ようやくアベが辞意を表明。この男がこの8年弱で破壊してきた日本、その負のレガシーを思うと頭がクラクラする思いです。しかし、道のり遠い日本の再生にむけて、アベの辞任は最初の第一歩にしか過ぎません。誰かが言っていましたが、アベを辞めさせたのではなく、アベが辞めたというところが残念です。病気を口実に止めるのは2回目ですけど、今回にしても、ただの検査でメインテナンスだと言った翌週にコレですから、ま、本当の理由は別にあるのでしょう。河井裁判でアベ事務所に捜査が及び自身も逮捕される可能性が高まったからだという推測もあります。本来なら、数回は逮捕されているべき人間であり、病気だからといって法の裁きから逃れるようなことがあってはならないと私は思います。
A級戦犯がのうのうと首相をやり、その孫がのうのうと国家を私物化して、国民生活を破壊し、売国政策を続けてきた、この連綿と続く不条理を総括し、国民に知らしめ、裁かれるべきものは裁かれてしかるべき罰を受けるという例を示さなければ、日本はいつまでたっても未開の国、民主主義後進国です。キッチリとけじめをつけないといけないと思います。モリカケ、サクラをはじめとして、死者まで出した数々のアベ個人の疑惑の解明を妨害してきたのは、行政はもとより司法まで人事権を握って手を突っ込み、電通を使ってメディアを統制し、政権の独裁を許す体制を着々と築いてきた自民党政権でした。政治家として無能で邪悪であったというだけではなく、個人として職位を利用し国家を私物化し行政とメディアを歪めたことは非常な大罪であり、それは法によって裁かれねばならないことです。辞任したからといってこれまで犯した数々の罪がチャラになるわけではない。きっちりと法にのっとって総括し、罪を犯したものは罰を受けさせねばならない、そうでなければ日本はいつまでたっても江戸時代でしょう。まずは河井裁判から。一億5千万の原資とアベ事務所のかかわりを法廷で明らかにしてもらいたい。それが河井氏にとって実刑判決を免れる一手のようです。そしてサクラにモリカケは司法の場でやり直してもらいたいと思います。証人もイタリアから帰ってきたそうですし。