今月末が〆切のグラント、予定より早く書き上がりそうで気分よくフフフーンと鼻歌まじりで最後のチェックと文献リストの作成に取りかかっていたら、エンドノートのPubMedサーチで見慣れない文献が引っかかってきました。イヤな予感がして、よく見てみると、私のグラントの最初のAimで計画していた実験が、何と論文になっているではないですか。どうも先週末、私がグラントの予備応募をした日にその論文がアクセプトされたようで、雑誌社がアクセプト原稿をそのまま公開したようです。参りました。最近、こういうの多くて困ります。去年も、論文投稿直前に同じマウスを出版されて、その後、一年苦しんだ辛さが今だに尾を引いているというのに、と涙目になりました。悪い事にグラントの早期完成を読み込んで、二件引き受けたレビューの〆切が3日後に迫って来ている上、助手の人は急病でお休みしています。この悪状況の中で、95%仕上がっていた申請書を、あと数日で大幅に書き直さなければならなくなりました。しかし、ここで落ち込んでいる時間はありません。(ブログ書いている場合でもないのですけど)エイと気合いを振り絞って、ほぼ完成していたグラントをザックザックと切り倒し、書き直し始めました。この一月余り、ずっとコレに集中してきて、ようやく終わりが見えたところで、やり直しというのは、キツいものがあります。本文を書き直した後、リンクしている予算だとか日程表とか抄録とかモロモロの書類などなどの書き直しをしないとならず、考えただけで気が狂いそうです。しかし、丹誠込めて育てた農産、畜産物を出荷できなくなった福島の農家の方々の苦しみや痛みとは比べたら、こんなものは屁のようなものだと思い直しました。
さて、放射線汚染された食品が日本国中に流通しているとのニュース。無能な政府と悪質な官僚体制、こうなるのは最初から分かっていましたが、情けない話です。あたり前のことができないのです。あたり前のこととは、原発を政府の管理下に置いて収束作業を行うと同時に、東電を解体し東電の資産を処分した上で、政府が福島の畜産農作物を全て買い上げ、被害者を保障し、放射線汚染の拡大を抑えるということです。足りない金は取りあえず刷ればよい。この事態で金融緩和することは当然であるのにしない。アメリカの言いなりの財務省がさせないのです。あたり前のことができないのに加えて、官僚組織とそれに操られる無能の空きカンどもが保身のためにヤバいことはこっそり隠そうとしてますます被害を拡げて言っています。被災者や被害者は政府は見ないふり、あまりに酷い。政府が最大限の努力をしたとしても、ヨーロッパ放射線リスク委員会の予測では、福島第一から200kmの地域では、十年間で二十万人以上のガンが発生すると考えられています。であるのに、放射線汚染を抑えるどころか、危険を隠蔽し、汚染食品の流通を許し、被害を拡大させていっているのは、自分の利益のために国民を犠牲にするのを厭わない悪質極まりない官僚組織の体質のせいでしょう。空きカンは既に福島事故の初動でのミス、それから外国人違法献金の件で刑事告発されているらしいですが、地震以後、政府と官僚組織がやってきたことは、凶悪犯罪と言えるでしょう。
そして、福島原発、安定冷却のステップ1が達成されたとのニュース。よくもこんな小学生でもわかるようなデタラメを言えるものです。データもろくに出さずに口先だけで「できた」と言う、いつもながらの隠蔽体質の東電と政府。メルトダウンが起きていたのも事故後早期からわかっていたのに、ずっとウソをついてきた当局です。地上げさんのブログにエダマメの詭弁が紹介されていましたが、「爆発」している映像をさして「爆発状事象」と言い換えたらしいですね。メルトダウンという言葉を使いさえしなければ、メルトダウンを認めたことにはならない、爆発しているように見えても爆発という証拠がないので爆発かどうかわからない、という理屈のようです。こういうのをペテンと呼ばずして何をペテンと呼ぶのか。
メルトダウンして汚染水がダダ漏れになっている状況で「安定」はないでしょう。核はメルトダウンして既に地下に達してしまったので、もと原子炉のあったところの温度は低下してきたというだけのことでしょう。事態は安定どころかもっと悪化していると考えるべきでしょう。既に、ダダ漏れの放射性物質のお陰で、近海魚は食べれなくなってきました。放射性物質はどうも地下水系や漏れた汚染水を通じて、大量に海に流れていっていると考えられます。政府や農林水産省はまた汚染状況を隠し、そのうち汚染魚が牛肉同様、全国に流通し、被害を拡大させるのでしょう。被害が十分拡大してしまって取り返しがつかなくなってから、今回のように、ナンダカンダと理由をつけて、実は、汚染していましたなどと言い出すのです。「放射能、みんなで浴びれば目立たない ー 空きカン」(詠み人知らず)そういう理屈のようです。
さて、放射線汚染された食品が日本国中に流通しているとのニュース。無能な政府と悪質な官僚体制、こうなるのは最初から分かっていましたが、情けない話です。あたり前のことができないのです。あたり前のこととは、原発を政府の管理下に置いて収束作業を行うと同時に、東電を解体し東電の資産を処分した上で、政府が福島の畜産農作物を全て買い上げ、被害者を保障し、放射線汚染の拡大を抑えるということです。足りない金は取りあえず刷ればよい。この事態で金融緩和することは当然であるのにしない。アメリカの言いなりの財務省がさせないのです。あたり前のことができないのに加えて、官僚組織とそれに操られる無能の空きカンどもが保身のためにヤバいことはこっそり隠そうとしてますます被害を拡げて言っています。被災者や被害者は政府は見ないふり、あまりに酷い。政府が最大限の努力をしたとしても、ヨーロッパ放射線リスク委員会の予測では、福島第一から200kmの地域では、十年間で二十万人以上のガンが発生すると考えられています。であるのに、放射線汚染を抑えるどころか、危険を隠蔽し、汚染食品の流通を許し、被害を拡大させていっているのは、自分の利益のために国民を犠牲にするのを厭わない悪質極まりない官僚組織の体質のせいでしょう。空きカンは既に福島事故の初動でのミス、それから外国人違法献金の件で刑事告発されているらしいですが、地震以後、政府と官僚組織がやってきたことは、凶悪犯罪と言えるでしょう。
そして、福島原発、安定冷却のステップ1が達成されたとのニュース。よくもこんな小学生でもわかるようなデタラメを言えるものです。データもろくに出さずに口先だけで「できた」と言う、いつもながらの隠蔽体質の東電と政府。メルトダウンが起きていたのも事故後早期からわかっていたのに、ずっとウソをついてきた当局です。地上げさんのブログにエダマメの詭弁が紹介されていましたが、「爆発」している映像をさして「爆発状事象」と言い換えたらしいですね。メルトダウンという言葉を使いさえしなければ、メルトダウンを認めたことにはならない、爆発しているように見えても爆発という証拠がないので爆発かどうかわからない、という理屈のようです。こういうのをペテンと呼ばずして何をペテンと呼ぶのか。
メルトダウンして汚染水がダダ漏れになっている状況で「安定」はないでしょう。核はメルトダウンして既に地下に達してしまったので、もと原子炉のあったところの温度は低下してきたというだけのことでしょう。事態は安定どころかもっと悪化していると考えるべきでしょう。既に、ダダ漏れの放射性物質のお陰で、近海魚は食べれなくなってきました。放射性物質はどうも地下水系や漏れた汚染水を通じて、大量に海に流れていっていると考えられます。政府や農林水産省はまた汚染状況を隠し、そのうち汚染魚が牛肉同様、全国に流通し、被害を拡大させるのでしょう。被害が十分拡大してしまって取り返しがつかなくなってから、今回のように、ナンダカンダと理由をつけて、実は、汚染していましたなどと言い出すのです。「放射能、みんなで浴びれば目立たない ー 空きカン」(詠み人知らず)そういう理屈のようです。