鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

労多くして実りこれっぽっち

2018年11月20日 00時45分46秒 | 農事


実質4日かけて蕎麦の脱穀を終えた。
まだ最終的なゴミ除きは済んでいないけれど、結論から言えば、蒔いた種の1.5倍余りしかできなかった。
小さい実は中が詰まっておらず、手箕でしゃくって息を吹きかければ飛んでいく。
歩留まりを考えたら、せっかく選別した実も外にぶちまけたくなる。
飼っている愛しいニホンミツバチの蜜のための蕎麦作りだったのだから、これでいいのだ。
しかし、刈り取って、干して、脱穀して、ゴミを取り除いたり、芋虫をつまんだりした労苦を考えたら、どれだけ高価な玄蕎麦か。
いやいやそうではない。
一から始めた全ての初体験が得難い宝と思うべし。
昔の古い一升枡があった。
尺貫法だろうけれど、測ったら大体15センチ四方の深さが8センチ。
15×15×8=1800で、正しく1.8リットルの一升だ。
およそ10升の一斗は一俵の四半分か。
これ全部の中でも、今夏に蒔いたような種として発芽するのは、蒔いたと同量6kgほどしかないだろう。
検索したら、蕎麦スプラウトというのもあるそうで、クセがなく美味しいそうだ。
花時の茎葉花をサラダにして食べたりもするようだ。
玄蕎麦を煎ってお茶にするというのもあった。
この実はどうするか。
粉にする石臼も手に入れていない。
総ては泥縄で、来春どうするかも最後は決めなくてはならない。
コメント (2)
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