蜜蜂のハニカムに蜜があまり溜まっていない。
このままだと越冬できない事態になりそうなので、給餌すべしというわけで砂糖水を作る。
グラニュー糖がよいとか他の高価な糖の紹介もあるけれど、白糖でもよいという記述があることだし安い白糖を買って砂糖水を作る。
砂糖水だって働き蜂が吸って口移しに渡っていくうちに蜂蜜になるのだから『白砂糖が原料の蜂蜜になるのはどうもなぁ』という気がするけれど、越冬のための備蓄蜜となれば良いのではないかと。
お湯を沸かして砂糖を入れて焦がしてしまったのを与えると蜂が死ぬとか害になるとかの記述もあり、一番良いのはペットボトルに入れて振って溶かすとあった。
そこでそうしようとは思うけれど、砂糖をどうやってペットボトルに入れるのか・・ということになる。
そうして考えたのが、1升5合入り焼酎ボトルの大口を利用する方法。
2リットルペットボトルを切ってジョウゴ代わりにして差し込み砂糖を入れ水をそそぎいれるというやり方。
完璧という程うまくいくわけではないけれど、砂糖をこぼすのはわずかで済んだ。
1:1の50%砂糖液を作ろうとするわけだけれど、単なる水ではなかなか透明な砂糖水にならない。
調べてみると、100g20℃の水に204gの砂糖が溶けるそうだ。
0°Cでも179g、40°Cで238gというのだから、今の気温の1Kgの水に1Kgの砂糖だったら簡単なはずなのに。
そこで少しだけ鍋で温め箸で突きながら注いで振り続け、ようやく白濁のない砂糖水を作って給餌した。
給餌器はネットで買った優れもので、しゃもじ型の蓋をしてからひっくり返し、給餌用の穴からシャモジ部の柄を差し込むと、蜂も溺れないで済むし飲んだ分だけ下がっていく仕組み。
昨冬は2群のうち、1群が餓死した。
今冬は4群に増えたがどうなるか、手探り的に対策をしている・・つもり。