百醜千拙草

何とかやっています

昔の知り合い

2020-08-25 | Weblog
先週末から、申請書書きを本格化しはじめました。書くにつれて、勉強不足だったところとか、新しいアイデアとかそれに必要な予備実験とかが出てくるので、それを並行してやりつつ、申請書を書き直しつつ、日々の他の諸事をこなしつつ、という感じで、忙しくしております。

週末、今は遠くにいる昔の知り合いに共同研究者として参加してくれないかと打診。快く引き受けてくれたのですが、二ヶ月先に別の施設に移ることになったので、ちょっと忙しくなるという話。今年の始めに会合で会った時は移動の話は出ていなかったので、きっとそのあとに決まったのだろうと思います。その移動先の施設には、別の昔の知り合いがその前にリクルートされていて、そのまた別の知り合いもそこに移ってきたところだと言われたので、誰かカネと力のある人が、その施設を分野の新しい研究センターにしようと人材を集めようとしているようです。その街には昔からのウチの分野の研究者はいることにはいますが、とてもカネや力やコネは持っているとは思えないので、きっと別の人がバックにいるのでしょう。

その後、別の昔の知り合いから、学生の学位審査の学外審査員をやってくれないかとのメール。二つ返事。そのあとで、その学生のやる気のなさを愚痴るメールもきました。学外審査員は、大学によって随分やりかたが違います。最初に引き受けた大学のは大変簡単で、学位論文を読んで学生の発表に出席してコメント。審査会も主査、副査と私の三人だけ。結果、学位論文の一部書き直しという判断だったので、その後、リバイスされた学位論文を見てサインしておしまいでした。最近やったのはもうちょっといろいろあり、公開審査では、学生の発表に先立ちイントロダクションの30分の講演をするように言われ、その後の口頭試問も30分かけてみっちり、審査後は学位授与パーティーの出席というフルコースでした。今回のは、学生の進捗具合をチェックする審査会の定期会合にも出ないといけないようです(遠いのでZoomですが)。旅費ぐらいしか出ないこの手の仕事も、私の今回の研究申請書が却下されて研究者廃業になったらやる機会もなくなるわけで、お呼びがかかるうちが花です。研究者廃業になってなくなる仕事でうれしいのは、論文レビューとかエディターの仕事ぐらいで、研究に関わる多くの活動が私は好きです。申請書書きでさえ楽しいと思える時もしばしばあります。

その後、別の知り合いからマウスのことでメール。数年前に会った時は田舎の大学で研究されていましたが、今は東京の大学に移ったとのこと。近くにくる機会があれば連絡してくれとの有難いお言葉。今の知事が辞めて、コロナがおさまったら立ち寄りたいと思います。アベももう終わりだろうし総選挙も近いとなると、条件次第ではサッサと知事を放り投げて国政復帰もあるでしょうから。

その翌日には、また別の施設に移って行った別の知り合いが一年ぶりにやってきたので、久しぶりに無駄話。研究費がもらえたとのこと。

みんながステップアップしていっていますが、私は同じ場所でずっと綱渡り。でも、「ま、いいか」と、ビールを飲んでダラダラの休日。

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