鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ニホンミツバチの家畜化

2018年10月27日 00時23分24秒 | 




ついつい可愛さのあまり、今までしないでいた餌やりをした。
2群いるうちの片方は、確実に冬越しをできるだろうと思われる元気な群。
もう片方は弱小の群で、ある時期から巣の成長が止まり、紡錘型の下側にも少数が張り付いているだけでハニカム内も空っぽ。
オオスズメバチは見てないけれど、キイロスズメバチはしょっちゅう来ているのを見る。
強群の方は働きバチの出入りが多いので少し気後れするのか、弱小群の方に回ってミツバチを捕獲していく。
キイロスズメバチは1匹ずつやって来ては働きバチを1匹さらっていくのだ。
その繰り返しが、強群はますます強大になり、弱小群はますます貧弱になるという人間社会の貧富の差と同様な現象となっているのか。
弱小群は蜜の採取もしていないのに、このまま冬越しもできなかったら最悪。
そこで、前に購入していた給餌器を初めて使うことにした。
お湯に同じ分量(重さ)の砂糖を混ぜるということだったので、白砂糖と赤砂糖半々にした。
そうしたら、いい按配に蜂蜜色になった。
工作に手間暇をかけるのは苦にならないどころか楽しみなのだが、ニホンミツバチに餌(砂糖水)をやるのは本当ならしたくない。
ペットから家畜にしてしまうようで、気分的に納得いかない。
でも冬越しのためなのだからと思い定め、弱小の方だけやるのは不公平なので、両方にやった。
強群は砂糖水がぐんぐん減っていったが、弱小群は丸一日経っても全く減らなかったので、これはもうダメなのかと群一つを諦めざるを得ないと思った。
ところが次の日になったら、少しずつ減り始めて完食。
だからといって花蜜採集に出かけないわけではなく、出かける方も活発になって来たような気配。
2杯目を投与したら400gほどを4時間で完食した。
次は強く雨が降ったら与えるつもり。
コメント (4)
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