
城崎に所用で出かけた。
帰りに玄武洞に寄り、珍石、宝石の原石、化石の数々を展示した玄武洞ミュージアムに酔った。
それらの大きさがまともではなく、度外れたのばかり。
どれだけの価値があるのか計り知れないスケールだけれど、一人のコレクターによる偉業。
その中に、フェルメールの有名な絵の材料となった珍石ラピスラズリがあった。
この絵については、最近身近で話題になった。
友人が車を運転中に、たまたま我らの仲間の女性が菜っ葉を抱えて道を歩いているのを目撃した。
彼はその瞬間、フッとこの絵を想い出したので、車を停めての声掛けをしないでしまったというのである。
有名な絵を想い出すという、絵に描いたような一瞬を味わったことを照れながら話してくれた。
じつに良い話で、彼が古希を過ぎていて、彼女が古希間近ということは、ほぼ問題にならない。
追記;ラピスラズリをタピスラズリと、これを書くときに思い込んで書いていた。最近そういうポカが多い。頭の中で思い込みがコダマして、そこから抜けられなくなる。ふと今朝になって見直して、アレマと思って訂正。A.M.9:13