どうも福島第一原発は、本当にお手上げになったような感じです。メルトダウンが進んで、融けた核燃料が地下水と接触して爆発すると放射性物質が飛び散るので、その飛散を防ぐための対症療法をやりだしたような感じです。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-c938.html のサイトで紹介されている"Hawaii News" (http://hawaiinewsdaily.com/2011/03/when-the-fukushima-meltdown-hits-groundwater/)の記事によると、自律的な核反応であるメルトダウンを止める唯一の方法は10キロトンの核分裂型爆弾を格納容器内部で爆発させて、炉心が気化することを願うことだ。とあります。チェルノブイリが核反応停止できたのは、爆弾となって爆発したからだそうです。核反応を止めない限りチェルノブイリのようにコンクリートで固めることもできないということで、現状を見る限り、このままメルトダウンが進んで、爆発が連発し、放射能が日本全土と世界にバラまかれるのを、指をくわえて見ていることしかできない、という状況になりつつあります。
傲岸不遜のアメリカ経済学者、ラリーサマーズは、日本の経済は、今回の災害で打撃を受け、「日本は貧しい国になるだろう」とニューヨークの講演で述べたとの話。地震の直接被害だけであれば、何とかなったのかも知れません。しかし、この放射線被害はこれからもっと深刻になり、何十年にわたって問題であり続けるでしょう。今後の放射線被爆による健康障害や地域の経済的打撃を考えると、事実上、日本の半分が無くなるということになるのではないかと不安になります。そして、もう一回、この規模の原発事故が、例えば危険極まりない「もんじゅ」を始めとして原発が集中している福井県にでも起きたなら、文字通り、日本は滅亡するかも知れません。
4月1日から、どうも言論統制が強化された模様です。いよいよ、戦前、戦中の日本のようになってきました。前回、原発利権とヤクザの情報を見つけてリンクを紹介した「つむじ風のブログ」は、アクセスがブロックされています。内容は既に別のサイトなどに拡散しているのでまだ知ることができると思います。例えば、http://kinokokumi.blog13.fc2.com/blog-entry-1105.html のリンクを参照下さい。幸い、その資料サイト、つむじ風ネット(http://tumuzikaze.net/)はアクセスできるようで、そこでブログ記事は見れるようです。
記者クラブを批判して、情報開示の運動を続けて来たフリージャーナリストの上杉隆さんが活動停止を表明。おそらくかなりの脅迫を受けたのだろうと想像するに難くありません。
どうも、この言論弾圧、この朝日新聞の記事、http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201104010389.html に関係するもののようです。
警察庁が露骨に検閲をを入れると宣言したというわけで、この国のクサレ政府は、中国共産党なみです。アクセスがブロックされている上の「つむじ風のブログ」は、資料サイトをみればその性質がわかると思いますが、政府や当局、マスコミが垂れ流す「デマ」や「プロパガンダ」に対抗する個人サイトです。「『被災地で強盗や性犯罪が多発している』といったデマが飛び交っている問題」は本当にあるのか、私は寡聞にして知りません。仮にそんなデマがあったとしても、警察庁がセンサーを入れて、一般人の情報をコントロールしないといけないような正当な理由があるのか、さっぱり分かりません。少なくとも「つむじ風のブログ」に被災地に関するデマは載っていないと思います。
明らかにこれは、体制側に都合の悪い人間を迫害し、政府と記者クラブ制を通じたマスコミがお互いの利益のために行う弾圧違法行為を正当化するための言い訳にすぎません。「警察庁がチェックして悪質なら摘発する」これは、これまでの国策捜査による様々なでっちあげ事件を生んで来た「検察ファッショ」と呼ばれる国家権力の一般人に対する恫喝です。政府やマスコミに都合の悪い人間は力づくで抹殺するぞ、との脅しです。
この未曾有の危機、人々の犠牲と悲しみを利用して、火事場泥棒的に己の私利を追求しようとする連中が、国家権力の中にいます。その欲が日本の政府の判断の誤りに次ぐ誤りを生んできました。そういう連中が国を滅ぼして行くのでしょう。
今後、多くの苦難が日本に起こってくるのは想像に難くありません。そんな中で、私が聞いた一つの明るいメッセージは、日本はいずれ立ち直り、資本主義でカネで人間を支配するという破綻しかけている現在の社会とは違う新しいシステムを生み出していくであろう、という予言でした。「共生の社会」と多くの人が言っている社会のことなのかな、と想像しています。しかし、新しい社会が生まれて発展して行く前に、死ななければならないものがあります。それに伴う痛みは激しいようです。これからおこってくる日本の経済の低迷、貧困、食料危機、失業率や犯罪の増加、そんな敗戦後のような苦難は、社会の再生のために必要な苦しみなのだそうです。
日本は現在、沈んで行っています。どこまで沈むかわかりません。しかし、沈んだあとは必ず浮かびます。終わらない苦しみはありません。それは真実です。
念のため追加。
ドイツの気象予測によると、4/6 -7 には放射性物質は広く九州地方にまでおよぶことになるようです。
読売のニュース http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110404-OYT1T00603.htm
ドイツ気象局 http://www.dwd.de/ ページの真ん中あたりをご覧ください。
外出、雨などにはご注意ください。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-c938.html のサイトで紹介されている"Hawaii News" (http://hawaiinewsdaily.com/2011/03/when-the-fukushima-meltdown-hits-groundwater/)の記事によると、自律的な核反応であるメルトダウンを止める唯一の方法は10キロトンの核分裂型爆弾を格納容器内部で爆発させて、炉心が気化することを願うことだ。とあります。チェルノブイリが核反応停止できたのは、爆弾となって爆発したからだそうです。核反応を止めない限りチェルノブイリのようにコンクリートで固めることもできないということで、現状を見る限り、このままメルトダウンが進んで、爆発が連発し、放射能が日本全土と世界にバラまかれるのを、指をくわえて見ていることしかできない、という状況になりつつあります。
傲岸不遜のアメリカ経済学者、ラリーサマーズは、日本の経済は、今回の災害で打撃を受け、「日本は貧しい国になるだろう」とニューヨークの講演で述べたとの話。地震の直接被害だけであれば、何とかなったのかも知れません。しかし、この放射線被害はこれからもっと深刻になり、何十年にわたって問題であり続けるでしょう。今後の放射線被爆による健康障害や地域の経済的打撃を考えると、事実上、日本の半分が無くなるということになるのではないかと不安になります。そして、もう一回、この規模の原発事故が、例えば危険極まりない「もんじゅ」を始めとして原発が集中している福井県にでも起きたなら、文字通り、日本は滅亡するかも知れません。
4月1日から、どうも言論統制が強化された模様です。いよいよ、戦前、戦中の日本のようになってきました。前回、原発利権とヤクザの情報を見つけてリンクを紹介した「つむじ風のブログ」は、アクセスがブロックされています。内容は既に別のサイトなどに拡散しているのでまだ知ることができると思います。例えば、http://kinokokumi.blog13.fc2.com/blog-entry-1105.html のリンクを参照下さい。幸い、その資料サイト、つむじ風ネット(http://tumuzikaze.net/)はアクセスできるようで、そこでブログ記事は見れるようです。
記者クラブを批判して、情報開示の運動を続けて来たフリージャーナリストの上杉隆さんが活動停止を表明。おそらくかなりの脅迫を受けたのだろうと想像するに難くありません。
どうも、この言論弾圧、この朝日新聞の記事、http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201104010389.html に関係するもののようです。
ネットのデマ、警察庁がチェック強化 悪質なら摘発も 2011年4月1
「被災地で強盗や性犯罪が多発している」といったデマが飛び交っている問題で、警察庁は1日、3月31日までに把握したネット上のデマ24件の削除をサイト管理者に依頼したことを明らかにした。同庁は17日から民間業者に委託してネットチェックを強化しており、特に悪質なものは摘発を検討するとしている。
「被災地で強盗や性犯罪が多発している」といったデマが飛び交っている問題で、警察庁は1日、3月31日までに把握したネット上のデマ24件の削除をサイト管理者に依頼したことを明らかにした。同庁は17日から民間業者に委託してネットチェックを強化しており、特に悪質なものは摘発を検討するとしている。
警察庁が露骨に検閲をを入れると宣言したというわけで、この国のクサレ政府は、中国共産党なみです。アクセスがブロックされている上の「つむじ風のブログ」は、資料サイトをみればその性質がわかると思いますが、政府や当局、マスコミが垂れ流す「デマ」や「プロパガンダ」に対抗する個人サイトです。「『被災地で強盗や性犯罪が多発している』といったデマが飛び交っている問題」は本当にあるのか、私は寡聞にして知りません。仮にそんなデマがあったとしても、警察庁がセンサーを入れて、一般人の情報をコントロールしないといけないような正当な理由があるのか、さっぱり分かりません。少なくとも「つむじ風のブログ」に被災地に関するデマは載っていないと思います。
明らかにこれは、体制側に都合の悪い人間を迫害し、政府と記者クラブ制を通じたマスコミがお互いの利益のために行う弾圧違法行為を正当化するための言い訳にすぎません。「警察庁がチェックして悪質なら摘発する」これは、これまでの国策捜査による様々なでっちあげ事件を生んで来た「検察ファッショ」と呼ばれる国家権力の一般人に対する恫喝です。政府やマスコミに都合の悪い人間は力づくで抹殺するぞ、との脅しです。
この未曾有の危機、人々の犠牲と悲しみを利用して、火事場泥棒的に己の私利を追求しようとする連中が、国家権力の中にいます。その欲が日本の政府の判断の誤りに次ぐ誤りを生んできました。そういう連中が国を滅ぼして行くのでしょう。
今後、多くの苦難が日本に起こってくるのは想像に難くありません。そんな中で、私が聞いた一つの明るいメッセージは、日本はいずれ立ち直り、資本主義でカネで人間を支配するという破綻しかけている現在の社会とは違う新しいシステムを生み出していくであろう、という予言でした。「共生の社会」と多くの人が言っている社会のことなのかな、と想像しています。しかし、新しい社会が生まれて発展して行く前に、死ななければならないものがあります。それに伴う痛みは激しいようです。これからおこってくる日本の経済の低迷、貧困、食料危機、失業率や犯罪の増加、そんな敗戦後のような苦難は、社会の再生のために必要な苦しみなのだそうです。
日本は現在、沈んで行っています。どこまで沈むかわかりません。しかし、沈んだあとは必ず浮かびます。終わらない苦しみはありません。それは真実です。
念のため追加。
ドイツの気象予測によると、4/6 -7 には放射性物質は広く九州地方にまでおよぶことになるようです。
読売のニュース http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110404-OYT1T00603.htm
ドイツ気象局 http://www.dwd.de/ ページの真ん中あたりをご覧ください。
外出、雨などにはご注意ください。