tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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十津川村応援 日帰りバスツアー、6/23(土)開催!(2012Topic)

2012年05月17日 | お知らせ
昨年9月の台風12号で大きな被害を受けた十津川村を訪ねる日帰りツアーの参加者を、近鉄が募集中である。参加費は8千円程度で、募集人員は40人(最少催行人員は30人)だ。同社のニュースリリース《十津川激励! 日本一を体感する弾丸日帰りツアー~ 普段は通行できない「幻の五新鉄道」路線バス専用道も走行~》によると、

近鉄では、6 月2 3 日( 土) に、日本一運行距離が長い路線バス車両に乗って、日本一広い村「十津川」にある日本有数の長さを誇る鉄線つり橋「谷瀬のつり橋」を渡る日帰りツアーを実施します。

本ツアーでは、日本一長いバス路線( 全長1 6 6 . 9 キロ)である奈良交通八木新宮線が来年で5 0 周年を迎えるのに先立ち、普段は通行できない「幻の五新鉄道」路線バス専用道を経由して、途中、長さ2 9 7 メートル、高さ5 4 メートルを誇る谷瀬のつり橋を渡っていただいた後、「ホテル昴」にて昼食、天然温泉をお楽しみいただきます。昨年の豪雨で被害を受けた十津川村を激励する意味も込めて、身近にある日本一を楽しんでいただければと考えています。

≪ 参考≫
幻の五新鉄道… 五條市から新宮市までを結ぶ鉄道を建設するため昭和1 2 年に着工。戦争激化により工事は中断され、戦後、工事が再開されるも、経済社会情勢などの変化により再び工事は中断され、鉄道路線は完成しなかった。その後、国鉄( 現J R ) のバス路線として一部区間を使用していた。現在は、奈良交通の五條西吉野線の運行に使用している。一般車両は通行できない。


現地滞在は2時間程度で、往復の8時間は車中となる。日本一長い路線バスを使い、日本一広い村を訪れるというユニークなバスツアーである。

4/22(日)に開かれた「アースデー2012inなら」(市民生活協同組合ならコープ)では《十津川村の更谷慈禧(よしき)村長は土砂崩落で電話や電気などが途絶え、約100世帯が孤立した状況を振り返り、「村民は役場に助けてといえず、テレビも見られず状況が分からなかった」と語った。復興に向けた取り組みも紹介し、「台風前よりすばらしい村にしたい」と抱負を述べた》と紹介されていた。台風前より素晴らしい村にするには、村外からの応援が必須である。

皆さん、ぜひツアーに参加され、十津川村の天然温泉と美味しい食事、「幻の五新鉄道」路線をお楽しみください!


コメント (2)
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