すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

自然に、力まずに見る

2005年12月16日 | 読書
「何としても見てやるぞ!」「何としても理由をつかんでやるぞ!」というように力んでしまうと、逆にみえなくなる。子どもを理解しようとか、子どもをつかもうとか力むと、ちょっとしたことを大げさに見てしまう恐れがある。
これは、わたしにも経験があるのでよくわかる。自然に、力まずともみよう。

有田和正「授業研究21 2006.1」(明治図書)


「自然に」と「ぼんやり」とは違う。
自然に目に入ってくるまでには、長い道のりがある。
ポイントを決めた見方であり
見方をもとにした自身の対応の積み重ねであり
自分の見方に対する分析である。
だから、ぼんやりと見ないために
多少の力みは、必要になってくる。