辺野古の海 大量石材「許せない」 埋め立て着手 反対派怒り
青く透き通った辺野古(へのこ)の海に、大量の石材の投入が始まった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設に伴う同県名護市辺野古沖での新基地建設に向け、政府が二十五日着手した護岸工事。基地負担の継続に沖縄の激しい反発を招きながら、ついに埋め立て開始に至り、現場周辺では、怒りと問題収束を願う声が交錯した。
怒りと悲しみ、国家の暴力に対して、沖縄県は司法に訴えるぐらいしかできない。しかし、その最高裁は政府とグル。
美しい海が無残に目の前で陵辱されるのを何もできずに見るしかできない住民や沖縄県民の人の心の痛みは察するに余りあります。
翁長知事、埋め立て開始に対抗して、差し止めを求め、提訴へ。
翁長雄志(おながたけし)知事は記者団に「重大な決意で対処」し、工事差し止め訴訟を起こすと明言した。県が許可していないとする「岩礁破砕行為」を確認後、直ちに提訴する方針。政府と県が再び法廷で争うことが確実となった。、、、、 翁長氏は記者団に工事着手を「暴挙だ」と批判し「政府はなりふり構わず既成事実を作ろうと躍起になっている。工事は始まったばかりで二度と後戻りができない事態には至っていない」と指摘した。
一方、日本各地で沖縄をサポートする団体が声をあげています。
辺野古工事、故郷の土使わせない 12府県の18団体が沖縄を支援
沖縄県名護市辺野古(へのこ)での米軍新基地建設で、埋め立て区域の外枠を造る護岸工事が今週にも始まる見通しだ。工事を巡っては、埋め立て用の土砂の採取場所とされる西日本各地の市民団体が連携して、土砂の搬出に反対している。新基地が建設されれば、沖縄の負担が増すとして「一粒たりとも故郷の土を使わせない」と訴える。、、、、辺野古土砂全協の共同代表を務める阿部さんは、沖縄に米軍基地負担が集中している現状に触れ「これ以上、本土の人間が沖縄への加害者になってはいけない。沖縄の基地化に自分たちの故郷の土を使われたら、戦争に加担することになる」と指摘する。
今の政府与党は、自分のふるさとの自然を無理やり壊されて、アメリカ軍の基地が作られ、それが恒久化することがどういうことか、人の身になって考えることができない。復興相のバカな発言を聞いてもわかるように、地域の人々の気持ちを察して寄り添うということができない未熟な人間の集まりです。アベのやり方を見ていてもはっきりしていますが、自分さえ良ければ良い、都合の悪いことは他人に全てを押しきさせてもなんとも思わない、人間としてレベルの低い連中が多すぎます。昔の自民党には、少なくとも沖縄の痛みに共感を示す議員が大勢いました。しかし、沖縄基地問題をなんとかしようとした鳩山氏が潰されて、自分の頭というものを持たないアベ政権となって、長いものに巻かれることしか考えない保身議員ばかりとなり、与党で基地問題にマトモな発言をする人は消えました。
フィリピンでも韓国でもあったように、「米軍基地はいらない」とみんなが声を揃えれば、アメリカは出て行くのです。極東の軍事戦略に沖縄は必須ではなく、グアムでもテニアンでもアメリカ軍は構わない。日本政府が金を出してまでいてくれというので、向こうはラッキーと思っているだけですから。植民地であることを望み、国を売り、同胞の苦痛を顧みず、進駐軍の恒久化を願うこんな異常な政府を持つのは日本だけです。
最後にもう一つ、東京新聞、筆洗いから
共生とは何か。、、、。サンゴは褐虫藻が安全に暮らせる丈夫な家を提供している。サンゴが動物なのに樹木のような形をしているのは、褐虫藻が光合成をしやすくするためだ▼褐虫藻が光合成でつくりだした酸素や栄養を使ってサンゴは生き、サンゴが吐き出す二酸化炭素などを使い褐虫藻は生きている。この絶妙な共生こそがサンゴ礁の豊かな生物多様性の礎(いしずえ)となっているのだ▼そういう豊かな海の中でも、日本生態学会や日本魚類学会など十九の学会が「我が国で最も貴重な海域の一つ」「世界に誇るべきもの」として保全を求めたのが、沖縄の大浦湾だ。だが、そこに基地を造るための埋め立て工事がきのう、始まった▼安倍首相はかつて国会で、日本全体を「多様性を尊重する共生社会に変えていく」と語っていたが、首相が言う共生とは、どんな意味なのか。潰(つぶ)されゆく「共生の海」は何を物語るか。
アベに自分の発言の意味を尋ねるほど、無意味なことはないです。ルビつきで書かれた官僚作文を機械のように読むだけ、本人は自分が何を言っているのかさえ分かっていないのではないですかね。
青く透き通った辺野古(へのこ)の海に、大量の石材の投入が始まった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設に伴う同県名護市辺野古沖での新基地建設に向け、政府が二十五日着手した護岸工事。基地負担の継続に沖縄の激しい反発を招きながら、ついに埋め立て開始に至り、現場周辺では、怒りと問題収束を願う声が交錯した。
怒りと悲しみ、国家の暴力に対して、沖縄県は司法に訴えるぐらいしかできない。しかし、その最高裁は政府とグル。
美しい海が無残に目の前で陵辱されるのを何もできずに見るしかできない住民や沖縄県民の人の心の痛みは察するに余りあります。
翁長知事、埋め立て開始に対抗して、差し止めを求め、提訴へ。
翁長雄志(おながたけし)知事は記者団に「重大な決意で対処」し、工事差し止め訴訟を起こすと明言した。県が許可していないとする「岩礁破砕行為」を確認後、直ちに提訴する方針。政府と県が再び法廷で争うことが確実となった。、、、、 翁長氏は記者団に工事着手を「暴挙だ」と批判し「政府はなりふり構わず既成事実を作ろうと躍起になっている。工事は始まったばかりで二度と後戻りができない事態には至っていない」と指摘した。
一方、日本各地で沖縄をサポートする団体が声をあげています。
辺野古工事、故郷の土使わせない 12府県の18団体が沖縄を支援
沖縄県名護市辺野古(へのこ)での米軍新基地建設で、埋め立て区域の外枠を造る護岸工事が今週にも始まる見通しだ。工事を巡っては、埋め立て用の土砂の採取場所とされる西日本各地の市民団体が連携して、土砂の搬出に反対している。新基地が建設されれば、沖縄の負担が増すとして「一粒たりとも故郷の土を使わせない」と訴える。、、、、辺野古土砂全協の共同代表を務める阿部さんは、沖縄に米軍基地負担が集中している現状に触れ「これ以上、本土の人間が沖縄への加害者になってはいけない。沖縄の基地化に自分たちの故郷の土を使われたら、戦争に加担することになる」と指摘する。
今の政府与党は、自分のふるさとの自然を無理やり壊されて、アメリカ軍の基地が作られ、それが恒久化することがどういうことか、人の身になって考えることができない。復興相のバカな発言を聞いてもわかるように、地域の人々の気持ちを察して寄り添うということができない未熟な人間の集まりです。アベのやり方を見ていてもはっきりしていますが、自分さえ良ければ良い、都合の悪いことは他人に全てを押しきさせてもなんとも思わない、人間としてレベルの低い連中が多すぎます。昔の自民党には、少なくとも沖縄の痛みに共感を示す議員が大勢いました。しかし、沖縄基地問題をなんとかしようとした鳩山氏が潰されて、自分の頭というものを持たないアベ政権となって、長いものに巻かれることしか考えない保身議員ばかりとなり、与党で基地問題にマトモな発言をする人は消えました。
フィリピンでも韓国でもあったように、「米軍基地はいらない」とみんなが声を揃えれば、アメリカは出て行くのです。極東の軍事戦略に沖縄は必須ではなく、グアムでもテニアンでもアメリカ軍は構わない。日本政府が金を出してまでいてくれというので、向こうはラッキーと思っているだけですから。植民地であることを望み、国を売り、同胞の苦痛を顧みず、進駐軍の恒久化を願うこんな異常な政府を持つのは日本だけです。
最後にもう一つ、東京新聞、筆洗いから
共生とは何か。、、、。サンゴは褐虫藻が安全に暮らせる丈夫な家を提供している。サンゴが動物なのに樹木のような形をしているのは、褐虫藻が光合成をしやすくするためだ▼褐虫藻が光合成でつくりだした酸素や栄養を使ってサンゴは生き、サンゴが吐き出す二酸化炭素などを使い褐虫藻は生きている。この絶妙な共生こそがサンゴ礁の豊かな生物多様性の礎(いしずえ)となっているのだ▼そういう豊かな海の中でも、日本生態学会や日本魚類学会など十九の学会が「我が国で最も貴重な海域の一つ」「世界に誇るべきもの」として保全を求めたのが、沖縄の大浦湾だ。だが、そこに基地を造るための埋め立て工事がきのう、始まった▼安倍首相はかつて国会で、日本全体を「多様性を尊重する共生社会に変えていく」と語っていたが、首相が言う共生とは、どんな意味なのか。潰(つぶ)されゆく「共生の海」は何を物語るか。
アベに自分の発言の意味を尋ねるほど、無意味なことはないです。ルビつきで書かれた官僚作文を機械のように読むだけ、本人は自分が何を言っているのかさえ分かっていないのではないですかね。