    比較的裂果被害が少なかった小玉トマト


 裂果したトマトでも食べることはできると思いましたが、カビが生えたり腐敗しかかっている可能性もあります。このため、廃棄することにしました。裂果していないトマトだけを探して収穫しました。

      裂果を免れた数少ない中玉トマト      小玉トマトはほとんど裂果なし
 

 大玉のトマトを見ると、さらに大きな傷のような裂果が発生していました。トマト内部の水分吸収圧力に耐え切れず、トマトの外周皮が切れるように割れていました。見栄えが悪くとも食べられなくはないでしょう。しかし、他人にあげるような価値はゼロです。個人で食べるしかないようです。

                   二つに割れるように裂果した大玉トマト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里芋の雑草刈り取り

2011年08月06日 | 野菜:芋類

  このところ、とても天候が不安定です。畑に行って農作業しようとしても、雨に降られてすぐに帰る日が多いです。今回、田んぼ脇に植えてある里芋の草取りをしようとしましたが、やはり途中で雨に降られて帰ることになりました。毎年7月に草刈りすることが多いのですが、今年は8月になりました。

     草刈り前の田んぼ脇                草刈り後の田んぼ脇
 

 田んぼ脇は水が豊富で日当たりが良いので、里芋を栽培するには絶好の場所です。しかし、それは雑草にとっても絶好の場所です。油断していると、里芋の背を超えるように雑草が生い茂ります。

     里芋が見えないほど雑草茂る         刈り取り後、里芋の姿が見える
 

 今回、里芋と見分けが付かないほど伸びた雑草を刈り取りました。もともと雲行きが怪しかったため急いで刈り取りましたが、やはり途中からぽつぽつと雨が降り始めました。このため慌ててしまい、小さな里芋をいくつか誤って刈ってしまいました。しかし、ほとんどの里芋は雑草だけ刈り取ったため、今後の残暑でより育ってくれると思います。

                里芋の北側斜面に茂っていた雑草を主に刈り取り


               ※刈り取り2日後、刈り取った雑草が枯れ始める

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アピオス、葉が茂り開花

2011年08月05日 | 野菜:芋類

 3月末に種芋を植え付けたアピオス芋、芽が出てきたため5月中旬にネットを張りました。その後は、小豆インゲン小松菜などの野菜や田植え子供達の田植え支援草取り支援などで忙しかったため、すっかり忘れていました。あらためてアピオスを植えつけた畝に行ってみました。すると、ネットは茂ったアピオスに占領されていました。


                  ネットの頂上まで一面に茂ったアピオス


 アピオスは茂っただけではなく、マメ科特有の花が咲いていました。インゲンのように単独の花がさくのではなく多数の花が集まった花房です。不思議なことに、2年ほど前にもアピオスの花が咲いたことがありましたが、サヤができたり種ができたことはありません、もともとは南方の作物のため、日本の気候が合わず種ができないのではないでしょうか。あるいは、花粉を仲介する種類の昆虫が日本にいないためなのかも知れません。

      あちこちで咲いた花房              多数の花びらからなる花房
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天候悪い中、麦畑の雑草を刈り取り

2011年08月04日 | 草刈り,整地

 このところ小雨がぱらつく天気が続いています。涼しいのはいいのですが、畑や田んぼがとても気になります。と言うのも、雨が降って土が湿ると雑草がとても勢いづきます。一週間に数センチも草背が伸びます。暑さで草取りを休んでいると、次に田畑に来た時に伸びた雑草にびっくりすることがあります。それだけ夏の草刈りは大変です。今回は、空いた時間があったため、数日前の草刈りに続いて麦畑の草刈りをしてみました。

                  雑草が最も生い茂っていた、麦畑の北西部



 草刈りしないでいると、雑草は1m以上に伸びてしまいます。1m以上に伸びた雑草の草刈りは超大変ですし、干した雑草を集めて取り除く作業も大変です。雑草が広く生い茂っていると、複数の人数でカマを使って刈り取るか,又は一人だと草刈機に頼らざるを得ません。今日は私一人しかいなかったため、草刈機を使ってのんびり刈り取ることにしました。

               綺麗に草を刈り取った、麦畑の北西部


 草刈機を使って刈り取る場合でも、伸びきった雑草には工夫が必要です。30cm以上も草背がある雑草は二段か三段に分けて刈り取ると、草刈機に負担がかかりません。一度に刈り取ろうとすると、雑草の茎が回転刃に絡みついて回転を弱めてしまいなす。最悪の場合、摩擦で回転刃が熱を持って煙が出ることもあります。そうなると草刈機が即故障します。            

      雑草が生い茂る麦畑の南西部        綺麗になった麦畑の南西部
 

 この麦畑は土に小石を含んでいます。すると、草刈りの途中にこの小石が顔に飛んで来ることがあります。防御用のメガネをしていますが、口や頬までは防御していません。たまに頬や口に当たると痛いこと。メガネに当たるとカチンと音がして小石が跳ねます。草刈り中に雲行きが不穏になってきたので、適度なところで草刈りを止めました。案の定、帰宅後に大雨となりました。

              草刈りが終わった麦畑、南から北方面を見て

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古いトランジスタラジオ Homer 4PS-20の修理

2011年08月03日 | 古ラジオ修理工房

 私が中学生の頃、ST管と呼ばれる真空管で並4ラジオと呼ばれるストレートラジオを作ったことがあります。主流のスーパーヘテロダイン方式は高校生になってから作りました。今回、全く音が出ないストレート方式のトランジスタラジオを修理することになりました。このトランジスタラジオの商品名はHomerで、日乃出プリンスACEなどのラジオ製作初心者向けのブランドの一つです。どちらかと言うと、素人用又は教育用のラジオです。私も昔、お世話になりました。

              全く音が出ないストレート方式(レフレックス)ラジオ


 このラジオは、レフレックス方式のストレートラジオです。高周波と低周波を一つのトランジスタで増幅します。ストレート方式のためAGCが無く、電波の強さがそのまま音に出ます。感度と選択度はスーパーヘテロダイン方式に劣ります。しかし、分かりやすい構成のため、ラジオ製作に興味をもつ人が必ず一度は通過する方式です。

            裏蓋を外して中を見る、古いにも関わらず意外と綺麗


 裏蓋を外したついでに中の部品を調査しました。レフレックス部に松下製のシリコントランジスタ2SC1329が1個、低周波増幅とP.P部には、松下製のシリコントランジスタ2SC828が3個使われていました。シリコントランジスタが使われていることを見ると昭和50年以降に製造されたようです。珍しいのはレフレックス部に高周波トランスが使われていることです。5mH程度の高周波チョークコイルが使われていることが多いので、久しぶりに見た高周波トランスでした。

      バリコンの隣に高周波トランス          低周波増幅はP.P方式
 

 ラジオの故障のうち、断線や電源関連の故障の場合は全く音が出ません。電源関連の故障でない時には、ボリュームを動かすとクリック音やザーザーなど何らかの音が出ます。今回は全く音が出ないので断線か電源関連だと想定していたら全くそのとおりでした。イヤホン端子からスピーカーに繋がる電線が断線していました。見た目には繋がっていましたが、手で持つと簡単に離れてしまいました。

     イヤホン端子に繋がる電線            白丸は断線していた電線
 

 断線していた電線を半田ごてで繋ぎました。そして、電源の9V(006P)電池を入れてスイッチを入れるとちゃんと音が出ました。驚いたのはとても音がクリアなことです。ストレート方式のラジオは電波にのった音がそのままスピーカーに出力されるためだと思います。スーパー方式のラジオは、中間周波の帯域幅の制限などによって高域が出にくいことがあります。しかし、ストレート方式のラジオは感度と選択度はスーパー方式にかなわないものの、音の再現度や忠実度は勝っていると思います。

                断線した電線を半田ごてで繋ぐ、修理完了

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田んぼ脇、サトイモ成長

2011年08月02日 | 野菜:芋類

 田んぼ脇に数年前に種芋を植えた里芋(サトイモ)が元気に育っています。毎年晩秋初冬に芋を収穫するのですが、全部の芋を取らないでその場所に残しています。このため、その残った芋が再び春に芽を出して茂ります。芽が出た里芋は、真夏から初秋にかけてどんどん成長します。

                田んぼの斜面にはさまれた湿地で元気に育つ里芋


 8年位前に空いた田んぼに里芋を植えたことがありました。しかし、ほとんど水浸しの状態では里芋は育たないことに気がつきました。そこで、日当たりが良く、しかも適度な湿り気がある田んぼ脇の斜面下に植えてみました。

     空に向かって伸びる茎や葉              葉の下は涼しい木陰
 

 すると思いのほか成長が良く、秋にはたくさんの美味しい里芋が収穫できました。やはり、水浸しではなく適度な湿り気の畑で、日当たりが良い畑が里芋栽培には向いているようです。もともと南方の作物のためか強い直射日光が欠かせません。

                 大きな葉が次々と根元から立ちあがる


 さらに、斜面で刈り取った雑草を里芋の根元に積むように敷くのも良い効果があるようです。根元に敷くと雑草避けにもなるし、枯れた草は肥料にもなります。枯れ草の下にはたくさんのミミズなどの小動物が生息します。そのためか、この場所は肥料を与えなくても里芋は十分に育ちます。

                 空の青さと里芋の葉の緑のコントラストが美景

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする