すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

久しぶりに歌詞を読む

2009年03月05日 | 雑記帳
 少し日が経ってしまったが、今さらながら日本アカデミー賞で木村多江が最優秀主演女優賞に選ばれたのは、「おくりびと」独占を阻止した?意味でも大きいなあ、と思う。

 彼女のことは以前にも書いたのでさておき、先日朝のラジオで「なんか聴いたときがある曲だなあ」と耳に入ってきたのが、あの「ぐるりのこと。」の主題歌だった。
 映画を観たときはあまり印象に残らなかったのだが、今聞いてみると、なんだか細野晴臣の若い頃の歌声にちょっと似ている気もして、さらにオクターブ上げた高音の響きも泣かせるので…。通販で買ってみた。それから少しはまって、車では流しっぱなしになっている。

 Akeboshi『Roundabout』

 英詞が半分ぐらいあるのだが、それはそれとして(読めない私)、日本語の歌詞はなかなかだなあと思う。もちろん音に乗ったときのイメージなのだが、久しぶりに歌詞カード?で確かめたくなった曲が多い。
 少しだけ引用。

 深い森の中で 木が燃えていた
 僕はそれに触って 君を傷つけた
 遠い君の中で 木が燃えていた(Rusty lance)

 今、それぞれの想いをかかえ 歩いていく夜の
 足音が聞こえてくる
 肌の色や言葉じゃなく
 常識じゃなく宗教じゃなく
 歴史じゃなく 届け(Sounds)