政府が権力や既得権に不都合な情報を隠蔽するのはどの国でもそうですけど、インターネットのおかげて、いくら政府や原子力村が隠しても、ちょっとウェッブを散策すれば、本当のことが見えてくる時代になりました。情報を手に入れるのは容易ですが、それを総合的に解釈し、正しく判断することは必ずしも容易ではありません。
原発情報を知ろうとして、二、三のウェッブサイトに仕事場のコンピューターから行こうとするとブロックされるようになりました。「ヘイト スピーチ」が含まれるからブロックした、というメッセージがでます。たしかにそういうサイトに政府を批判する内容のものは少なからずあります。しかし、政府が悪いことをやっていて、それを悪いと批判すると「ヘイト スピーチ」でブロックというのは、どうも一方的すぎるのではないでしょうか。一方、国民洗脳のために偏向報道、捏造報道を繰り返し、都合のわるいニュースは深夜にこっそり報道するマスコミはお咎めなし。間違っていることを間違っている、というのが「ヘイト スピーチ」なら、論文のレビューのコメントの殆どは「ヘイト スピーチ」です。方法的懐疑や科学は「ヘイト 行為」とも言えましょう。権力は色んな手で言論封鎖してきます。しかし、「言論の自由」は民主主義法治国家の基礎ですから、間違ったことがあるなら、われわれ力を持たない市民は、間違っている、と言い続けるべきだと思います。
とはいうものの、いくら政府がデタラメで、日本の国民から税金を絞りとることしか考えず、税金を払えない人間は見殺しにしようとし、国を売り、目先のカネのために日本の将来を台無しにしようとしている、とは言っても、無能で非道な政府に、怒りを募らせるのは、実は、われわれの損でもあります。これまでのデタラメぶりを眺めるに、怒って、批判して、デモ行動して、裁判に訴えて、政府が何とかマシになるのか、と言われたら、残念ながら、その可能性は限りなくゼロに近いと言わざるをえません。都合のわるい国民の意見は官僚答弁で全部無視、選挙公約は3ヶ月で捨て去り、裁判所は最初から政府側についていて政府相手の集団訴訟は最高裁で必ず負けるようになっている国です。そして、日本は今後、(これまでの貨幣制資本主義の基準で言えば)貧困化が加速していくことになりますが、その元凶といえるフクシマ原発事故は、どうも人間の手に負えるような状況ではなくなっているようで、京大の小出さんによると、いくら政府や東電に圧力をかけても、誰にも根本期にどうにかできるレベルではないというのが実態なのだそうです。
そんな状況ですから、私も、いくら言っても仕方のないことは、もう言うのは止めようかと思います。実際問題として、フクシマは延々と放射能を出し続け、地球規模で汚染を拡げて行き、それを止める術がない、という現実があります。そのフクシマからの放射性物質は海と空と地を広く汚染し、その放射能汚染されている食材がこっそりと全国に広く流通してしまっているという話も聞きます。根本的治療法がない不治の病に取り憑かれてしまったようなものです。結局、なるべく放射能汚染から身を遠ざける工夫を個人レベルでしていくしかないようです。
話かわって、先日、ホワイトハウスでキャロルキングのコンサートがありました。これは今年度のガーシュイン議会図書館賞(?)という聞き慣れない賞の授賞によるもので、女性では初の授賞ということで、グロリアエステファン、ビリージョエル、ジェームステイラーらも参加しました。
おばあさんと言ってもよい年のキングが、舞台の上で踊りながら楽しそうに歌っているのををみると、見ている方も楽しい気分になります。何歳になっても、一瞬一瞬を楽しく生きて、人の目も自分の容姿も年も気にせず、自由に歌い踊る、そのように神様は人間を作ったのだ、と確信されますね。
出世作「Tapestry」が大ヒットしたのは子供ごころにおぼろげにおぼえています(曲そのものは、もっと後になって聞きました)。歌はヘタウマですけど、良い曲が多いですね。ホワイトハウス コンサート最後の曲は「You've got a friend」で、ジェームステイラーとのデュエット。この曲、私はロバータ フラックがカバーしたのを聞いていい曲だなあ、と思ったのですけど、ジェームステイラー版も甲乙つけ難い。テイラーのようなクルーナーにうってつけの曲ですね。
ネットでこんなのを見つけました。
キャロル キング、グロリア エステファン、セリーヌ ディオン、シャナイア トウェイン(ポップス、ラテン、カントリーですね、どいういう事情でこのミスマッチな取り合わせになったのでしょうか?)で集まって、この曲を歌っています。なかなか良いです。
ジェームステイラー版、若いときの方がシブいと思います。
ロバータ フラック版 (今は亡きダニー ハサウェイとのデュエット)ロバータフラックはキングより5歳ほど年上ですが、誕生日は一日違いの2月生まれです。
んー、昭和は遠くなりにけりですね。
原発情報を知ろうとして、二、三のウェッブサイトに仕事場のコンピューターから行こうとするとブロックされるようになりました。「ヘイト スピーチ」が含まれるからブロックした、というメッセージがでます。たしかにそういうサイトに政府を批判する内容のものは少なからずあります。しかし、政府が悪いことをやっていて、それを悪いと批判すると「ヘイト スピーチ」でブロックというのは、どうも一方的すぎるのではないでしょうか。一方、国民洗脳のために偏向報道、捏造報道を繰り返し、都合のわるいニュースは深夜にこっそり報道するマスコミはお咎めなし。間違っていることを間違っている、というのが「ヘイト スピーチ」なら、論文のレビューのコメントの殆どは「ヘイト スピーチ」です。方法的懐疑や科学は「ヘイト 行為」とも言えましょう。権力は色んな手で言論封鎖してきます。しかし、「言論の自由」は民主主義法治国家の基礎ですから、間違ったことがあるなら、われわれ力を持たない市民は、間違っている、と言い続けるべきだと思います。
とはいうものの、いくら政府がデタラメで、日本の国民から税金を絞りとることしか考えず、税金を払えない人間は見殺しにしようとし、国を売り、目先のカネのために日本の将来を台無しにしようとしている、とは言っても、無能で非道な政府に、怒りを募らせるのは、実は、われわれの損でもあります。これまでのデタラメぶりを眺めるに、怒って、批判して、デモ行動して、裁判に訴えて、政府が何とかマシになるのか、と言われたら、残念ながら、その可能性は限りなくゼロに近いと言わざるをえません。都合のわるい国民の意見は官僚答弁で全部無視、選挙公約は3ヶ月で捨て去り、裁判所は最初から政府側についていて政府相手の集団訴訟は最高裁で必ず負けるようになっている国です。そして、日本は今後、(これまでの貨幣制資本主義の基準で言えば)貧困化が加速していくことになりますが、その元凶といえるフクシマ原発事故は、どうも人間の手に負えるような状況ではなくなっているようで、京大の小出さんによると、いくら政府や東電に圧力をかけても、誰にも根本期にどうにかできるレベルではないというのが実態なのだそうです。
そんな状況ですから、私も、いくら言っても仕方のないことは、もう言うのは止めようかと思います。実際問題として、フクシマは延々と放射能を出し続け、地球規模で汚染を拡げて行き、それを止める術がない、という現実があります。そのフクシマからの放射性物質は海と空と地を広く汚染し、その放射能汚染されている食材がこっそりと全国に広く流通してしまっているという話も聞きます。根本的治療法がない不治の病に取り憑かれてしまったようなものです。結局、なるべく放射能汚染から身を遠ざける工夫を個人レベルでしていくしかないようです。
話かわって、先日、ホワイトハウスでキャロルキングのコンサートがありました。これは今年度のガーシュイン議会図書館賞(?)という聞き慣れない賞の授賞によるもので、女性では初の授賞ということで、グロリアエステファン、ビリージョエル、ジェームステイラーらも参加しました。
おばあさんと言ってもよい年のキングが、舞台の上で踊りながら楽しそうに歌っているのををみると、見ている方も楽しい気分になります。何歳になっても、一瞬一瞬を楽しく生きて、人の目も自分の容姿も年も気にせず、自由に歌い踊る、そのように神様は人間を作ったのだ、と確信されますね。
出世作「Tapestry」が大ヒットしたのは子供ごころにおぼろげにおぼえています(曲そのものは、もっと後になって聞きました)。歌はヘタウマですけど、良い曲が多いですね。ホワイトハウス コンサート最後の曲は「You've got a friend」で、ジェームステイラーとのデュエット。この曲、私はロバータ フラックがカバーしたのを聞いていい曲だなあ、と思ったのですけど、ジェームステイラー版も甲乙つけ難い。テイラーのようなクルーナーにうってつけの曲ですね。
ネットでこんなのを見つけました。
キャロル キング、グロリア エステファン、セリーヌ ディオン、シャナイア トウェイン(ポップス、ラテン、カントリーですね、どいういう事情でこのミスマッチな取り合わせになったのでしょうか?)で集まって、この曲を歌っています。なかなか良いです。
ジェームステイラー版、若いときの方がシブいと思います。
ロバータ フラック版 (今は亡きダニー ハサウェイとのデュエット)ロバータフラックはキングより5歳ほど年上ですが、誕生日は一日違いの2月生まれです。
んー、昭和は遠くなりにけりですね。