『つながる読書術』(日垣隆 講談社現代新書)を読んだ。年間に本代として600万円ほど使い、今まで10万冊以上は読破している作家が、自分の読書術を公開しながら「おもしろい」「役立つ」という観点で様々に論じている。到底及びもつかないが、読書の意味は?と問うたメモがあった。結論は「つなぐ」か。
・・・・・「エクササイズとしての読書」2006.4.9
コンビニのBookコーナーに並んでいた『PHP』誌に
「朝の読書」の文字があったので、買い求めた。
その特集はそれとして、
対談コーナーの二人のやりとりに強く惹かれた。
黒鉄ヒロシ氏と小林薫氏である。
タイトルは「頭脳を鍛えるか、肉体を鍛えるか」。
頭脳派?の黒鉄氏と肉体派?の小林氏
そのかみ合い方がなかなか素晴らしい。
小林氏のこんな一言がある。
昔は筋トレもやっていたんですが
エクササイズを取り入れると
微妙に筋肉の質が変わってきます。
見た目の隆々とした筋肉を作るのではなくて
パンチを打つなど、実際に使うことで
筋肉が活性化されていくわけです。
何気なく読み過ごしそうなことばだが
では脳の鍛え方はどうか、と置き換えてみると
読書だけやっていても活性化できるものかと
ふと不安になってくる。
黒鉄氏はこう言う。
「物を知ること」と「鍛えること」は
通底するんじゃないかしら
この場合の「物を知る」ことは、単に知識量ではないだろうし
鍛えるためには、頭を使う、
つまり知識と知識のつなぎ合わせをどうしていくかが
肝心になってくるだろう。
エクササイズとして読書をする方法もいろいろ考えられる。
頭脳を刺激していくためには
文字づらだけを追っていてはだめだ。
その知識をどう使うか、
思考するだけでよいか、
いや思考するにしても、具体的に何か動かさなければならない。
目は当然としても、口か、手か…
インプットとアウトプットをどう絡ませるか
ただの読書では、もう脳は鍛えられない。
・・・・・・
・・・・・「エクササイズとしての読書」2006.4.9
コンビニのBookコーナーに並んでいた『PHP』誌に
「朝の読書」の文字があったので、買い求めた。
その特集はそれとして、
対談コーナーの二人のやりとりに強く惹かれた。
黒鉄ヒロシ氏と小林薫氏である。
タイトルは「頭脳を鍛えるか、肉体を鍛えるか」。
頭脳派?の黒鉄氏と肉体派?の小林氏
そのかみ合い方がなかなか素晴らしい。
小林氏のこんな一言がある。
昔は筋トレもやっていたんですが
エクササイズを取り入れると
微妙に筋肉の質が変わってきます。
見た目の隆々とした筋肉を作るのではなくて
パンチを打つなど、実際に使うことで
筋肉が活性化されていくわけです。
何気なく読み過ごしそうなことばだが
では脳の鍛え方はどうか、と置き換えてみると
読書だけやっていても活性化できるものかと
ふと不安になってくる。
黒鉄氏はこう言う。
「物を知ること」と「鍛えること」は
通底するんじゃないかしら
この場合の「物を知る」ことは、単に知識量ではないだろうし
鍛えるためには、頭を使う、
つまり知識と知識のつなぎ合わせをどうしていくかが
肝心になってくるだろう。
エクササイズとして読書をする方法もいろいろ考えられる。
頭脳を刺激していくためには
文字づらだけを追っていてはだめだ。
その知識をどう使うか、
思考するだけでよいか、
いや思考するにしても、具体的に何か動かさなければならない。
目は当然としても、口か、手か…
インプットとアウトプットをどう絡ませるか
ただの読書では、もう脳は鍛えられない。
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