tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ならどっとFMが、インターネット対応に!(2012Topic)

2012年05月21日 | お知らせ
ならまちのFM局「ならどっとFM」が、インターネットを経由することにより、全国で聴取できることになった。奈良ちゅー(中和地区などのニュースを発信する情報サイト)によると

奈良のコミュニティーFM「ならどっとFM(FM78.4MHz)」が「インターネットサイマルラジオ(JCBA)」介して全世界で聴取可能に。

奈良町にある築180年の町屋スタジオを中心に、東大寺門前の夢風スタジオからも放送中のコミュニティーFM「ならどっとFM(FM78.4MHz)」が「インターネットサイマルラジオ(JCBA)」に対応し、インターネット環境さえあれば、全世界どこでも聴取可能になりました。

「インターネットサイマルラジオ」とは?
地上波で流されているラジオ番組をインターネット上やケーブルTVなど複数のメディアで同時配信する仕組みを「サイマル放送」と呼び、英語では「simulcast」と言います。

これで、イマイチ電波の悪かった中南和エリアでもインターネットを介す事により「クリアな音で」「ならどっとFM」を聞く事ができます。サイマルネットワークは「北は北海道から南は沖縄まで」網羅していますので、地元以外の気になる街のチェックも可能ですよ!


以下のならどっとFMのJCBAサイトにアクセスすれば、いつでもリアルタイムで番組を聴取できることになるので、いわばローカルFMが、突然全国ネットになったようなものである。
http://www.jcbasimul.com/program/area06_a03.html

実をいうと「ならどっとFM」では、4月から毎月第4火曜日の午後8時から1時間、私の出演する「ソムリエtetsudaの古事記入門」という生番組が始まっていて、『古事記』にまつわる肩の凝らない話などをさせていただいている。あまり準備せず、女性パーソナリティを相手に軽いトークをする、というコンセプトの番組である(5/22は、山崎カナコさんが登場)。

これまでは奈良市周辺でしか聞けなかったので気が楽だったが、これが全国で聴取できるとなると、ちょっと困るのだが、まぁマイペースで続けようと思っている。音楽を2曲ほど流すことになっていて、これは私のお気に入り「AUN J(あうん・ジェイ)クラシック オーケストラ」の曲(和楽器によるインストゥルメンタル)をかけてもらっている。

なおAUN J クラシック オーケストラとは《もっとポピュラーに、もっとシンプルに、もっとかっこよく和楽器の可能性を表現し、世界へ向けて日本文化と邦楽器の素晴らしさをアピールしていくグループ。ポリシーは「音楽には国境はないが、国籍はある」》(HPより)というグループで、双子の和楽器奏者・良平と公平がリーダーである。

私の番組はともかく、奈良やならまちの情報が全国に発信されるのは、とても有り難いことである。ぜひ多くの方に、今の奈良を知っていただきたいと思う。
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堂本剛ライブ 奈良で 5/29~7/29、全41公演!(2012Topic)

2012年05月20日 | お知らせ
奈良市出身(市立西大寺北小学校卒業)の堂本剛(KinKi Kids)のライブ「shamanippon ~ラカチノトヒ~」が、特設会場「shamanippon ship」(奈良市尼辻北町10-1)で開催される。5月29日(火)~7月29日(日)までの期間中、全41回の開催というから、すごい。

アルバム「shamanippon -ラカチノトヒ-」の発売と、デビュー10周年を記念して行われる公演で、チケットの発売は5月27(日) 10:00から。詳しくはキョードー大阪のHPをご覧いただきたい。全席指定で@8,000円。公演スケジュールはこちらに出ている。

shamanippon-ラカチノトヒ-
堂本剛
ジャニーズ・エンタテイメント


堂本は08年4月20日、奈良市観光特別大使に就任し、以来、全国で奈良のPRに努める「奈良の恩人」である。この情報を知らせてくれたN先輩(奈良市観光協会勤務)は「キャパ550人、41回公演が9割の入りでも、延べ約2万人を動員…、そのうち4分の1が遠来客で宿泊なら、なんと5千泊という数字になります」という皮算用をされていた。

入場料は別として、日帰り客(15,000人)が食事などに@1,300円、宿泊客(5,000人)がホテル代などに@16,000円を使ってくれれば、計「約1億円」(15,000×1,300+5,000×16,000=9,950万円)のおカネが地元に落ちることになるのだ。今回の里帰り公演は、盛り上がること間違いなし。たくさんの堂本ファンの「ヒトノチカラ」を期待しています!

縁を結いて
堂本剛
ジャニーズ・エンタテイメント




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AFS(高校生の交換留学財団)で、ホストファミリー募集中!

2012年05月19日 | お知らせ
NOVAは駅前留学だが、AFS(American Field Service)は「10代留学」である。Wikipedia「エイ・エフ・エス」によると《高校生の交換留学を主な活動とした、国際教育交流団体。日本における活動は公益財団法人AFS日本協会が行っている。高校生交換留学制度としては1947年開始と世界で最も歴史が古く、世界50カ国以上にネットワークを持っている(2012年現在)。本部はニューヨーク。 ホストファミリー、留学生のサポート、オリエンテーションの運営など、主な活動がボランティアによって支えられている非営利組織である》。
※トップ画像と動画はAFS日本協会のHPから、末尾のパンフレットは同大阪事務所制作のものを拝借

《留学生一人ひとりにボランティア相談員がつき、プログラム期間中を通して留学生の適応を見守る体制になっている。また、緊急時の連絡は24時間体制になっているため、留学先で災害が起こった場合などもAFSを通して安否を確認できるようになっている。 出発前、留学中、帰国後にオリエンテーションが実施される。特に出発前のオリエンテーションは同時期に留学する高校生の情報交換の場ともなっている》。

AFS JAPAN~Connecting Lives, Sharing Cultures~


「過去のAFSプログラム参加生」のリストがWikipediaに出ていて、これはすごい顔ぶれである。川口順子(元通産官僚・政治家)、小西克哉(国際ジャーナリスト)、塩崎恭久(政治家)、竹内まりや(歌手)、鳥飼玖美子(同時通訳者)…。私の周辺では奈良女子大学生活環境学部のM教授が過去の参加生で、現在は、AFS日本協会奈良支部長を務めておられる。

AFS日本協会のHPには、海外から日本に来た留学生の手記が出ていて、これがとても興味深い。そのうちの1つを抽出して紹介する。これはタイのイヴさん、「2011年夏から半年間、広島県に滞在 滞在4ヵ月目のレポート」である。

初めは心配でした。なぜなら日本のことをしらなかったからです。日本語を読むことや書くことや聞くことができませんでした。「どうすればよいのだろう?」と心で思っていました。幸せなことに、ホストファミリーと日本の学校とAFSのボランティアが日本語を教えてくれました。今私は漢字をたくさんおぼえました。がんばりました。

私のホストファミリーは江田島にすんでいます。家はお寺です。私はびっくりしました。なぜなら、タイのおぼうさんはけっこんしません。それにタイのお寺はしずかです。しかし日本ではちがいます。でも私はわかりました。そして日本の家族はたのしかった。今まで私はホームシックがありません。

私は料理がすきです。そして私は日本の料理をならいました。今私は日本のごはんにほれました(太ったけれど私は気にしません)。私のホストファミリーはタイ料理を食べました。

おばあちゃんがおちゃをたててくれたら私はそのおちゃをのみます。おいしかった。私は古い日本のうたをうたってみました。私はおもちをつくりました。私はタイの文化やダンスをたくさんつたえました。みんなたのしんでくれました。いつかみんなにタイにきてほしいです。

10月と11月に、タイではこう水がありました。私の町は大丈夫です。しかし、私のホストファミリーや友達や学校がこう水について私にたずねました。私はこたえて、そのこう水についてきにかけてくれたことにかんしゃもしました。2月に私はタイにかえります(かえりたくない!)時間がはやくすぎていきます。チャンスがあれば、私は日本へもう1どきたいです。奨学金のチャンスをもらってかんしゃしています。


AFS WAVE 日本人留学生の声 145



スマート観光推進機構(大阪Myまち遊び)にお務めのHさんの子供さんは、3人ともAFSで10代留学を経験された。以前、とあるメーリングリストにこんな文章を寄せられていた。

AFSは、第1次世界大戦の野戦病院のボランティアを発祥とし、若者に異文化体験をさせることが戦争の抑制につながるとして、世界の高校生留学を支援している。

長女はアメリカに、次女はスイスに、末っ子の長男はオーストラリアに留学した。ホストファミリーの家庭で1年間お世話になり、誰一人、日本人がいない高校で勉強してきた。手紙は1ヵ月に3通程きて、さも親父との交換日誌のようだった。そして元気で頑張っている趣旨の内容が書き込まれていた。

帰国後、こっそり娘の日記を見た。すると心の底から語れない悩みや、勝手の分からない学校生活に、トイレで泣きながらサンドイッチを食べたとの記述もあった。でも、帰国後の娘は逞しく成長していた。

多分、ホストファミリーに気に入られようとして家事も頑張ったのだと思う。友人に精一杯のもてなしの気持ちで、ゆかたを着て日本舞踊を舞ったのだと思う。大切なのは相手を思う気持ちを持つことだ。そして相手を理解することだ。異文化交流はまちがいなく人間を成長させる。

ただ、今の日本の若者は苦労してまで留学をしようと思っていない。確実に留学する学生数が減少している。また、海外からの留学生を受け入れるホストファミリーのなり手も減っている。もう一点、大きな問題がある。海外に留学した学生が帰国した時に、就職として受け入れる企業が少ないことだ。

訪日留学生も同じ苦労をしてきた。1年ほど前から訪日留学生の企業の受入態勢も良くなったようだが、さらに改善されなければならないと思う。留学は、単に学業の世界だけではない苦労がある。そして喜びがあり、成長がある。このように成長した若者を有効に活用しないのは、社会として損失である。


AFS WAVE ホストファミリーの声 201



元ホテルマンとして海外でも活躍された安村英明さんから、こんなメールをいただいた。奈良県下でAFSの留学生を初めて受け入れたのが安村宅だったそうで、そのご縁で、現在AFS日本協会奈良支部の幹部(CR開発担当)を務めていらっしゃる。

アメリカ・ミルウオーキーの Mr. Donald T. Rodenは、奈良市立一条高校外国語学科に留学。短期でしたが毎日が楽しい思い出ばかりで、その経験が発端となり、小生は国際派に走った人生となりました。Donは数年後、京都大学に一年留学し、その後ニューヨーク大学教授(東洋歴史学)となり、小生のホテルでの国際セールス時は、年2回ニューヨークで親交を深めておりました。私のAFS奈良支部での経験はまだ1年も経っていませんが、寄付金も賛同してくださる企業、協会団体も増えつつあります。そして小生の後輩からも、お手伝いの申し出があり、うれしい限りです。


私には海外留学の経験はないが、学生時代、初めて海外旅行に行ったときの体験は、今でも鮮やかに甦る。飛行機嫌いの父親の代わりに、業界団体の視察団に加えてもらい、カナダとアメリカを1週間ほど訪ねたのであるが、見るもの聞くもの食べるものすべてが新鮮で、カルチャーショックとはこのことか、と思い知った次第である。最近は留学どころか、海外旅行をする若者が減っているが、海外経験は若いときにしてこそ、生きてくる。私の周辺で「海外に行ってきた」というのは若い職員ではなく、シルバー層ばかりである。豪華客船による世界一周クルーズは「動く老人ホーム」と陰口をたたかれている。だから私は「若者は海外へ、シルバーは奈良へ」と唱え続けている。

AFS WAVE ホストファミリーの声 223



閑話休題。AFS日本協会では、現在、春から秋にかけて来日する留学生を受け入れてくださる「ホストファミリー」を募集している(期間は6週間~1年)。同協会のHPには《AFSでは、日本を肌で感じたいと思っている多くの若者を、家族の一員としてホームステイで受け入れてくださるホストファミリーを募集しています。日本にいながら多様な価値観や文化を共有できる、素敵な体験をしてみませんか?》とある。AFS日本協会大阪事務所のパンフレットには

ホストファミリーの条件は?
●海外からの高校生(留学生)を家族の一員として温かく迎えてくださるご家庭
※ご家族の方との相部屋でもかまいません
●ボランティアで留学生を受け入れ、食費を含む生活費を負担いただけるご家庭
※AFS生のために特別な献立をご用意いただく必要はありません。普段召し上がるものに1人分追加してご用意下さい
●通学費・医療費はAFSが負担、小遣いは留学生本人が負担します


■お問い合わせ先■
公益財団法人AFS日本協会 大阪事務所
〒564-0027 大阪府吹田市朝日町3-405
TEL 06-6317-3955(月~金/9:00~17:00)
E-mail info-osaka@afs.or.jp Web http://www.afs.or.jp/


なお日本人のホストファミリーが外国語を話せなくても、全く問題はない。留学生が、日本語を話すからである(留学生は日本語を学ぶために来ているのだから)。聞くところによると、奈良県下でホストファミリーを務めてくださるご家庭は、他府県に比べてとても少ないのだそうだ。ぜひ、たくさんのご家庭で、海外からの10代留学生を受け入れていただきたいと思う。

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いよいよ近づく!五條市で天誅組の史跡を訪ねる(第10回古社寺を歩こう会)

2012年05月18日 | 古社寺を歩こう会
来年(2013年)は、「天誅組蹶起(けっき)150年」にあたり、県下では様ざまなイベントが計画されています。これを先取りして6/2(土)、「第10回古社寺を歩こう会」として、「五條市で天誅組の史跡を訪ねる」というウォーキング・ツアーを開催します。本日(5/18)を締切日として、すでに約50人のお申し込みをいただきましたが「100人までは大丈夫です」(五條市観光ボランティアガイドの会)との心強いお言葉をいただきましたので、募集期限を5/25(金)まで延長いたします。まだお申し込みいただいていない方は、ぜひこの機会にご参加ください。

5/4(金)に下見を行い、訪問地の順序などを少し変更しました(集合・解散の時間などは変更ありません)。以下に最新のスケジュール表を掲げておきます。
(午前中は天誅組の史跡、午後は重伝建・新町通りを中心に歩きます。)


これら3枚の写真は、長屋門で撮影(5/4)

○スケジュール(案)
6月2日(土) 雨天決行・荒天中止
10:30頃 JR五条駅前集合(和歌山行は10:23着、奈良行は10:30着)
開会式のあと、10:45マイクロバスで五條代官所長屋門(史跡公園)へ
長屋門前で北谷美和子さん(五條市観光ボランティアガイドの会)のご講話をお聞きし、その後五條市役所・旧五條代官所跡、桜井寺・天誅組本陣跡、乾十郎顕彰碑など

12:40頃 五條市立体育館着(昼食・お味噌汁のふるまいとお話)
田中修司さんのご挨拶(「維新の魁[さきがけ]・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会会長。先ごろ朝日新聞に「人生あおによし」を執筆されました)
舟久保藍さん(同協議会特別理事)によるご講話

13:40頃 乾十郎宅跡、栗山家住宅(重文)、中家住宅(県指定文化財)、森田節斎宅跡、まちや館、まちなみ伝承館、松倉公園、五新鉄道高架橋、西方寺など

15:15頃 山田旅館(筏宿[いかだやど]で、市内最古の旅館)館内見学
15:45頃 解散

直帰の方は、徒歩でJR大和二見駅へ向かう(約10分)。
(王寺方面16:18発、和歌山方面16:06発)
懇親会(打ち上げ)参加の方は、そのまま山田旅館で懇親会(90分程度)。
終了後、徒歩でJR大和二見駅へ。(王寺方面17:45発、和歌山方面17:55発)



○歩く距離は、約3kmです(舗装道路)。
○新町通りでは、老舗「餅商一ツ橋」のお餅をお1人1個、プレゼントします。
○上記3名様のほか、五條市観光ボランティアガイドの会、天誅組大和義挙150年記念事業実行委員会、「維新の魁・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会などに特別協力していただきます。
○昼食には、柿の葉すし本舗たなかの寿司弁当を用意しています。
○ツアー参加者全員に、舟久保藍さんの著書『維新の魁 天誅組』(頒価1,000円)を進呈します。ご希望者には、五條のお土産も斡旋いたします。
○参加費 @2,500円(当日集金。昼食代、書籍代、ガイド料、保険料などすべて込み。JR五條駅までの交通費は各自負担)
○懇親会参加費(別途・希望者のみ)男性@3,000円、女性@2,000円(当日集金)



お申し込みは、
1.ご住所
2.お名前
3.携帯電話番号(またはご自宅の電話番号)
4.懇親会(打ち上げ)参加の有無


を明記の上、以下の専用アドレスあてメールをお送りください(グループでご参加の場合、ご住所と電話番号は代表者のみで結構ですが、お名前は全員の氏名をお知らせください。また打ち上げ参加の有無も、全員分をお知らせ願います)。携帯ではなく、パソコンからお送りください。着信があり次第、私から返信いたします。

gojo@goo.jp

お申し込みの締切は、5月25日(金)といたします。
直前(5月28日以降)のキャンセルは、お1人1,000円を申し受けます。

※「奈良まほろばソムリエ友の会」の既存メンバー(昨年に入会され、メルアドをお持ちの方)および「なら観光サロン」のメンバーには、別途アドレスからメールをお送りしていますので、そちらのアドレスに「返信」でお申し込みいただいても結構です。

ガイドつきウォーキングとお2人の講話、ガイドブック、名物弁当とお味噌汁、「餅商一ツ橋」のお餅がついた「第10回記念」特別ツアーです。たくさんの方のご応募をお待ちいたします!
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十津川村応援 日帰りバスツアー、6/23(土)開催!(2012Topic)

2012年05月17日 | お知らせ
昨年9月の台風12号で大きな被害を受けた十津川村を訪ねる日帰りツアーの参加者を、近鉄が募集中である。参加費は8千円程度で、募集人員は40人(最少催行人員は30人)だ。同社のニュースリリース《十津川激励! 日本一を体感する弾丸日帰りツアー~ 普段は通行できない「幻の五新鉄道」路線バス専用道も走行~》によると、

近鉄では、6 月2 3 日( 土) に、日本一運行距離が長い路線バス車両に乗って、日本一広い村「十津川」にある日本有数の長さを誇る鉄線つり橋「谷瀬のつり橋」を渡る日帰りツアーを実施します。

本ツアーでは、日本一長いバス路線( 全長1 6 6 . 9 キロ)である奈良交通八木新宮線が来年で5 0 周年を迎えるのに先立ち、普段は通行できない「幻の五新鉄道」路線バス専用道を経由して、途中、長さ2 9 7 メートル、高さ5 4 メートルを誇る谷瀬のつり橋を渡っていただいた後、「ホテル昴」にて昼食、天然温泉をお楽しみいただきます。昨年の豪雨で被害を受けた十津川村を激励する意味も込めて、身近にある日本一を楽しんでいただければと考えています。

≪ 参考≫
幻の五新鉄道… 五條市から新宮市までを結ぶ鉄道を建設するため昭和1 2 年に着工。戦争激化により工事は中断され、戦後、工事が再開されるも、経済社会情勢などの変化により再び工事は中断され、鉄道路線は完成しなかった。その後、国鉄( 現J R ) のバス路線として一部区間を使用していた。現在は、奈良交通の五條西吉野線の運行に使用している。一般車両は通行できない。


現地滞在は2時間程度で、往復の8時間は車中となる。日本一長い路線バスを使い、日本一広い村を訪れるというユニークなバスツアーである。

4/22(日)に開かれた「アースデー2012inなら」(市民生活協同組合ならコープ)では《十津川村の更谷慈禧(よしき)村長は土砂崩落で電話や電気などが途絶え、約100世帯が孤立した状況を振り返り、「村民は役場に助けてといえず、テレビも見られず状況が分からなかった」と語った。復興に向けた取り組みも紹介し、「台風前よりすばらしい村にしたい」と抱負を述べた》と紹介されていた。台風前より素晴らしい村にするには、村外からの応援が必須である。

皆さん、ぜひツアーに参加され、十津川村の天然温泉と美味しい食事、「幻の五新鉄道」路線をお楽しみください!


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