昨年のScienceが選んだBreakthrough of the yearの中に生物学系論文をPre-printで発表するというスタイルが受け入れられてきたことが挙げられていました。Cold Spring Harbor Labの BioRxivが始まったのは4年前とのことですが、私も約1年ぐらい前から、興味のある分野の論文のemailアラートをセットしています。
論文の質は確かに問題のあるものもありますが、最近は多くのジャーナルで、Pre-printで発表されたものをそのまま投稿できるシステムを取り入れているせいか、BioRxivの論文も総じてしっかりしているように思います。著者側にとっても読者側にとっても、早い段階で研究内容のやり取りができるので、メリットのあるシステムだろうと思います。私自身も、BioRxivの論文を読んで、著者にコンタクトをとってアドバイスをもらったりしたこともあります。
先日、BioRxivで目にした論文は、オーストラリアのグループからで、CRSIPR/Cas9の臨床応用する際に、必要のなくなったCas9を不活性化する方法についての工夫です。Cas9自身に対するgRNAを目的遺伝子のgRNAと一緒に共発現させるというちょっと陳腐なアイデアですが、"自己を破壊する"という方法を喩えて、論文では"Kamikaze CRISPR/Cas system"と名付けられていました。
えば、神風特攻にしてもイスラム系テロリストの自爆テロにしても、その生命の軽視は、ヒューマニティそして命を与えてくれたものに対する恐るべきの冒涜であると思います。そして「Kamikaze」という言葉に「普通の人間には理解できない日本人の不気味な精神病的恐ろしさ」という含意があることは悲しいことです。
一方で、戦後は、高度成長期を経て、日本人の勤勉さと誠実さ、日本製製品の優秀さ、それらが海外での「日本」に対する信頼を築きあげてきました。日本人研究者は海外のラボでも活躍してきました。また、戦争を放棄するとした憲法によって、実際、日本は小泉政権になるまで、戦争に直接加担することはなく、平和主義で礼儀正しく思いやり深い人間の住む国であると評価されてきました。
それがこの10年ぐらい風向きが変わってきたような気がします。外国は現在の日本をかつての「尊敬と信頼に価する国」という評価を変えつつあります。とりわけ、アベ政権になっての、政権の不誠実さ、右傾化、メディア統治による言論統制、露骨な縁故主義が批判されてきています。「Kamikaze」を知っている外国人は、一億総玉砕の覚悟で仕掛けられるかもしれない自爆攻撃の恐怖を感じているかもしれません。
忖度なのか官邸の圧力なのか知りませんが、アベ批判をする言論人はテレビを干され、前川氏のように人格攻撃を仕掛けられ、籠池夫妻のように口封じのために長期不当拘留という精神的拷問と命の危険にさらされます。そこには、立憲国家としての人権の尊重などどこにもありません。アベが先頭を切って、憲法を軽視し、法律をねじ曲げ、国家を私物化し、見え見えのウソを吐き続けて恥じるところがないのですから、その腐敗は目を見張るばかりです。
一方、アベをよいしょする連中は、飯をおごられ、ウソつき佐川君のように昇進が与えられ、加計学園やスパコンベンチャーのように不正に補助金を手に入れ、そのスパコンベンチャーにたかっていたアベの太鼓持ちのレイピストのように犯罪をもみ消して貰えるというわけです。本来、このように腐敗した権力に対して、チェックを入れるのが社会の木鐸たるメディアの使命のはずですが、読売、産経という二大政権プロパガンダ紙をはじめとして、ジャーナリズムの矜持を捨て去ったような新聞社とテレビ局ばかりという体たらく。この頭の腐った魚に群がる保身と私欲の塊の連中の醜悪さはアベ以上かもしれません。
事実、そのアベの太鼓持ちジャーナリストによるレイプもみ消し事件は、日本の主要メディアがスルーする中、BBC、フィガロ、ニューヨークタイムス、Poliicoなど海外大手メディアはかなり大きな扱いで報道し、日本の権力による人権蹂躙を批判しています(リテラ)。またこの事件は、欧米のみならずアラブ文化圏やベトナム、中国でさえで大きく取り上げられているようです(モロッコ Today)。この日本の恥ずべき事件がマトモに報道されない国は、他ならぬ日本と北朝鮮ぐらいでしょう。
そんな北朝鮮かと見紛うばかりの日本ですが、アベ政権の憲法改変と自衛隊の「日本軍」化の動きは、戦争の現実味を嫌でも感じさせます。日本国民にとって戦争をすることは、何のプラスもありません。しかし、官僚とアベには、戦争をする十分な動機があると思います。アベはその幼稚なエゴが満たされて満足、そして官僚は、世界一の借金国で日銀のキチガイじみた「円」の増刷で何とか持ちこたえている日本経済を、戦争を口実にリセットできると考えているでしょう。そして、戦争になって一方的に被害にあうのは一般国民で、その資産を差し押さえられ、場合によっては戦争に駆り出されて殺されることになります。戦争が終わった後も、文化は荒廃し、今度はアメリカの庇護はありませんから、ひたすら苦しいだけの戦後になるでしょう。
「国体」という幻を使って、国民を洗脳し、己の欲望を満たそうとする支配者層の悪魔の行いの象徴が「Kamikaze」ではないでしょうか。アベ一味がやろうとしているのは権力による人間性の破壊に他なりません。再びあのような権力者による洗脳と強制による被害者を作り出すようなことがあってはなりません。
しかし、アベがこうしたことを平気でできるのは、おそらく彼が真に邪悪な人間であるからではなく、その罪深さを考えるだけの能力を持ち合わせておらず、単に善悪の判断ができないからであろう、と思われるのが救いのなさです。
悪人なら改心することもありえますが、単なるxxならばお手上げですからね。
論文の質は確かに問題のあるものもありますが、最近は多くのジャーナルで、Pre-printで発表されたものをそのまま投稿できるシステムを取り入れているせいか、BioRxivの論文も総じてしっかりしているように思います。著者側にとっても読者側にとっても、早い段階で研究内容のやり取りができるので、メリットのあるシステムだろうと思います。私自身も、BioRxivの論文を読んで、著者にコンタクトをとってアドバイスをもらったりしたこともあります。
先日、BioRxivで目にした論文は、オーストラリアのグループからで、CRSIPR/Cas9の臨床応用する際に、必要のなくなったCas9を不活性化する方法についての工夫です。Cas9自身に対するgRNAを目的遺伝子のgRNAと一緒に共発現させるというちょっと陳腐なアイデアですが、"自己を破壊する"という方法を喩えて、論文では"Kamikaze CRISPR/Cas system"と名付けられていました。
えば、神風特攻にしてもイスラム系テロリストの自爆テロにしても、その生命の軽視は、ヒューマニティそして命を与えてくれたものに対する恐るべきの冒涜であると思います。そして「Kamikaze」という言葉に「普通の人間には理解できない日本人の不気味な精神病的恐ろしさ」という含意があることは悲しいことです。
一方で、戦後は、高度成長期を経て、日本人の勤勉さと誠実さ、日本製製品の優秀さ、それらが海外での「日本」に対する信頼を築きあげてきました。日本人研究者は海外のラボでも活躍してきました。また、戦争を放棄するとした憲法によって、実際、日本は小泉政権になるまで、戦争に直接加担することはなく、平和主義で礼儀正しく思いやり深い人間の住む国であると評価されてきました。
それがこの10年ぐらい風向きが変わってきたような気がします。外国は現在の日本をかつての「尊敬と信頼に価する国」という評価を変えつつあります。とりわけ、アベ政権になっての、政権の不誠実さ、右傾化、メディア統治による言論統制、露骨な縁故主義が批判されてきています。「Kamikaze」を知っている外国人は、一億総玉砕の覚悟で仕掛けられるかもしれない自爆攻撃の恐怖を感じているかもしれません。
忖度なのか官邸の圧力なのか知りませんが、アベ批判をする言論人はテレビを干され、前川氏のように人格攻撃を仕掛けられ、籠池夫妻のように口封じのために長期不当拘留という精神的拷問と命の危険にさらされます。そこには、立憲国家としての人権の尊重などどこにもありません。アベが先頭を切って、憲法を軽視し、法律をねじ曲げ、国家を私物化し、見え見えのウソを吐き続けて恥じるところがないのですから、その腐敗は目を見張るばかりです。
一方、アベをよいしょする連中は、飯をおごられ、ウソつき佐川君のように昇進が与えられ、加計学園やスパコンベンチャーのように不正に補助金を手に入れ、そのスパコンベンチャーにたかっていたアベの太鼓持ちのレイピストのように犯罪をもみ消して貰えるというわけです。本来、このように腐敗した権力に対して、チェックを入れるのが社会の木鐸たるメディアの使命のはずですが、読売、産経という二大政権プロパガンダ紙をはじめとして、ジャーナリズムの矜持を捨て去ったような新聞社とテレビ局ばかりという体たらく。この頭の腐った魚に群がる保身と私欲の塊の連中の醜悪さはアベ以上かもしれません。
事実、そのアベの太鼓持ちジャーナリストによるレイプもみ消し事件は、日本の主要メディアがスルーする中、BBC、フィガロ、ニューヨークタイムス、Poliicoなど海外大手メディアはかなり大きな扱いで報道し、日本の権力による人権蹂躙を批判しています(リテラ)。またこの事件は、欧米のみならずアラブ文化圏やベトナム、中国でさえで大きく取り上げられているようです(モロッコ Today)。この日本の恥ずべき事件がマトモに報道されない国は、他ならぬ日本と北朝鮮ぐらいでしょう。
そんな北朝鮮かと見紛うばかりの日本ですが、アベ政権の憲法改変と自衛隊の「日本軍」化の動きは、戦争の現実味を嫌でも感じさせます。日本国民にとって戦争をすることは、何のプラスもありません。しかし、官僚とアベには、戦争をする十分な動機があると思います。アベはその幼稚なエゴが満たされて満足、そして官僚は、世界一の借金国で日銀のキチガイじみた「円」の増刷で何とか持ちこたえている日本経済を、戦争を口実にリセットできると考えているでしょう。そして、戦争になって一方的に被害にあうのは一般国民で、その資産を差し押さえられ、場合によっては戦争に駆り出されて殺されることになります。戦争が終わった後も、文化は荒廃し、今度はアメリカの庇護はありませんから、ひたすら苦しいだけの戦後になるでしょう。
「国体」という幻を使って、国民を洗脳し、己の欲望を満たそうとする支配者層の悪魔の行いの象徴が「Kamikaze」ではないでしょうか。アベ一味がやろうとしているのは権力による人間性の破壊に他なりません。再びあのような権力者による洗脳と強制による被害者を作り出すようなことがあってはなりません。
しかし、アベがこうしたことを平気でできるのは、おそらく彼が真に邪悪な人間であるからではなく、その罪深さを考えるだけの能力を持ち合わせておらず、単に善悪の判断ができないからであろう、と思われるのが救いのなさです。
悪人なら改心することもありえますが、単なるxxならばお手上げですからね。