百醜千拙草

何とかやっています

アホウさんお笑い劇場

2009-06-19 | Weblog
先日の記者会見での話。
自民党代議士会で、古川環境政務官が「我々自民党はこの際、大政奉還を決断して、国民の懐にふかく帰るべきだ」と、総理の退陣を求めるともとれる発言をしたが、どのように受け止めたか。との記者の質問に、アホウさん、こう答えました。

 「あの、大政っていうのは、奉還するっていうのは、何の大政をどう奉還するのか、ちょっと、正直、意味が分かりませんでしたので、どういう意味かなーと思って、拝聴していましたけど、いずれにしても、あのー、若い方々には、緊張感っていうものが、非常におありになるんだというように受け止めましたけども」

このアホウさんの発言、余りにおかしくて、大笑いしてしました。確かにこの質問にまともに答えるわけにはいかないのはよくわかりますが、質問をそらすにしてもやりかたがあるでしょう。「どういう意味かなー、わかんないなー」というのは、「ここはどこ?私はだれ?」と言うのと同じではないでしょうか?自民党員自身が、自民党が余りに国民を蔑ろにしてために支持を失って来たことに危機感を持って、何とかしなければならない、と言っているのに、言うに事欠いて「若い方には緊張感っていうものが非常におありになる」というのは、どこのバカ殿のセリフでしょうか?これは「パンがないならケーキを食べればいいじゃない?」レベルですね。この発言、是非、全国の自民党支持者の人に聞いてもらいたいです。しかし、ここ数代の首相を見ていて思うのは、自民党には本当に人材がいないということですね。世襲で二代目、三代目のボンボンというのが悪いのでしょう。

 第二回目の民主、自民の党首会談では、鳩山(弟)大臣の辞任のもとになった日本郵政社長人事に触れ、「民主が政権をとったら、社長を辞めさせる」との鳩山(兄)代表に対し、アホウさんは民間会社の社長人事への政府の介入には慎重でなければならない、と心にもないことを言いました。そもそも、社長を辞めさせるという線でアホウさんと鳩山(弟)大臣が一緒に動いていたのに、小泉竹中に脅かされて、日和ってしまい、挙げ句に血迷って、鳩山大臣の方を切ってしまった、という話だそうですから、何をかいわんやです。国民の多額の財産を預かる国営組織を、安値で切り売りするために形の上だけ民営化したくせに、民間会社だから政府の介入はまずいとは、余りに情けない言い訳です。自分でも政府が100%の株主であると言っているのですから、株主がダメ社長を罷免するのは当然でしょう。
 アホウさん、選挙に勝つ見込みが無くなったので、投げやりになっているのでしょうか。あるいは、本当に単なるバカ殿だったのでしょうか。鳩山総務大臣の更迭で評価を下げた所なのに、次々と自爆を繰り出すアホウさん、これは来月始めの玉砕解散の線が濃厚となってきました。
コメント
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