さわし柿を作ったからと、同級生からもらった渋柿の焼酎づけ。
焼酎を付けた日も書いてあり、あと1週間ほど置いてからと言われているのに、食べたらやはり渋が残っていた。
今年は熊が里に出てきたという目撃情報や、負傷事故のニュースが実家近辺で多い。
ドングリの類が実を結ばない年で、里の柿が狙われるそうだけれど、渋柿ならだいじょうぶなのだろうか。
熊はかなり嗅覚が発達しているというから、においで甘いか渋いか判るのかな。
10kg2袋は農事の師から購入した玄米。
自分達は小米を食べているけれど、遜色ない味だと奥さんは言っていた。
クズ米と言ったりする小米は、選別する網から落ちた規格外で、自作できなくなった田を借り受けて大規模にやっている農業法人で出たそれらのクズは煎餅の原料として安く引き取られるのだとか。
味にあまり変わりがないなら米粒が小さくてもいいじゃないか。
師との付き合いがあるから安いという小米を買うわけには行かないけれど、師が農業を引退して自分の田を農業法人に任すことになったら、わが家はすぐに小米消費者になるだろう。
左下の大豆は枝豆として作ったけれど、自分で食べても周りの人に差し上げても余ってしまったものを秋まで放置し大豆として収穫したもの。
私の留守中に師が引き抜いて干しておいてくれた。
鞘(さや)から豆を取り、箕(み)でゴミをふるい分けたら、昔の升でちょうど2杯あった。
黒かったり紫っぽかったりするのは、タネには不適格だけれど食べる分にはなんともないとか。
タネ豆も田舎の再従兄からもらったものなので、今後はこの豆を繋いで行くことになる。
右下の蕎麦は、昨年春に6kgのタネを買って蒔き、粉に挽くほどもできなくて、残したタネが6kg。
今年は暑い夏だったこともあり、台風で倒れたりもあって、収穫しにくかった。
昔の稲刈りのようにして、刈って干して脱穀するというのは諦めて、しごいて採ったから、ついついいい加減な仕事になり、結局採れたのは5.2kg。
だんだんジリ貧になって行くのかもしれないけれど、ソバ打ちを目標に作っているわけではなく、ミツバチの蜜源として花を咲かせているのだと思えば目標は達成。
しごいて収穫時にかなりこぼれたタネがあるので、ソバは春から芽を出し夏前には咲く。
その花が実となる前に、採れた5.2kgを肥料と混ぜて蒔き、耕運機をかければ良い。
ソバは二の次、蕎麦打ちなんぞは三の次で、蜜源の花としては良い案配になると、言い訳をするつもり。