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かげろう座2012は、5/27(日)開催!(Topic)

2012年05月24日 | お知らせ
現在の形の「かげろう座」としては最後となる「自由市場 かげろう座2012」は、5月27日(日)10時~16時、五條市の新町通り・エビス通り・商励会通りで開催される。スタッフが高齢化するなか、第20回となる今回で一旦ピリオドを打ち、今後の開催については、今年と来年の1年間をかけて検討されるとのことである。今朝(5/24付)の産経新聞奈良版《五條の名物フリマ「かげろう座」終了へ 27日の20回目》《市民ら「続けてほしい」運営メンバー高齢化》によると

江戸時代の町並みを残し、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)にも指定されている五條市の「五條新町」地区で毎年、開催されてきたフリーマーケット「かげろう座」が27日、20回目の今年を最後に終了する。運営する実行委員会メンバーの高齢化などが理由。市民らからは「続けてほしい」との要望も根強いが、後継者の確保も難しいため、惜しまれながらの閉幕となる。

かげろう座は、五條新町地区の活性化を目的に、地元住民らが平成5年に始めた。地区を走る旧街道約2・5キロの沿道にある家の軒先などを使い、フリーマーケットを開催。作家が手作りした木工品やガラス製品などの商品を並べ、販売してきた。最初の来場者は約2千人だったが、年々増加。五條新町が重伝建に指定された22年には約6万8千人が訪れ、名物イベントとなった。

一方で、運営する実行委メンバーも、始めた当時は30~40代が中心だったが、次第に高齢化。フリーマーケットは実際に住んでいる家の軒先を借りるため、地域的なつながりのない地区外の市民を後継者にすることは難しく、今年を最後とすることにした。実行委メンバーの北山和生さん(62)は「当初の目的は達成されたし、自分たちも年を取った。イベントが大きくなりすぎて収拾がつかなくなったので、今年で一区切りつけようという結論に達した」と説明する。

来場者が増えれば店も増え、店が増えれば来場者も増えるという相乗効果で規模が膨れ上がり、いまでは手作り作品以外の店も登場。会場ではバンドのライブなども行われている。こうした現状に、北山さんは「出店者を絞るのも不公平になるし…」と運営の難しさを打ち明ける。ただ、フリーマーケットの出店者や市民らからは「やめないでほしい」などと存続を求める声も依然、根強い。

このため実行委では、いったんかげろう座を終了した後、小規模化したフリーマーケットとして年2回程度開催する案や、テーマを決めて出店者を絞りこむ案なども検討しているが、来年以降の予定は現在のところ白紙の状態だ。北山さんは「続けるにしても、自分たちに見合った形にしていきたい」と話している。最後となるかげろう座は27日の午前10時~午後4時、五條新町の新町通りなどで開催。約400店の出店を予定している。問い合わせは実行委((電)0747・22・2720)。

イベントが小規模だと集客力がないので開催する意義が薄い、しかし大規模になると運営が難しくなる…。主催者にとってはジレンマであるが、第3の道はあると思う。それはぜひ、時間をかけてじっくりと検討していただきたい。何しろ、県下有数のフリーマーケットなのだから。

昨年は季節外れの台風で中止となったので、今年は2年ぶりの開催である。
ぜひ、お訪ねいただきたい。
※パンフレットはこちら、マップはこちら


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