![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/03/223e6c38d2c26d09093b105c211cb8bc.jpg)
よその敷地にあるものを撮るのは、躊躇われるけれど、これは明らかに通りすがりの人目に触れさせたい意図を感じた。
気づいたからには立ち止まって鑑賞するか、スマホを取り出して撮らなきゃいけないような雰囲気。
虎としたが、もしかしたら獅子かと迷うのは今まで数限りなく観てきた実物や実写映像からかけ離れているからだろう。
実際の虎は特有の陰険な眼つきをして、隙あらば跳びかからんと生臭い息を吐いている感じがするものだ。
それに対して、この虎は擬人化された怒りの表情の造作物としての迫力があって素敵だ。
どうして剣玉なんぞ咥えているのか、と首を傾げさせるのが所有者の思惑なのだろうし、暫時首を傾げる。
剣玉をウィキペディアで見たら『表記には剣玉、拳玉、剣球、拳球などがあるが、21世紀初頭では「けん玉」が一般的』とあった。
虎に剣玉を咥えさせても、面白いようで面白くもなく、ユーモアがはぐれている、気がする。
造花の薔薇でも咥えさせた方が、さまになるのではないかと思われる。
次に通ったときに何か変化があれば、日替わりで意匠をこらしたりするのかと、毎日確認しに行かないではいられなくなるのだが。