先日の土曜日、ホテルでの食事会を兼ねた、ある小さなお祝い会に参加した。
祝われる人数が半数近くで、私は祝う側だったけれど、会の最後に小さな花束が全員に与えられた。
本来ならば、花束贈呈が式の最後を飾るイベントであるべきところだけれど、以前はそのように華やかになされたものだけれど、時代が移り構成メンバーの高齢化が進み、世の雰囲気も変わって、このような形になった。
などと書いても、読んでくれる方にはさっぱりわからないだろうし、書いている私自身が何となく『いやいや、そうではないな・・』と思いつつ変な感じで事実からずれていく。
何はさておき、会の最後に、赤とピンクと緑色のカーネーションの小さな花束を一つずつ持ち帰るようにと伝えられたのでありました。
具合が悪くなって、急遽不参加となった人が、全員にと気配りをしたという話だった。
それはともかく、私が花束のところに進んだときには、まだ3色とも残っていて、私はためらうことなく緑色を選んだ。
初めて見た緑色のカーネーションに、これしかないと惹かれた。
それぞれの色を選んだ人の、皆がそれぞれの色にふさわしい。
パッと色分けされた人達がいて、妙に納得感心腑に落ちた。