I swear I will not dishonor my soul with hatred, but offer myself humbly as a guardian of nature, as a healer of misery, as a messenger of wonder, as an architect of peace. ー DIANE ACKERMAN
世界の名言をメールで毎日受けとるサービスをいくつか利用していて、朝の一服の時間に、そんな言葉を味わってみるようにしています。上のは「A Network for Grateful Living」というサイトの「本日の名言」で送られてきたものです。
私の魂を憎悪で汚さないと誓います、、、ハッとしました。オレンジを絞ればオレンジジュースが出てくるの喩えの通り、私から出てくるものが不平や不満であるのなら、私は自分で自分の魂を汚しているのです。
ちょうど、トランプ政権とアベ政権のデタラメぶりにまた憤っていたところだったので。
憤ったり怒ったり憎んだりするのではなく、そういうネガティブな感情を抜きに、坦々と現状を客観的に分析しそれを良くするのに何をすべきかにもっと集中すべきなのでしょう。
沖縄基地問題では、沖縄県と県民の意向を一顧だにすることなく、「辺野古が唯一の選択肢」と言い切ったアメリカ国防省とその飼い犬の日本政府に、訪米中の翁長知事はあらためて、抗議の声明。
しかし政府は、強権的に工事を再開、辺野古の海を破壊するためのコンクリートブロックを問答無用で搬入し始めました。
アメリカ隷属が唯一の選択肢という無能極まりないアベ政権に腹を立てないというのは難しいです。しかし、その感情にとらわれて愚痴や悪口を言って終わりではなく、理性と思考力を使って、どうやったらアベ氏を辞めさせられるのか、という問題に集中すべきです。悪口も皮肉も批判も効かない相手です。さすがに己の能力の限界は自覚しているでしょう。それでも権力を持っていてそれを手放したくないと思っているのです。そういう厄介な相手とどう戦うか。
先日の国会で、山本太郎氏は、アベ政権ののデタラメ政策とウソをあげて、「このままでは国が持たない。いつ総理を辞めてくれますか」という質問をしました。その内容の一部を議事録から一部を削除すると言われたそうです。
経緯は、以前、アベ氏が国会(2016 5.16)で「自分は立法府の長だ」と発言して、「行政府と立法府の違いもわからない首相」とネットで散々批判されたことがあり、今回、山本氏は、それを踏まえ、アベ氏の強権ぶりを批判して、そのうち「司法の長にもなる」と発言したことを、議事録から消すと言われたわけです。しかし、驚いたことに、議事録そのものがすでに改竄されており、この昨年のアベ氏の発言は立法府の長ではなく、行政府の長と言ったことにされていたという事実が明らかになりました。立法府の長」発言が国会議事録で改竄されて記録されたために、事実を述べた山本氏の発言の方が記録上、誤りだと強弁せざるをえなくなったという話のようです。権力側が白といえば黒も白、さすがウソとゴマカシはお手の物のアベ政権ですな。(【議事録から削除される?】山本太郎議員の参議院代表質問を書き起こしました)
ま、気持ちはわかります。アベ政権、デタラメですもの。しかし、ウソつきにウソを言うな、バカに賢くなれ、といっても全く無駄なように、辞めたくない人間に辞めてくれと頼んでも辞めてくれるワケもありません。どうやったら、辞めさせれるのか、を考えて実行するしかありません。
その点で、トランプ政権に関するニューズウィークの次の記事は、もう一歩踏み込んでいると思わされます。
トランプを追い出す4つの選択肢──弾劾や軍事クーデターもあり
なるほど。私は予感が当たることが多い方ですが、トランプが大統領に選ばれた時に比較的楽観視していたのは、この男がまともに任期を勤め上げることはできないのではないか、という予感がしたからです。死亡以外の理由で任期中に辞めた大統領といえばウォーターゲート事件のニクソンを思い浮かべますが、ビル クリントンも結構危ないところまで行きました。トランプも史上二人目の任期中に辞任(もしくは罷免)される大統領になるような気がします。それでもニクソンはスキャンダル以外ではそれなりの仕事を評価されていますが、トランプがそのように評価されることはないでしょうね。
あいにく、日本と言えば、問題は、民主党政権の大失望をトドメに、政治への人々の関心が急降下してしまい、アベ氏を本気で辞めさせなければならないと思う国民が、トランプを辞めさせないと大変なことになると案ずるアメリカ人よりもはるかに少ない事でしょう。ワシントンには外様のトランプと違い、アベ氏は連綿と続く長州藩、政府官僚と経団連の馴れ合いに守られています。弾劾も憲法25条もクーデターも難しい。選挙で落とすことが実際的には唯一の手段かと思われます。国民の意思次第ということなのですが、それを受け止める野党がまだまだ。公明党が離脱して、民進党が隠れ自民を追い出して、野党連合に合流すればイケると思うのですが。学会員の良心が公明党を動かして欲しいと思いますけど、権力のために自民と一緒になった公明党に、もう一度、日蓮の教えを思い出せというのは、アベ氏に辞めてくれと頼むのと同じく難しいことなのかもしれません。
世界の名言をメールで毎日受けとるサービスをいくつか利用していて、朝の一服の時間に、そんな言葉を味わってみるようにしています。上のは「A Network for Grateful Living」というサイトの「本日の名言」で送られてきたものです。
私の魂を憎悪で汚さないと誓います、、、ハッとしました。オレンジを絞ればオレンジジュースが出てくるの喩えの通り、私から出てくるものが不平や不満であるのなら、私は自分で自分の魂を汚しているのです。
ちょうど、トランプ政権とアベ政権のデタラメぶりにまた憤っていたところだったので。
憤ったり怒ったり憎んだりするのではなく、そういうネガティブな感情を抜きに、坦々と現状を客観的に分析しそれを良くするのに何をすべきかにもっと集中すべきなのでしょう。
沖縄基地問題では、沖縄県と県民の意向を一顧だにすることなく、「辺野古が唯一の選択肢」と言い切ったアメリカ国防省とその飼い犬の日本政府に、訪米中の翁長知事はあらためて、抗議の声明。
「沖縄県民に対して大変失礼なやり方だ。絶対に阻止する決意は変わらない」と批判した。「私の決意はかえって強くなっている。沖縄県民は国を相手に闘っていると気付いたと思う」
しかし政府は、強権的に工事を再開、辺野古の海を破壊するためのコンクリートブロックを問答無用で搬入し始めました。
アメリカ隷属が唯一の選択肢という無能極まりないアベ政権に腹を立てないというのは難しいです。しかし、その感情にとらわれて愚痴や悪口を言って終わりではなく、理性と思考力を使って、どうやったらアベ氏を辞めさせられるのか、という問題に集中すべきです。悪口も皮肉も批判も効かない相手です。さすがに己の能力の限界は自覚しているでしょう。それでも権力を持っていてそれを手放したくないと思っているのです。そういう厄介な相手とどう戦うか。
先日の国会で、山本太郎氏は、アベ政権ののデタラメ政策とウソをあげて、「このままでは国が持たない。いつ総理を辞めてくれますか」という質問をしました。その内容の一部を議事録から一部を削除すると言われたそうです。
経緯は、以前、アベ氏が国会(2016 5.16)で「自分は立法府の長だ」と発言して、「行政府と立法府の違いもわからない首相」とネットで散々批判されたことがあり、今回、山本氏は、それを踏まえ、アベ氏の強権ぶりを批判して、そのうち「司法の長にもなる」と発言したことを、議事録から消すと言われたわけです。しかし、驚いたことに、議事録そのものがすでに改竄されており、この昨年のアベ氏の発言は立法府の長ではなく、行政府の長と言ったことにされていたという事実が明らかになりました。立法府の長」発言が国会議事録で改竄されて記録されたために、事実を述べた山本氏の発言の方が記録上、誤りだと強弁せざるをえなくなったという話のようです。権力側が白といえば黒も白、さすがウソとゴマカシはお手の物のアベ政権ですな。(【議事録から削除される?】山本太郎議員の参議院代表質問を書き起こしました)
、、、安倍晋三閣下は、行政府の長であるばかりか、立法府の長でもあるとご本人が宣言されました。司法の長になられるのも時間の問題ではないでしょうか?そのためにも現行憲法など守っていられませんし、守りもしません。当然です。不都合な真実、事実を声高に叫ぶ人間は邪魔です。、、、、次の事故が起きたとしても、安倍総理ならもっと上手に誤魔化せます。、、、皆さん、安倍総理を信じて、このバスに乗り込みましょう。次の停車駅は、地獄の一丁目一番地です。今回無理をして、批判は避けようと思いましたが、どう考えても無理です。総理、あなたがこの国の総理でいる限り、この国の未来はもちません。最後にお伺いします。総理、いつ、総理の座から降りて頂けるのでしょうか?教えてください。
ま、気持ちはわかります。アベ政権、デタラメですもの。しかし、ウソつきにウソを言うな、バカに賢くなれ、といっても全く無駄なように、辞めたくない人間に辞めてくれと頼んでも辞めてくれるワケもありません。どうやったら、辞めさせれるのか、を考えて実行するしかありません。
その点で、トランプ政権に関するニューズウィークの次の記事は、もう一歩踏み込んでいると思わされます。
トランプを追い出す4つの選択肢──弾劾や軍事クーデターもあり
われわれは本当にあと4年、あの男で我慢するしかないのだろうか。
今、世界中の多くの人が同じことを考えていることだろう。ドナルド・トランプがアメリカの大統領に就任してからわずか1週目で、誰の目にも明らかになったからだ。皆が恐れた通り、彼は常軌を逸している。、、、、
トランプの就任直後の支持率は調査開始以来の最低を記録した。大統領としての仕事ぶりに肯定的な評価を下した国民はたった36%。さらにイギリス国民の約80%がトランプは「悪い大統領になる」と回答。フランスでは77%、ドイツでは78%が同じように回答した。わずか1週間でこの有り様だ。
トランプを追放する方法は4つある。1つ目は、次の大統領選がある2020年11月まで、ひたすら辛抱強く待つこと。その頃には、さすがにアメリカの有権者も目を覚まし、無能な男を切り捨てる心の準備ができているはずだ。、、、
だが1週目であの破壊力を見せつけられると、とても4年は耐えられそうにない。となれば2つ目の選択肢、「弾劾」だ。、、、
世界の一部の人々は、合衆国憲法修正第25条を心の拠り所にしている。これが3つ目の選択肢だ。これまであまり注目されたことがなかったが、この条項には「副大統領と......各省長官の過半数」が、大統領には「職務上の権限と義務を遂行できない」と判断した場合、「副大統領が直ちに大統領代理として、大統領職の権限と義務を遂行する」と明記されている。これならマイク・ペンス副大統領の野心もくすぐるだろう。ペンスはいつか大統領になりたいと思っているはずだ。彼は政治家として、必ずしも穏健派ではない。絶えず同性愛者を差別する政策を掲げ、気候変動にも懐疑的。それでも彼は、狂ってはなさそうだ。、、、
4つ目の選択肢は、アメリカではまさかあり得ないと思われるかもしれないが、軍事クーデター、或いは米軍の上層部が大統領命令の一部に従うのを拒否することだ。、、、、みんな覚悟が必要だ。どう転んでも、これからの数年は荒れ模様になるだろう。
今、世界中の多くの人が同じことを考えていることだろう。ドナルド・トランプがアメリカの大統領に就任してからわずか1週目で、誰の目にも明らかになったからだ。皆が恐れた通り、彼は常軌を逸している。、、、、
トランプの就任直後の支持率は調査開始以来の最低を記録した。大統領としての仕事ぶりに肯定的な評価を下した国民はたった36%。さらにイギリス国民の約80%がトランプは「悪い大統領になる」と回答。フランスでは77%、ドイツでは78%が同じように回答した。わずか1週間でこの有り様だ。
トランプを追放する方法は4つある。1つ目は、次の大統領選がある2020年11月まで、ひたすら辛抱強く待つこと。その頃には、さすがにアメリカの有権者も目を覚まし、無能な男を切り捨てる心の準備ができているはずだ。、、、
だが1週目であの破壊力を見せつけられると、とても4年は耐えられそうにない。となれば2つ目の選択肢、「弾劾」だ。、、、
世界の一部の人々は、合衆国憲法修正第25条を心の拠り所にしている。これが3つ目の選択肢だ。これまであまり注目されたことがなかったが、この条項には「副大統領と......各省長官の過半数」が、大統領には「職務上の権限と義務を遂行できない」と判断した場合、「副大統領が直ちに大統領代理として、大統領職の権限と義務を遂行する」と明記されている。これならマイク・ペンス副大統領の野心もくすぐるだろう。ペンスはいつか大統領になりたいと思っているはずだ。彼は政治家として、必ずしも穏健派ではない。絶えず同性愛者を差別する政策を掲げ、気候変動にも懐疑的。それでも彼は、狂ってはなさそうだ。、、、
4つ目の選択肢は、アメリカではまさかあり得ないと思われるかもしれないが、軍事クーデター、或いは米軍の上層部が大統領命令の一部に従うのを拒否することだ。、、、、みんな覚悟が必要だ。どう転んでも、これからの数年は荒れ模様になるだろう。
なるほど。私は予感が当たることが多い方ですが、トランプが大統領に選ばれた時に比較的楽観視していたのは、この男がまともに任期を勤め上げることはできないのではないか、という予感がしたからです。死亡以外の理由で任期中に辞めた大統領といえばウォーターゲート事件のニクソンを思い浮かべますが、ビル クリントンも結構危ないところまで行きました。トランプも史上二人目の任期中に辞任(もしくは罷免)される大統領になるような気がします。それでもニクソンはスキャンダル以外ではそれなりの仕事を評価されていますが、トランプがそのように評価されることはないでしょうね。
あいにく、日本と言えば、問題は、民主党政権の大失望をトドメに、政治への人々の関心が急降下してしまい、アベ氏を本気で辞めさせなければならないと思う国民が、トランプを辞めさせないと大変なことになると案ずるアメリカ人よりもはるかに少ない事でしょう。ワシントンには外様のトランプと違い、アベ氏は連綿と続く長州藩、政府官僚と経団連の馴れ合いに守られています。弾劾も憲法25条もクーデターも難しい。選挙で落とすことが実際的には唯一の手段かと思われます。国民の意思次第ということなのですが、それを受け止める野党がまだまだ。公明党が離脱して、民進党が隠れ自民を追い出して、野党連合に合流すればイケると思うのですが。学会員の良心が公明党を動かして欲しいと思いますけど、権力のために自民と一緒になった公明党に、もう一度、日蓮の教えを思い出せというのは、アベ氏に辞めてくれと頼むのと同じく難しいことなのかもしれません。