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■□ 2023.3.18
■□ K-Net 社労士受験ゼミ
■□ 合格ナビゲーション No1007
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└■ 本日のメニュー
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1 はじめに
2 過去問ベース選択対策
3 労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果
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└■ 1 はじめに
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3月、およそ3分の2が終わります。
この時期は、年度末ということで、忙しい日々が続いているという方がいると
思います。
年度末だけではなく、
年度が替われば替わったで、また別の忙しさがあったりするでしょう。
仕事が忙しいという方もいれば、
普段の生活という面で、年度が替わることで大きな変化があるので、
この時季、慌ただしく過ごしているという方、少なくないでしょう。
どうしてもしなければならないことというのはあり、
そのため、勉強が疎かになってしまうこともあります。
ただ、忙しいことを理由に勉強をしないでいると・・・
合格が遠のくだけになってしまうので、少しでもよいので、
できるだけ時間を工面して、勉強を進めるようにしましょう。
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└■ 2 過去問ベース選択対策
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次の問題の空欄の部分を適切な語句で埋め、完全な文章としてください。
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【 問題 】
労働基準法第37条第3項に基づくいわゆる代替休暇を与えることができる
期間は、同法第33条又は同法第36条第1項の規定によって延長して労働
させた時間が1か月について60時間を超えた当該1か月の( A )から
( B )以内の範囲内で、( C )で定めた期間とされている。
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令和4年度択一式「労働基準法」問7-Dで出題された文章です。
【 答え 】
A 末日の翌日
※「末日」ではありません。
B 2か月
※「1か月」や「3か月」ではありません。
C 労使協定
※「労働協約」や「就業規則」とかではありません。
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└■ 3 労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果<完全失業率>
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完全失業率(労働力人口に占める完全失業者の割合)は、2022年平均で2.6%
と、前年に比べ0.2ポイントの低下(4年ぶりの低下)となった。
男女別にみると、男性は2.8%と0.3ポイントの低下、女性は2.4%と0.1
ポイントの低下となった。完全失業率の男女差は0.4ポイントとなった。
また、男女、年齢階級別にみると、前年に比べ男性は全ての年齢階級で低下、
女性は35~44歳及び65歳以上を除く全ての年齢階級で低下となった。
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完全失業率に関しては、労働経済の中では、出題頻度が高い項目です。
過去の出題傾向をみると、
特に、年齢階級別の完全失業率に関する問題が多いといえます。
例えば、次の問題があります。
【 R4-1-B 】
2021年の年齢階級別完全失業率をみると、15~24歳層が他の年齢層に比べて、
最も高くなっている。
【 H22-3-C 】
1990年代以降の年齢別の完全失業率は、若年層において大きく上昇し、特に
20~24歳では2003年に10%近くになった。その後の景気回復に伴い、完全
失業率は低下傾向を示したが、60~64歳層など高齢層での完全失業率の低下
にくらべ、若年層の低下ポイントは小さく、若年層の雇用情勢は相対的に厳し
かった。
【 H15-4-A 】
総務省「労働力調査」によると、平成14年の我が国の完全失業率は年齢計で
5.4%であるが、その中でも、特に若年層の完全失業率が高く、15~19歳層
及び20~24歳層の完全失業率は、40~59歳層の完全失業率の2倍以上となっ
ている。
【 H14-2-A 】
平成13年における完全失業率は5.0%に達し、特に男性の60~64歳層では
10%を超えている。
【 H12-3-D 】
我が国の過去20年間の男性の完全失業率を年齢階級別にみると、相対的に
みて、20歳台及び60歳台前半層では高く、40歳台では低い。
これらは、出題当時、いずれも正しい内容でした。
そして、これらの問題をみると、年齢階級別で完全失業率が高い階層、
ここを論点にしているのがわかります。
令和4年の調査においては、若年層(15~34歳)のうち15~24歳は4.4%
と前年より0.2ポイントの低下、25~34歳は3.6%と0.2ポイントの低下と
なっていますが、他の年齢階層に比べると高く、15~24歳が最も高くなって
います。
ということで、おおよその完全失業率、
それと、令和2年に11年ぶりに上昇し、令和3年はその水準のままでしたが、
令和4年は低下したということと若年層は高い傾向にあるという点は、押さえ
ておいたほうがよいでしょう。
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発行:K-Net 社労士受験ゼミ
加藤 光大
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