電柱の左側、細い線を繋いだ平行電線は完璧にハト除け効果が発揮されている。右側のイガイガも機能しているけれど、端の切れた部分や碍子や接続部分などの隙をついてハトはちゃっかり止まっている。電柱の周囲半径1m以内は糞害要注意ゾーンのまま。
いつも数十羽で群れている、このあたりのドバトは、山科川の土堤のり面が主な餌場だ。人をあまり怖がらないけれど、子どもや犬に驚かされて飛び立った時などの一時休憩の場所として、この電柱と電線が利用されてきた。今は団地の屋根などに分散して止まっているようだ。ハトを代弁するならば、『糞寒い世の中になってきたもんだ』。