今週の月曜は、アメリカは戦没者追悼の祝日。第二次大戦以降、アメリカの戦没者はアメリカがその世界覇権を維持するために、適当な名目で仕掛けたいわば侵略戦争によるものでした。その被害にあった国でアメリカ軍に虐殺された抵抗勢力、一般市民の数は、死んだアメリカ兵の百倍はいるでしょう。アメリカ政府が死亡した兵士を讃えるのは政治的に当然のことですが、私にとってみれば、兵士は戦争という絶対悪に関わって、他の国の人々を殺し殺された被害者であると同時に加害者であると思います。靖国も同じことです。違いは、アメリカは戦勝国であり日本は敗戦国であること、つまりアメリカ軍は善であり日本軍は悪であったと政治的に決定してしまったということです。もちろん、兵士であれ一般人であれ、戦勝国であれ敗戦国であれ、人間は人間、良い事をしたり悪い事をしたりして一生を送り、死んだというだけのことです。戦没者追悼であれ靖国参拝であれ、政治的思惑のもとに行われているセレモニーに過ぎません。その偽善性に私は唾を吐きかけたい気分にいつもなります。
戦後生まれの平和の昭和の時代に子供だった私には、戦争というものの実感がありません。もちろん、戦後生まれの「男人形」、アベ氏も本当の戦争がどんなものか知りません。私の両親は戦争の時に子供時代を過ごした不幸な年代です。とくに昭和一ケタと呼ばれる世代は、育ち盛りの時と戦争が重なったので、体の弱い人が多いです。飽食の時代に何不自由なく育ち、親、先祖の七光りの世襲で政治家稼業をやっているアベ氏などにはわからない辛酸を舐めています。
ほんの子供の頃、繁華街で戦争で手足を失った人々が物乞いする姿を見た記憶があります。残った片足にゲートルをつけて戦服を着ておられたような気がします。おそらく、何とか戦争は生き延びたものの、大きな障害を受けて、働くこともできずに戦後何十年もそうやって生きてきたのであろう人々です。
「裸足のゲン」は子供には読むのが恐かかったです。「火垂るの墓」はもう少し大きくなってから読んだと思いますが、いつもは滑稽に感じる「野坂調」がなんとも切なく、つげ義春の貧しい時代の日本の漫画を読んだ時のような衝撃がずっとのこりました。死んでも地獄、生き残っても地獄、間接的に感じただけですが、それが私の戦争に対する印象です。
戦後30年、フォークソングのテーマの一つは反戦でした。子供のときに聞いた「かぐや姫」の「あの人の手紙」にも私はショックを受けました。「正やん」の歌詞は、ぐっとくるものが多いですね。さすがにオリジナルメンバーのものはなかったので、南こうせつさんのセルフカバーのものを見つけました。
曲の解説をウェッブで見つけました。
秘密保護法といい、提灯持ち新聞の大本営発表といい、漫画の鼻血たたきといい、戦前そのものの雰囲気が漂っている昨今です。
先週末の、地上げ屋さんのブログ記事もリンクします。
ちゅうことは一年ぐらいの間に、解散して、そのまま与党に残れば、解釈改憲で中国相手に勝ち目のない戦争をする気なのかも知れません。別に国を守るための戦争ではないので、勝算は度外視なのでしょう。現状だと、アメリカはおそらく、それを許さないので、不発に終わり、梯子を外されて、アベの自爆、自民玉砕となると考えたいですが、日本同様、切羽詰まっているアメリカですから、その動きはカネ次第。わかりません。
戦後生まれの平和の昭和の時代に子供だった私には、戦争というものの実感がありません。もちろん、戦後生まれの「男人形」、アベ氏も本当の戦争がどんなものか知りません。私の両親は戦争の時に子供時代を過ごした不幸な年代です。とくに昭和一ケタと呼ばれる世代は、育ち盛りの時と戦争が重なったので、体の弱い人が多いです。飽食の時代に何不自由なく育ち、親、先祖の七光りの世襲で政治家稼業をやっているアベ氏などにはわからない辛酸を舐めています。
ほんの子供の頃、繁華街で戦争で手足を失った人々が物乞いする姿を見た記憶があります。残った片足にゲートルをつけて戦服を着ておられたような気がします。おそらく、何とか戦争は生き延びたものの、大きな障害を受けて、働くこともできずに戦後何十年もそうやって生きてきたのであろう人々です。
「裸足のゲン」は子供には読むのが恐かかったです。「火垂るの墓」はもう少し大きくなってから読んだと思いますが、いつもは滑稽に感じる「野坂調」がなんとも切なく、つげ義春の貧しい時代の日本の漫画を読んだ時のような衝撃がずっとのこりました。死んでも地獄、生き残っても地獄、間接的に感じただけですが、それが私の戦争に対する印象です。
戦後30年、フォークソングのテーマの一つは反戦でした。子供のときに聞いた「かぐや姫」の「あの人の手紙」にも私はショックを受けました。「正やん」の歌詞は、ぐっとくるものが多いですね。さすがにオリジナルメンバーのものはなかったので、南こうせつさんのセルフカバーのものを見つけました。
曲の解説をウェッブで見つけました。
召集令状で徴兵された兵士、つまり応召兵士は、俗に一銭五厘と云われ、これは、当時の郵便はがき料金が一銭五厘であり、はがき一枚で調達し使い捨てできる兵士という意味で、すなわち職業として軍務に就いている職業軍人らが多い下士官や古参兵が、応召兵に対して、差別的な言動を伴って、よく使った言葉とのことです。
第二次世界大戦における日本は、圧倒的な軍事的戦力差のあるアメリカと、無謀にも、人的な総力と、精神力で戦おうとしました。
そして、いざとなれば、蒙古襲来(元寇)のときのように、突然に神州防衛のために神風が吹いて敵艦船が沈没し、また焼夷弾を降らせるアメリカの戦略爆撃機B29を竹槍で落とそうとしていました。
親などに聞くと、こんな荒唐無稽な話を当時の人も信じていたわけではないようです。
しかし、ただ、それを口に出すことすら、愛国心の名の下に、非国民の非難の下に、許される雰囲気ではなかったということです。
第二次世界大戦における日本は、圧倒的な軍事的戦力差のあるアメリカと、無謀にも、人的な総力と、精神力で戦おうとしました。
そして、いざとなれば、蒙古襲来(元寇)のときのように、突然に神州防衛のために神風が吹いて敵艦船が沈没し、また焼夷弾を降らせるアメリカの戦略爆撃機B29を竹槍で落とそうとしていました。
親などに聞くと、こんな荒唐無稽な話を当時の人も信じていたわけではないようです。
しかし、ただ、それを口に出すことすら、愛国心の名の下に、非国民の非難の下に、許される雰囲気ではなかったということです。
秘密保護法といい、提灯持ち新聞の大本営発表といい、漫画の鼻血たたきといい、戦前そのものの雰囲気が漂っている昨今です。
先週末の、地上げ屋さんのブログ記事もリンクします。
この自民党幹部クラスの事務所では、密かに総選挙の準備を始めたそうです。
「このハナシは・・アンタにゃ話したくないなぁ。 アベの暴走? 党内でも顰蹙だよ。 なんであそこまで突っ走るのかねぇ? エッ、ナニ? 集団的自衛権だよ!」
「まぁ実に日本的な光景なんだけど・・実質的には従来の政府見解のままでも・・大概のことは出来るんだよ。 それをまたなぜ? 与党内にもわざわざ波風立ててまで議論吹っかけるのか? コレ聞いて、オレも最初は耳疑ったけど・・アベさんは・・本気で中国と戦争しようと思ってる。 近いうち、中国が尖閣でコナかけてくるのは間違いない。
その時ナニが起こるか?
公明だよ、公明!
・・ここまで重大なハナシとなると・・党内のハト派が黙っていない。 憲法改正がスジ! スジ論で攻め立ててくる。 正論だから・・言い訳に困るわな? 憲法改正となると・・国民投票もあるので・・時間もかかるし勝算もない。 でも・・国民投票と同じだと強弁出来る手段があるだろ? そうだよ! 総選挙さ。 アベさんは・・総選挙で勝利して・・国民の理解を得た! とこう胸を張るつもりさ。 時期はもう少し先だけど・・オタクらが言うような2年後なんてのは・・ない! 遅くても・・来夏までには・・撃って来ると思うよ」
野党が全然ダメなこの時期。 解散打ってくる・・と言うのは、戦略としてあり得る選択です。与野党の勢力図はほとんど変わらず・・
"集団的自衛権行使容認に向けた国民の理解を得た" こう胸を張ることが出来ます。
「このハナシは・・アンタにゃ話したくないなぁ。 アベの暴走? 党内でも顰蹙だよ。 なんであそこまで突っ走るのかねぇ? エッ、ナニ? 集団的自衛権だよ!」
「まぁ実に日本的な光景なんだけど・・実質的には従来の政府見解のままでも・・大概のことは出来るんだよ。 それをまたなぜ? 与党内にもわざわざ波風立ててまで議論吹っかけるのか? コレ聞いて、オレも最初は耳疑ったけど・・アベさんは・・本気で中国と戦争しようと思ってる。 近いうち、中国が尖閣でコナかけてくるのは間違いない。
その時ナニが起こるか?
公明だよ、公明!
・・ここまで重大なハナシとなると・・党内のハト派が黙っていない。 憲法改正がスジ! スジ論で攻め立ててくる。 正論だから・・言い訳に困るわな? 憲法改正となると・・国民投票もあるので・・時間もかかるし勝算もない。 でも・・国民投票と同じだと強弁出来る手段があるだろ? そうだよ! 総選挙さ。 アベさんは・・総選挙で勝利して・・国民の理解を得た! とこう胸を張るつもりさ。 時期はもう少し先だけど・・オタクらが言うような2年後なんてのは・・ない! 遅くても・・来夏までには・・撃って来ると思うよ」
野党が全然ダメなこの時期。 解散打ってくる・・と言うのは、戦略としてあり得る選択です。与野党の勢力図はほとんど変わらず・・
"集団的自衛権行使容認に向けた国民の理解を得た" こう胸を張ることが出来ます。
ちゅうことは一年ぐらいの間に、解散して、そのまま与党に残れば、解釈改憲で中国相手に勝ち目のない戦争をする気なのかも知れません。別に国を守るための戦争ではないので、勝算は度外視なのでしょう。現状だと、アメリカはおそらく、それを許さないので、不発に終わり、梯子を外されて、アベの自爆、自民玉砕となると考えたいですが、日本同様、切羽詰まっているアメリカですから、その動きはカネ次第。わかりません。