百醜千拙草

何とかやっています

マルサの男

2017-08-25 | Weblog
スジの通らないことが私は嫌いです。今、ちょっと研究のことで忙しいので、世間に注意が向いていませんが、モリ、カケ問題、マスコミも国民も野党も追求をやめてはいけません。

大阪地検特捜の籠池理事長逮捕。
これは、どう考えてもおかしい。逮捕の意味がありません。本来、罪に問われるべきは、近畿財務局、その親元の財務省、そのウソつき佐川君、それから小学校を認可した大阪府知事です。何より、この事件を起こしたキーパーソンのアベ夫人が、国会招致も拒み、なんら捜査の対象となっていないのがおかしいです。真っ黒なのに。

大阪地検特捜は、村木さん事件で証拠をでっち上げたという黒い過去を持つ組織、またもや歪んだ捜査でその信頼を地に落とすつもりですかね。

ところでウソつき佐川君、森友事件でデタラメ、ゴマカシ答弁を繰り出して、政権を守った功績で、国税庁長官へ昇進したわけですが、いつまでたっても慣例の国税庁長官の就任記者会見をせず、それを新聞やメディアに散々に叩かれていました。ヘタに会見すると、あの森友事件での見苦しいまでの国会でのウソを追求されるから逃げているのだ、卑怯者め、と、アチコチで批判されていました。事実、罷免を求める運動で一万人以上の署名が集まったそうです。しかし、この佐川君、この度、かなり陰湿な報復に出たのではないか、という話。

佐川氏の逆襲?
財務省理財局長だった佐川宣寿国税庁長官。
早くも逆襲に転じたようだ。
些か旧聞に属するが、朝日新聞の関連会社、
朝日広告社が6年間で1億円の所得隠しを行っていた、
として5600万円の追徴課税。、、、
メディアは朝日広告社がやられたのを見て、
既に戦々恐々だろう。


しばらく前のリテラの記事。

森友疑惑隠しとパワハラ常習の佐川局長を国税庁トップに抜擢した意図
、、、佐川局長を国税庁長官に就任させることで、安倍批判をしてきたマスコミに徹底的に税務調査をかけさせるつもりではないか、というのだ。、、、、これは陰謀論でも過剰反応でもない。事実、国税庁は親玉である財務省のスキャンダルや増税反対キャンペーンなどを張った報道機関や記者に対しては、厳しい税務調査を行うことで“報復”してきた。
「報復調査のときの国税のやり口はすさまじいですからね。新聞販売店への押し紙や奨励金など、新聞社のブラックボックス部分を突いてくるのはもちろん、記者の出した領収証を1枚1枚チェックして、いったい誰と会ったのかを厳しく調査するんです。調査は長期に及び、日常業務にも支障が出てくるし、記者の人脈や情報源が筒抜けになってしまう」(全国紙元国税担当記者)
、、、
たとえば、90年代終わり、それまで絶対タブーだった旧大蔵省にマスコミが切り込み、ノーパンしゃぶしゃぶ接待など、汚職事件の端緒を開いたことがあったが、その少し後、2000年代に入ると、国税当局は一斉に新聞各社に税務調査を展開した。


予想通りのことが起こりましたね。アベ政権は汚いですな。佐川君も今は政権に使われて守られていると思っているかもしれませんが、気をつけていないと、いつ第二の森友にされるかもしれませんよ。

マスコミは国税庁のパワハラによる言論封鎖に負けないでほしいです。

加計学園。
これは、森友と比較にならないぐらい悪質な事件。もちろん、主犯はアベ官邸。前川前文科省次官の勇気ある告発から、どんどん証拠が出てきて、アベと官邸がウソをついていた事実も明らかになりました。政権支持率低下の最大の理由は「アベが信用できないから」。そりゃそうでしょうな。アベは支持率回復のために、加計学園を不認可にするという技を考えているのではないか、という憶測もあります。森友を見れば、保身のためなら他人を平気で切り捨て、罪を被せてスケープゴートに仕立て上げるのもためらわないわけですからね。長年の腹心の友も我が身ほどには可愛くないでしょうしね。加計さんも気をつけておかないとね。
コメント
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